応援コメント

三、幸福(オフェンス)な姉(プリンセス)と不幸(デフェンス)な妹(ウィッチ)と。」への応援コメント

  • ループしなかったり出来なかったりしたらどうなるんだろう……

    作者からの返信

     初めまして、『異能棋戦血風録』の作者の881374でございます。

     今回はご丁寧な応援コメントをお寄せいただき、誠にありがとうございます!

     確かに、ループしなかったり出来なかったりしたら、大変ですよね。

     中でも一番困るのは、某作品の『エンドレスエイト』のように、ループの世界の中に閉じ込められてしまうことでしょう。

     ──実はこのことに関しては、私自身現在においては、まったく新しい見解を有するようになっております。

     具体的には、非常に斬新なもので、「実はループなんて実際には行っておらず、現実世界に対してあらゆる別ヴァージョンの世界の『記憶』を、すべて一気に脳みそに刷り込まれて、そのすべての記憶を実際に脳内で映像的に再生するわけではないが、あくまでも知識としてすべてを知っている」といった状態にあるものとしております。

     つまり『エンドレスエイト』で言えば、キョンたちには最初から『無限の8月の記憶』を与えられていて、別にいちいちそれぞれの一日を体験しているわけではなく、ループ内のそれぞれの『8月』にも順番なぞなく、けして原作における最後の『8月31日』が、無限の『ループの記憶』の最後の日付では無いということになります。

     もっとわかりやすく例え直しますと、レンタルビデオ屋からアメリカの超人気テレビシリーズを、シーズン1からシーズン10までの全巻を一気に丸ごと借りてきて、確かにその作品のすべてのエピソードが手元にあるものの、そのどのエピソードを見るかも、どの順番で見るかも、すべては借主次第というようなものなんですよ。

     実はヒロインの『負ける未来だけを予知する力』も、この『ループの記憶の丸ごと脳内インストール』の『不幸な未来限定版』みたいなもので、彼女が勝負に負ける『未来の記憶』のみを、丸ごと一気に脳内にインストールされて、それをすべて瞬時に参照して、絶対に負けない戦法をとり続けることを可能にしているといった次第であります。

     ちなみに他人様の作品になりますが、『リ○ロ』のス○ル氏も、あくまでも脳内において、『自分が失敗して死ぬ記憶』を延々とループすることによって『敗北から学んで』、たった一度の『現実の勝負』においては、必ず勝利を得ているものと、勝手に想像しております。

     ……とまあ、長々といらぬことまで述べまして、大変申し訳ございません。

     これに懲りず、また私めの他の作品にもご興味を持たれますよう、心からお祈りいたしております。