R3.10.31『あ、安部礼司』の感想

安部礼司が目を覚ますとそこは見たことのないオフィスだった。部長に進められて入った部屋で、たこ焼きゲームを強制参加させられる。確率50%でタコが入っている。入っているたこ焼きを食べたら当たり。給料が倍。はずれたらクビという「たこゲーム」が始まる。


という夢を見た安部礼司。それはネットフリックスでドラマ「イカゲーム」を見ていたから。



オモヤマツラミは気が重い。なぜなら部長から大きな仕事を任されたから。一瞬だけ気が迷ったがここを逃がしたら二度とチャンスがないかもしれないので手を挙げた。しかし部長は妥協しない。なかなかOKがでない。


今にも押しつぶされそうなオモヤマツラミに、アベレッド、イイノブルー、モエソデピンク、ユウバイオレット、デムカイグリーンの「幸せに生きるにはコツガイルンジャー」が登場。


まずはアベレッドこと鈍感レッド。仕事のプレッシャーにまるで気づかない鈍感力。上司の怒りに気づかないフリをしてピンチを脱出。悩みに向き合わないことで幸せはおとづれる。


つぎはイイノブルーこと謝罪ブルー。プライドでなかなか謝れないかもしれないが、謝ることでピンチを脱出。電話で謝る声の謝罪⇒対面で謝る態度の謝罪⇒メールで謝る文字の謝罪。これぞ謝罪のミルフィーユ。


そしてモエソデピンクこと甘ったれピンク。たまには誰かに甘えることも大事。


安部ユウじゃなくて思い出バイオレット。現実がつらくなって逃げたくなる場所。それが思い出。


最後はデムカイグリーンこと小確幸グリーン。小確幸とは村上春樹のエッセイにでてきた「小さな確かな幸せ」のこと。洗濯物がパリっと乾いたり、そんな日々の小さな幸せを感じること。



後半はイマツボデータバンク。今週は「小さな楽しみ」。


・愛犬3匹と寝ること

・アウトドアチェアで晩酌をしながら読書

・朝の徒歩通勤でいつも見かける原付に乗っている男の人。雨の日も風の日も(おそらく)通勤している姿をみて勇気をもらっている。

・苔テラリウムを育てるのにハマった。



朝早くの神保町。オモヤマツラミがカフェにいくとモエソデリスミがいる。毎日出社前にカフェをするのがモエソデリスミのモーニングルーティン。オモヤマツラミはそのカフェの窓からいつも見る、がんばれおじさんを心のなかから応援する。毎朝目をギンギンさせて出社(している)おじさん。

調べると毎朝パチンコに並びに言っているおじさんだった。



鈍感力。

恋の悩みを生み出すのは2種類しかない。それは現実と妄想。恋愛ではこの妄想の部分が占めているのでは。

現実:具体的な事実。

妄想:根拠のない頭のなかにしかないこと。


これは仕事にも当てはまるのでは。

⇒その通り。電話で聞けばすぐ終わることをメールで延々と聞いたりしたり、本人じゃなくて周りの人に相談したりしてる。どうしてこんなことをするかって、自分なりに考えてみたら以下の2つが当てはまるのなか、と。

①相手に直接聞いて、直接的な自分のストレスを知るのが辛い。

②相手に直接聞いて、そのときは解決したとしても今後の関係性(別の仕事)にひびくのではないか、と思う。



最後はメンバーの小さな幸せ

・部長:最近買い換えたテレビでいっぱいやりながら映画を

・飯野っす君:ランチビール

・出向王子:コンビニでアテを探してたら意外にカロリーがなかったこと

・モエソデリスミ:キラキラしたところでゼロがいっぱいついたお肉をたべること

・オモヤマツラミ:お釣りのなかにギザ十がふで五を探すこと


以上

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