R1.7.21『あ、安部礼司』の感想

【A面】

仕事終わりに神保町仮面に出会う安部礼司。

神保町仮面の憂鬱。最近は人助けをしようとしても断れることが多くなる。「袖振り合うも他生の縁」というが、今は袖振り合うのも気持ち悪い、怖い、と思っているのかも。

しょんぼりした神保町仮面。



オフィスに帰るとアンジュが怒っていた。最近のリスクマネジメントやコンプライアンスの厳しさで個性よりも無難な企画が通ることに怒っていた。

部長に言いたいことだけ言って、部長が説教(説明)しようとしたら聞かずにオフィスを飛び出した。

⇒ええ。。。それはずるいよアンジュッち。。。



一方安部礼司が家でスイカ割の練習。ユウちゃんに手伝ってもらって深夜にイチャイチャする。どこにスイカがあるか分からないから面白い。これは仕事でも同じで、なにが起こるか分からないから面白い。


【B面】

給湯室の話。西瓜の話。

なんで「西」に「瓜」と書くのか。どちらかといえば南っぽい。(ちなみに南に瓜でかぼちゃ)。

むかしスイカの種を呑みこんだらへそから芽が出てくる、っていう迷信があった。

なんでスイカの模様は鬼のパンツみたいなんだろう、といろいろと謎のスイカ話を振っているアンジュに、ユウちゃんが気づく。

お客様がもらったスイカを女子社員が切っている状況にもやっとしている。別に嫌じゃないが。


あと結婚の話。お得意先から「ええ、30近いのにまだ結婚してないの」と言われて

「したいなとは思ってるんですけどね」とその場では返すが、モヤっとしている。


そこまで結婚したいと思ってるわけじゃない。が、したくなくはない。できればいいなと思うが、しなきゃいけない、となるとモヤっとなる、とアンジュっち。

結婚してるユウちゃんは、安易にそんな意見に同意できなくなっていた。

あとは、女子社員は周りを理解しているものだと思われがちだが、逆に周りからは理解されていないんじゃないかと思ったりしている、と色々と抑えているアンジュッち。

⇒独り身で歳取ってくるとこう考えがち→「自分は周りに〇〇してる」のに「周りからは〇〇されてない」。

 20代とかはまだまだ社会勉強、ってことで我慢できたけど、30超えるとそうも言えなくなってくる。たぶんこれって独り身だからかなあ、と思ったり。子供とかがいないと、見返りのない行動をすることを忘れちゃって、体が付いていかないんじゃないのかなあ、と考えたり。



スイカを切ることをストしたアンジュッちとユウちゃん。

キンキンに冷やされたスイカをながめながら、スイカは果物だけどそれ以上だな、と言い出すアンジュッち。

⇒スイカは果物?野菜?


そんなスイカを眺めていると、なぜか、ここにいていいのかな、と悩むアンジュッち。ユウちゃんは「いてよし」と承認する。

スイカの模様は、鳥に種を遠くに運んでもらうため進化したものだった。



金曜日の午後、企画開発のためだと言い張って湘南の海にいた。そこには神保町仮面もいた。安部礼司に呼ばれたのだった。

イキリパンツの部長がスイカ割りをするなか、自信をなくした神保町仮面に助けられたと礼を言うアンジュ。それで神保町仮面も救われた。


⇒神保町から湘南って何時間かかるの? 午後だけじゃなくて午前から行ってそうだな。

⇒しかしこういうガヤを聞いても、やっぱり声優ってガヤしてても声がそれぞれ通るのが凄いよな。



神保町仮面は再起する。

むかしから個性で悩んでいた神保町仮面だったが、いきているだけで十分だ、という言葉でもう少し続けることにした。


以上

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