R2.11.8『あ、安部礼司』の簡単な感想
鳩サブレにテンション爆上げのアンジュっち。
鳩サブレの横顔が安部礼司にそっくりだ、と思い出し笑いをする。
アンジュっちは別のことを考えていた。
鳩が首を前後に動かすのは、目が横についているから。常に後ろに流れていくため、首を平行に動かさないといけない。そのすがたは滑稽に見える。
おかしい・変・バカみたい。
周りにそう見えていても、本人(鳩)は必死に見ようとする。必死になる様子はときに周りに滑稽に見えるものだ。
思わせるものには思わせておけばいい。岡本太郎は言った。「あっちを見たりこっちを見たりして、イージーに暮らしていると、やがて人生を貫く芯がなくなる」と。
⇒しかしどう思われた結果、本人が必死ししようとする環境を剝奪される場合もあるわけで。周囲との塩梅は難しいところ。
◇
安部礼司は大阪出張中で。道頓堀にいた。そこで会ったのはニシクミコ。
2008年4月に新入社員として登場したキャラクターが再登場。
⇒今回から、これってちょうど大阪都構想の選挙があったからかな。
◇
ニシクミちゃんは大阪出張中の安部礼司と飯野っす君を、太陽の塔に連れて行く。
太陽の塔には未来・現在・過去の3つの顔があるが、実はもうひとつ第四の顔がつけられる予定だった。それは地底の顔。
子供を産んでから自分の顔が分からくなった。どこにいっても〇〇ちゃんのママ。夫もママ。いつの間にママになったんだろう、と分からなくなったとき、太陽の塔に行くのだという。
◇
一方東京大日本ゼネラル。
プレゼンで口ごもったアンジュっちが落ち込んでいると、その場を取りつくろうではなく、口ごもったことで、自分の欠点(弱いところ)が見つかったほうが良かった、と部長。
そしてフレーム理論を持ち出す。自分のフレームを知れば、自分にあったフレームにシフトすることができる、というもの。
でもそれでは逃げているようだ、と納得いかないアンジュっち。岡本太郎も自分の枠を壊せと言っている。しかし、自分ではない枠にシフトしろ、とは言っていない、と部長。
⇒今の居場所でうまくいってないのは努力が足りないんじゃなくて、自分に合っていないからか。この見極めが難しいよな~~。前者がこじれると『無駄な努力』になるし、後者がこじれると『(悪い意味での)自分探し』になるしで、どちらも時間の浪費なっちゃうよな。けど、どんな経験でも無駄になることはないのは確かで、いろんな場面に、昔の経験がつかえるかも、と思うのは感性・センス。
このセンスってのが上記のフレームに近いのかな。
⇒逝去された任天堂の岩田聡・元社長が「『なんで他人は〇〇するのに苦労してるんだろう』と思える〇〇が自分に向いているとこ、得意なこと」って言ってたのを思い出した。すごく優しくてわかりやすい言葉。
⇒ややもすれば簡単にできることってのは、努力していないんじゃないか、と後ろめたくなるけど、そうじゃないんだよね。他人より簡単にできることを早く見つけて、そこを突き詰めることがオンリーワンになることだろうな。突き詰めていくと必ず、努力しないといけないこと(=壁にぶつかる)も見つかるだろうし。
⇒仕事の能率ってそもそも楽しようってことだしね。
◇
この世の生き物はすべてナンバーワンだけが生き残っている。しかしそれは蹴落としたナンバーワンではなくオンリーワン。自分の居場所をみつけてそこでナンバーワンになれる者が生き残っている。
⇒いわゆるブルーオーシャン。自分の居場所といってもかならず他の誰かはいるわけだし、
◇
Q.この顔だけは絶対にひとに見せられないのは。
A.ジムで自分の筋肉をめでている中の人の顔。
最後は「USA/DAPUMP」。ちょうど本日、アメリカ大統領選挙が売電に決まったからかな。
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