R2.8.16『あ、安部礼司』の簡単な感想

安部礼司はなんだかシケた感じ。2020年の夏は一回きり。このまま夏をあきらめていいのか、と懊悩する。思い出を胸に刻みたい安部礼司に、飯野っす君は、お祭りを熱く語る。


・打ち上げ花火がひゅ~と鳴くのは、わざわざ花火師が付けている。

・金魚すくいのポイは、ちゃんと一匹は獲られるように計算されて作っている。


夏祭りに行きたい二人だった。



常磐線の通勤時間で噛みしめる。取手駅から藤代駅に向かうとき、電車の中には静寂が訪れる。それは直流と交流の切り替えタイミング。デットセクションと呼ばれており、車内の明かりは一瞬消える。

そんな常磐線のひたち野うしく駅で降りて帰宅するヒタチノナツト。歩いていると、筑波山の方からサプライズ花火が上がった。



マスクにフェイスシールドを着け、帰宅したら服を脱いですぐ洗濯、という生活に疲れてしまったオモヤマちゃんは、クライアント先に行かないこの時期ということもあり、モビルスーツを着ることにした。


⇒モビルスーツ? なんじゃそりゃ?


モビルスーツを着れば、わざわざ服を洗濯することもなくてよい、という。



神保町の交差点に設置されたミスト付きベンチ。本当は、東京オリンピックのマラソンコースのために設置されたものだった。



一方、オモヤマちゃんは、大日本ゼネラルのモテ女子・ヒタチノナツトにそのテクニックを教えてもらおうと思ったら、ナツトはカレシにフラれた直後だった。

最近、妙に子供っぽく見えてきたカレをフろうとしたら、先に別れを告げられた。

自分から言おうと思っていたのに、向こうから言われた敗北感を味わったのだった。


以上



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