R3.2.7『あ、安部礼司』の感想

敬語を使えない部下をどう思うか、と出向王子。

それはエイタにそっくりなタメグチユウタの話。相手が気にしなかったら良いんじゃないか、と安部礼司。なによりユウタはエイタにそっくり。ユウちゃんがゾッコンだった。そんなユウタは以前言っていた意中の相手がまだ好きだった。それを聞いたユウちゃん。奥手な男子には不安よな、アベユウ動きます、となった。



ヒタチノナツトは朝からユウちゃんの圧力がすごい。ユウちゃんがナツトに色々と聞いてくる。

ナツトはため口許せないタイプ。ユウタ

今年のバレンタインデーは日曜日のため職場のチョコは不要だ、と安堵する。しかしチョコを渡せないのは寂しいなとオモヤマちゃんが思っていたら、ナツトは友チョコをポスチョコで渡すという。

ポスチョコとは、チョコの包装紙に宛先を書けるようになっていて、そのままポストに送ることができる、というタカシマヤがコロナ禍で提案する商品。

⇒いろいろ考えるねえ。



部長さんはこの時期になるとそわそわする。当然バレンタインデーだから。しかし今年は日曜日で、チョコがもらえない、と嘆いていると、マツテギャクニイウ子が私がチョコを渡す、とアプローチ。


20年前に「千と千尋の神隠し」を見に行ったことを覚えている。あの日も日曜日だった。



平成生まれの皆さん。昭和生まれはバレンタインデーに対する気持ちがガチなのだ。

義理チョコは本当に義理で、本命チョコは本気の本気だった。


令和の今は義理でも本命でもない第三のチョコ「あわよくばチョコ」が出てきている。本命でも義理でもないが、恋愛対象になりそうな、ちょっといいな、と思っている異性に渡すチョコが出てくるだろう、と思っている。




オモヤマちゃんは怖がっていた。出向王子に本命チョコを渡して結ばれたとしても『カエル化現象』になるのが怖い。それは最近の歌にある「カエル化現象に悩む女の子の話」で若い人たちに流行っている。


カエル化現象とは、相手のことが好きでアプローチするのだが、向こうが振り向いてくれた瞬間、相手のことに興味がなくなったり気持ち悪くなったりすること。グリムの童話の「カエルの王様」の逆の話に由来する。


そんなカエルの王様は以下の話。

<https://www.grimmstories.com/ja/grimm_dowa/kaeru_no_osama>


⇒昔からあるゴールに向かう途中が楽しい、ってことだろうな。恋に恋する、って状態は分かる気がする。



タメグチユウタは『カエル化現象』に陥っていた。ナツトのことを好きになっても、のめりこんだら嫌いになるかもしれないから怖い。しかしユウちゃんに言わせると、告白する意気地がないだけの言い訳に過ぎない。



オモヤマちゃんは「カエルの王様」の教訓を自分なりに考えてみた。それは「自分を貫く」ということではないか。

お姫様は約束を守ろうとしたが、結局やっぱりカエルは嫌だ、という自分の気持ちを貫くことで幸せをつかんだ、ということ。


⇒お話に教訓なんてなくてもいいけどね。教訓を勝手に得ても良いけね。

 ラストは個性を出そうとして失敗しているロビンソン。

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