R2.1.12『あ、安部礼司』の感想

 全国のリスナーのツイートで作られた設定のキャラクター・高校生インターンのミナトコナツが登場。


 ◇


 出向王子に出迎えられ、約一ヶ月のインターン高校生として登場した・ミナノコナツ。

 なんて真っ直ぐな目をしてるんだ、と部長。

 そしてみずみずしい。朝取れたてのサラダのようだ、と安部礼司。

 それにしても10代は、若い若い若い若い若い若い、と姫川パイセン。

 そんな大日本ゼネラルの面々をみてミナトコナツは、優しそうなお姉さんにおじさんにおじさんにおじさんにおじさんにおじさんにおじさんにおじさんだ、とホっとしていた。

 

 →お兄さんからおじさんにシームレスに移行したのは一体何年前かなあ。中身はお子さんのままなのに・・・


 ◇


 ジーっとデスクで指示待ちのコナツ。教育係の出向王子は長電話。安部礼司と飯野っす君は、高校生が食いつくような話をしようと気を遣う。

 ヒゲダン(オフィシャル髭ダンディズム)聴いてる、とか。ヨコリュウ(横浜流星)のドラマ見た? とか訊いてみようかと考える安部礼司。しかし横浜流星をヨコリュウなんて略すの聞いたことない、と飯野っす君。

 →いかにもオジサンが若い子に話を寄せてくるような浅はかなやりかただよ。こんな状況のときは、自分が新人だったときのことを思い返してみればいいと思う。


 そんなこんなあり、結局ふつうに話しかける安部礼司。自己紹介するとコナツは涙を流す。ペットと同じレイジを思い出していた。さらに、お父さんに似ているかも、と。

 お父さんは普通の大学にいって普通の会社に勤めて普通に働いて欲しい、と考えており、それで小競り合いがちょくちょく起きてる、と悩みを告げる。


 →ひと昔まえの親だったそんなこと口癖のように言ってたけど、今の親も言うのかな。現在じゃ通用しないことも多いから、あんまり鵜呑みにしないほうがいいよ。定年も長くなるし、同一賃金同一労働も始まるしね。


 ◇


 ユウちゃんがコナツに話しかける。ユウちゃんは、どうして大日本ゼネラルのインターンに応募したのかと尋ねる。

 働く、ということを知りたいからのと、神保町が好きだから。神保町は、古本屋からカレー屋までありカオス。流行り廃りを超越したものがここにはある、と。

 ちなみにコナツの初詣も、神保町から一番近い神田明神。そして、そこで飯野っす君に出会っていた。仕事の神様、神田明神に仕事運を爆上げしてほしいと祈っていた。


 その神頼みが効いたのか、五十嵐物産の仕事で飯野っす君の企画が通る。


 ◇


 コナツは教育係の姫ちゃんとマルカのうどんで昼食。そこで会社の感想を聞かれるコナツ。

 思っていた以上に楽しそう。いつも冗談言ってたり、実は仕事してなさそうに見えたりして、いろんな人がいるんだな、と感想を伝える。

 それを聞いた姫ちゃんは、得意分野を持ち寄って、一つの仕事を完成させるのが会社っていうものだよ、と教えてくれた。


 →逆に、楽しそうに見えない仕事場ってのは業績もそんなに良くないのかも。けど、小売りや飲食で店員たちが大きな声で無駄話ばっかりしているのは、あんまり感じがよくないけどね。


 ちなみにコナツの趣味は町歩。


 →将来は音楽関係の仕事に就きたいのに趣味が町歩きって・・・キャラクターが渋滞してるぞ。


 ◇


 飯野っす君の企画。

 それはロシアの有名なサーカス団・ボリンボリンジョリジョリサーカスを招くため、彼らのオミヤゲに、社長の顔をかたどった人形焼きを作ること。

 しかしできあがった金型は、ヘチャムクレで、団子っ鼻で、目つきがイっちゃってる五十嵐社長になってしまった。急いで金型変更をしようと考える安部礼司たちだが、気を遣って似てない顔にするのは納得いかない、とコナツが10代の謎の正義感を爆発させた。

 結果アンコをたくさんいれることで解決した。しかし納品した人形焼きは、アンコが脳天が飛び出して北斗の拳のヒデブ状態だ、と社長からクレームが入る。

 しかし女子高生に口八丁で転がされてしまい、結果このままでOkとなった。


 →有能すぎるだろこの女子高生。即戦力人材どころじゃねえぞ。


 ◇


 安部四輪にコナツも登場するとのこと。

リスナー共犯型の新キャラクター・ミナノコナツの登場。これは一ヶ月限定なのかな。おじさんメインだったトレンドのなかに女子高生のトレンドが加わるのかな。トレンドの中心がOLや女子大生から女子高生に(ギャルからコギャルに)変わって久しいけど、2020年代もトレンドの中心は女子高生なのかしら?


あと、コナツって名前、ナツトと若干被ってるな。キャラもおじさん転がしだし。。。どちらも若いから、これはコナツVSナツトがあるかも!?

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