R2.10.4『あ、安部礼司』の感想
女心と秋の空。
⇒もともとは「男心と秋の空」だっていうけど。
さっき受けたハラスメント講習にすっかり参った飯野っす君。
あれもやっちゃダメ。これもやっちゃダメ。のどが渇いた飯野っす君は、複数で黄色い炭酸をゴクゴクしたいなあ、と遠回しに声を掛ける。
それは上司は部下を強制的に飲みに誘ってはいけない。部下から誘われたらOK、と講習で習ったため。
そこに安部礼司がやってくる。配属された新人の女子社員が、可愛かった、と鼻の下を伸ばしていた。それセクハラですよ、とたしなめる飯野っす君。
今週は若い子とのジェネレーションギャップの話。
⇒なんでもかんでもハラスメントだしなあ。必要なことしか話さなくてもいいんじゃない? と思うのは若いころだけ。年を取るとなぜだか他人と話をしたくなる。つながりが少なくなったり、自分の経験が多くなったりしてるからかね。
でも今の若い子たちはSNSで空間を飛び越えてコミュニケーション取ることが普通だから、コミュニケーションなんてのはそんなに気に掛けるものとも思っていないのかな。
⇒結局世代じゃなくて人によるけどね。
◇
『なぜ最近の若者は突然辞めるのか/平賀充記』という本を読んで、今の新人の習性を勉強した安部礼司。
例えばオフィスの電話が鳴っても取らない新人。それは、今の若い子は自分の携帯電話以外を取ったことがない。他人の電話なんて取ったことがない。他人の電話を取ることを知らないため。
⇒いまの20代は、子供のころにはもう家の電話がない時代なのか。
◇
最近の若い子は隙あらば辞めるため、なんとか辞めてもらわないよう新人に気を遣う飯野っす君。
⇒10年前だって新人の3割は辞める、って言ってたよ。辞める奴は辞める。
しかし気を遣うあまり新人に仕事を与えないのは、それはそれで可哀そうだ。
⇒しかもこのコロナ時期で、今年の新人は特にコミュニケーション不足でOJT不足になってる。すごく可哀そうだと思う。
◇
最近のトレンドによれば、令和のサラリーマンはワンピース型だという。仲間と助け合って一緒に、仲間が大変だったら手伝ってあげる。ちなみに昭和は巨人の星型。平成はドラゴンボール型だとか。
◇
協和キリン社では、人事部長がパーソナリティーを務める『ランチだよ全員集合』が放送開始。テレワークのなか、円滑なコミュニケーションを保つため昼休みの時間帯に、Web会議システムを使って放送しているという。
大日本ゼネラルでもやってみみると、ラジオネーム「平均オジサン」のお悩み相談。それは「体のいろんなところが痛い」。歯だったり膝だったり。昼休みの社内ラジオにしては重かった。
⇒ちょっと関係ないけど、人前で話すっていうのは今の若い子は気軽なものなんだろうな。Youtubeで簡単に発表できるし、そこまでいかなくてもSNSの簡易的な動画配信(フォロワーだけに見せるとか)も日常茶飯事でやってるだろうし。
昔の人たちよりも自然とビジネススキルが身についているだろうな。
◇
新人発掘オーディションのプレゼンを覗き見る安部礼司と飯野っす君。若い子に対して敏腕プロデューサーの審査員を見て、ダメなところをダメと伝え、良いところを良いときちんと認める。それをちゃんとするのは大変なことだと学びを得る。
相手に過剰に忖度すること本音を隠して付き合うのも、実は相手のためではなく、自分が楽したいだけだ、と気づいた安部礼司。
⇒年次が増えただけで経験が溜まるわけじゃないし、溜まってても上手にプレゼンできなかったら他人に分かってもらえない。実績をつむっていうのは難しいね。
⇒しかし「目が良かった」とかあいまいなところ褒めてもなあ。なんだか胡散臭い自己啓発セミナーみたいになってないか。。
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新人発掘オーディションでプレゼンするオモヤマちゃん。途中で止められると、誰かに相談したか、と詰問される。答えはNO。それは皆の意見を聞いて影響を受けるのが面倒だな、と思ったため。
そんなことも事前にしないようじゃ、プロジェクトを進めることはできない、と叱責されたオモヤマちゃんだった。
⇒他人の意見を聞くことは、手柄を横取りされる、ってことじゃないんだよね。これって頭で理解することじゃなくて心で納得することだから、なかなか難しいんだけど。
洋菓子屋のヨックモックでも食べてフィーカをしよう、とお菓子を勧める。それはスウェーデンのヨックモック町にある慣習。同僚やほかの社員とコーヒーやお菓子を食べることでコミュニケーションを図るもの。
◇
エヴァのBGMが流れつづけるのは今日がエヴァ25周年だからかな。
若い子たちが頑張るものを見て、トレンディサラリーマン安部礼司も頑張ろうと奮起する。それでも日経トレンディ11月号で4ページもの特集を組まれるほどのトレンディだからだ。
来週はBIGなお知らせがあったりなかったり。
⇒安部フェスの代替イベントの告知かな。
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