R2.6.14『あ、安部礼司』の感想(アムロレイジ)
「TANK!」から始まる安部礼司は、巣ごもりの日々を楽しむためにツイッターを始めた(実際に始めている)。日々のことをつぶやいていると、ある日、懐かしい人からDMが届く。
それはあーっはっはっは! ……ではなく、N社に勤めているクルバツバサ。DMでやりとりを続けて近況を尋ねる安部礼司に、クルマツバサは「いろいろありました」と一言でつたえた。
⇒本当にいろいろあったもんなあ。。。N社。。。。
そんなクルマツバサは、この自粛中に、いろいろしたかったけど出来なかった。
ジオングに足つけたかったけど、できなかった。
ジャブローでシャアズゴがジムをズゴーンしている名シーンのジオラマを作りたかったけど、できなかった。
◇
そんな安部礼司がさらに驚いたのは、11年半ぶりに登場したアムロレイジ。
大阪・札幌・松江・北京・沖縄と転勤を繰り返していたアムロレイジだったが、日本を元気にするため帰ってきた!
新しいタイプの生活様式=ニュータイプ な生活様式を生きて行こう。
⇒11年経とうが、30年経とうが声変わらないのはすごすぎる。プロを超えたプロ。
◇
シーズン1から毎年年末になると登場していた、忘年会の会場探しを主な仕事としていたアムロレイジが、どうしてこのタイミングで本社へ戻ってきたかというと、リモートワークが浸透してきたとたん、本社に帰れと辞令が出たためだった。
⇒いろいろと気づきはじめたよね。今回のことで。これからは転勤とかもすくなくなるのかも。そうしたら日本人サラリーマンの特徴である、会社のために転勤しまくり文化も薄れていくかも。
◇
一方、飯野っす君はヒタチノナツトからのメールにおびえていた。メールの打ち間違いを、わざとやっている疑惑も考えられる。なんか傷つく誤字が多かった。
・復習します⇒復讐します
・先に行ってください⇒先に逝ってください
そんなヒタチノナツトに年下と見間違えられるアムロレイジ。すぐに年上だと気づき謝ったが、正直にいうと17歳に見えたため、ぺーぺーのこいつはこき使っていいんだな、と思ったという。
それを安部礼司に話すと、若く見られていいじゃないかという。しかしアムロレイジは実態は30代後半。威厳と無縁の自分がいやになっていた。
しかし安部礼司は、若手のあいだに違和感なく入っていけるアムロレイジをうらやましがっていた。若手と一緒に飯を食いにいき、昼飯を奢るアムロレイジ。
⇒アムロレイボイスで「飯を奢る」なんて言われると面白すぎる。
◇
神保町でランチをしようとする安部礼司の前に、クルマツバサが現れる。
すずらん通りを両側から全力で走るおっさんサラリーマン二人。そしてすずらん通りの中心で抱き合おう――としたらクルマツバサの必殺技・ソーシャルディスタンスがさく裂。周りに結界を張って2メートル以上近づくことができなかった。
そのまま二人で食事に行く。ビニールシートで仕切られたテーブル席に向かい合って座るのは、さながら刑務所の面会所のよう。そんな席でふたりでかつ丼を食べながら、どうしてクルマツバサが神保町に来たのか、と尋ねると、古本屋が心配になって、とのこと。
コロナの影響で神保町の古本屋が9割休業していた。普通の本屋は営業していたのだが、古書店は嗜好性が強いため開けられなかった。
⇒そうだったのか、知らなかった。あそこの古本が離散してしまったらどうなってしまうのだろうか。。
そんなN社は先月ぐらいに渋谷駅の入り口に広告が出ていた。「このままで終われるか。超えてやろうじゃないか、この先の未来を」。そんなクルマツバサには夢がある。それは最高の車を世に出すこと。
⇒そういえばフェアレディ復活させるんだっけ。いろいろやばい日産だけどさモノは良いことはみんな知っているからさ。このままで終わらないでほしいよ、本当に。
◇
安部礼司に対して、久しぶりにあったが全然変わりませんね、と感想をもらすクルマツバサ。しかしそれは同い年の同世代だから。会社にいると着実にオジサン化していると感じていた。
しかし見た目の若いアムロレイジは若手とコミュニケーションをうまくとっている。たとえば出向王子にサラリーマン養成ギプスを渡して、これをつけて90度に腰を曲げて謝罪の練習をさせたりしていた。
軽やかに若手社員と心を通わすのをうらやましく思っている安部礼司に、アムロレイジは、
Age is just a number = 年齢なんてただの飾りですよ。
と伝えた。
しかし見た目こそ10代のアムロレイジだったが、中身はオジサンなので、オヤジギャグを連発していた。あまりの寒さにヒタチノナツトが泣き出してしまった。
そんなダジャレを連発していれば若手との心のソーシャルディスタンスもどんどん広がっていった。
◇
安部礼司が送ったガンプラが届いたと連絡をくれたクルマツバサ。それは会社に送られたため、クルマツバサの部下は驚いたという。会社では仕事以外のことを話したことがなかったためだ。
それを機会にファーストガンダムについて熱く語ると、部下との距離が縮んだという。
部下にガンダムオタクだって、ドン引きされたらどうしよう、とか思っていたが、全然そんなことなかった。腹を割ってさらけ出したほうが格好いい、と気づいた。おじさんの自分を隠すのではなく、全部さらけだせる。そんなオジサンを目指そうと思った。
⇒さらけ出すジャンルにもよるがね!
◇
その後アムロレイジは、ヒタチノナツトに誘われてツーショットで飲みに行った。そこで舞い上がってオヤジギャグ連発していたら、いつのまにかいなくなってしまった。そして次の日、総務によばれると、ダジャハラと言われて、無期限の自宅謹慎となってしまった。
⇒今度は何年後だろう。年末から。次はユウちゃんのお兄ちゃんと一緒にお願い!
◇
最後はゲバゲバ90分のテーマに合わせて、シメのダジャレを言わされるオジサンたち。
①僕からお手本なんて出なイイノ。(飯野の言い逃れ)
②このベレー帽、誰の? 安部礼司の。(ナツトちゃんがクスと笑う)
③無理だよ無理無理、ねえーむーり。(ごじゃっぺいってんじゃねーかな!)
④ダジャレばっかり書いた台本、誰じゃ。(ダジャレンジャー)
③はちょっと好き。
最後は古谷さんのコメントないんだ。準レギュだからかな。
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