R2.1.5『あ、安部礼司』の感想
やってきました2020年。明けましておめでとうございます。
安部礼司は実家で喰っちゃ寝の最高の年末年始。しかしいつまでダラダラしていられない。しかし仕事始めという現実がすぐそこまで来ていた。どうする安部礼司。どうする全国のサラリーマン。
◇
【A面】
明治神宮に初詣しようと、東横線から直通の地下鉄副都心線で、二子玉川から原宿へ向かう安部礼司。原宿に到着したとき、あの男を思い出し、竹下通りに入っていった。
そして久々の登場・ミタライトウライ。原宿でタピオカ店を経営する男。中の人が不倫騒動を起こしてから初めての登場。
「取り返しの付かない失敗って本当に、あるからねー」と実感のこもった声でつぶやくミタライトウライだった。
そんなミタライトウライと安部礼司で、会社の失敗談のエピソード三件を紹介。
・一件目
おなじ部署の先輩と部長が、経理処理の問題でもめていた。その様子が面白かったので、外部の人にさっきの内容をおもしろおかしくメールで送った。その後、その外部の人と電話で話したが、相手はそんなメール来ていないという。送信メールを確認すると、それは先輩自身に送っていた。
その後、先輩が離席中、先輩のPCから既読になっているにも関わらず削除。自分の送信メールからも削除。この世からなかったことにした。が、当然だが相手はしっかりと覚えていた。
→他人のPC操作してメールを見るって一応、犯罪ではあるんだよね。メーラーがOutlookで、相手が未読だったら削除できたのにね。
・二件目
大学時代の後輩が入ってきた。そつなくこなす奴で最初は元気だったのだが、だんだんと元気がなくなっていた。
飲みに行こうと夜9時くらいに飲みに誘いにいったら、後輩は疲れ切っていた。ふと足下を見ると、机の下には封が開いていない菓子折りの箱がたんまり。
理由を尋ねると、不手際をお詫びにいくときに持って行く用だという。まだ迷惑をかけていないが、今後かならず迷惑をかけるため、そのとき用に菓子折りをストックしていた。
そしていつのまにか会社に来なくなった。
→これは本当に後輩がダメダメなのか、ともいえんな。追いつめた周囲のほうが悪い感じもするよ。そしてちょっと作家臭さが目立つかも。
・三件目
久しぶりの大阪出張。東京駅を出発すると、上司から電話が掛かってきた。大阪支社に書類を持ってい欲しい、とのお願いで、その書類は新横浜で手渡すという。
短い停車時間でどうやって渡すのか心配だったが、案の定、手渡すだけではなくそのまま乗車ししてしまい、上司は名古屋まで往復してしまった。
→これは結構現実的っぽいけど、なんで新横浜なんだ。品川じゃだめなのか。
◇
【B面】
ランはアナ雪2の、旅ごっこに夢中。ランの後ろをついて行くだけの遊び。
→ドラクエかな。
お姉ちゃんか妹を欲しがるランを連れて、スケートリンクにやってきた安部礼司一家。ランが上手にすべるので安部礼司はランに「特別な力がある」と軽はずみに発言した。
◇
一方、姫ちゃん。ディズニープリンセスものの映画でヒロイン(エルザ)に恋の予感すらでないのは初めてで、これが近年の風潮だと思うと、すこしだけ焦る姫ちゃんだった。
しかし、アナ雪のプロデューサーのインタビューによると「エルザはそれどころじゃない。自分自身のことに精一杯」だという。その言葉で姫ちゃんは、今楽しい仕事をがんばろうと考えた。
→時間は無限じゃないぜ。
◇
その後。スケートから帰ってきた安部礼司一家では一悶着。安部礼司がランに特別な力がある、と言っちゃったせいで部屋にとじこもった。理由は、アナ雪2の影響で『特別な力』にビビッたため。
姫ちゃんのアドバイス――特別な力――特別な妄想力のおかげで助かったのだった。
◇
去年は後半でいろいろあったミタライトウライから電話。(センテンススプリングからの)砲撃をくらって、お休みで参っていた。
そんなミタライに今年の抱負を575で無茶ぶりする安部礼司。以下即興で作った575
・がんばれば どこかでだれか みてくれる
(ミタライ)
・ユウちゃんと エイタとランが 幸せならそれで
(安部礼司)
・平均を つらぬきビヨンド ビヨンビヨン
(安部礼司)
・平均に なったそれは いいのかな
(ミタライ)
・アドリブを 振られてスベって 心ずたずた
(安部礼司)
→もう出てこないかと思ったから、新年でめでたい雰囲気のごちゃごちゃで復活したのは意外。タイミング的にはちょうどいいか。
そして来週は高校生インターンが会社にやってくる。
→最初は応募してたけど中盤から全然やってなかったなあ。声がお披露目したけど、声優に詳しい人ならすぐに分かるのかもね。
⇒飯田里穂って人らしいですね。
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