R4.2.27『あ、安部礼司』の感想

安部礼司の日常はギリギリにあふれている。

例えばオモヤマちゃんが最近思いきって髪を切ったが、「髪を切ったの似合ってるね」はコンプライアンス的にアウト。似合っていることを褒めたいがこのご時世はアウト。


思いつくとすぐ言っちゃう安部礼司。不用意に言った言葉を相手はどう受け取るか分からないから気を付けるように言われていた。

⇒どんどん自縛していくご時世。客観性よりも主観性をルール化すると結局強者に有利にルールになるのは自明の理。



安部礼司は丸亀うどんのトッピングで迷う。カロリーが気になるお年頃。

あとはメールの返信。4時間以上返信がないのはセーフかアウトか。


カッコウの托卵はセーフかアウトか。自分の子供よりも拾ってきた子供を大事にする狼はセーフかアウトか。動物たちの世界のルールを人間のルールに当てはめるのはどうだろう。


ギリギリセーフやギリギリアウトを考えることは相手への思いやりを考える。お疲れ様やご苦労様の「様」は、相手への感謝を意味する。「様」を省略するのはしないようにしよう。



<最近遭遇したギリギリセーフ/ギリギリアウト>

[部長さん]

〇ギリギリセーフ

・朝起きてその日の予定に気づく。

〇ギリギリアウト

・安部礼司の8時間の収録のあと10時間の打ち上げしたと話を盛った。


[出向王子]

〇ギリギリセーフ

・家飲みして朝起きたら変なところで寝ていた。

〇ギリギリアウト

・公共のギャンブルで給料一か月分を失う。

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