R1.10.7『あ、安部礼司』の感想(とんかつ)
【A面】
食欲の秋、いかがお過ごしでしょうか。
とんかつ女の姫川さつきが、目黒の『とんき』でとんかつ定食に舌鼓を打つ。
とんかつ・白飯・キャベツ・トン汁のとんかつ四天王を平らげて腹パンパンでご満悦。
⇒キャベツのドレッシングは〇まわしだとか、ソースはカツの右半分だけとか、カラシは皿の左側だとか、とんかつ定食を食べるまえの準備ってなんだか儀式めいてるなあ、といつも思ってたけど、やっぱり他の人も思ってたんだ。
食後のお茶をすすりながら周りをみると老若男女問わずとんかつと戦っている。そのなかにオモヤマツラミがいた。
◇
天国に一番近い料理。それは『とんかつ』。
肉といえば焼肉という時代があったが、今の部長さんは断然とんかつだった。
蒲田はとんかつの名店がひしめきあうとんかつタウンだった。
あおき
塾かつ亭
まるいち
鈴文
多津美
今にもとんかつを食べたくなる部長だったが、とんかつは、そうそう気軽に食べる食べ物ではない、と持論をぶつ。高くはない食べ物だが、ここぞ、というときに食べる。いわば、ハレの日のイベントのようなもの。
⇒分かる。とんかつは高くはないが、ごちそうなんだよな。それこそ上記の儀式めいた準備をするからこそ、なんだか格式めいた(それこそハレの日の)食事になるんだろうなあ、と思ったり。
◇
オモヤマちゃんが新しく入ったPJのリーダー・トンダバヤシカツオ(通称・トンカツ部長)の名前を聞くたびにとんかつを食べたくなっていたのでは、と推理するが、実態はトンカツ部長とのかかわりでストレスをためており、結果とんかつに走っていた。
トンカツ部長は「単刀直入に」が口癖だが、その質問内容は全然単刀直入じゃなかった。「単刀直入に聞いて、君が仕事でかなえたいことは?」とか「単刀直入に君の仕事で君の成長を感じたい」とか。質問がぼんやりして答えづらい、面倒くさい人だった。
それはいわゆる『エナジーバンパイヤ』という人種。
「あなたのことが心配だか」とか「一緒に頑張ろう」とか「君しかいないんだ」とか悪意のない言葉で周囲を疲れされる人のこと。一見良い人が一番やばい。
そんなエナジーバンパイヤに疲れたオモヤマちゃん。ストレス解消にとんかつをやけ食いしようとしたが、
そんなオモヤマちゃんのおすすめは、高田馬場のトンカツひなた。
⇒ちょっと違うけど、悪気はないのに、結果的に悪い方向に向かってしまう人っているっちゃいるよね。親切心でいろいろ世話してくれるけど要領が悪いから解決しない(もしくは後退する)人。悪気がないことわかっているから怒るに怒れないし。
◇
【B面】
割愛
◇
【令和の泉】
Q.あなたは身だしなみのこだわり、ありますか?
Yes:77%
「タイピン。その日の気分に応じてタイピンを変えている」
「リーガルのローファー。最近3代目を買ったのだが、初代・2代目も靴磨きや、靴底を変えたりして今でも履き続けています」
「目元のメイク。口元はマスクをすれば隠せるが、目元は隠せない」
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