R1.7.14『あ、安部礼司』の感想

時代の流れについていけない安部礼司。

ペイペイすらしらないと飯野っす君にドン引きされる。

スマホ決済は便利だというが、財布が無くても買い物できるだけだろ、と意固地に反論する安部礼司。

⇒SUICAやナナコのFelica決済の方が便利だと思うけど。世界の潮流らしいけど、わざわざスマホ取り出してアプリ立ち上げて二次元バーコードを表示する(っていう仕組みだよね?)なんて、逆に不便じゃないかなあ。


意固地な安部礼司。スマホ決済は次の時代——スマホと人間が一体化するまでおあずけする、と言い出す。

そして202X年、スマホと人間が一体化する。人間でペイペイしたりLINEしたりワオンしたりメールしたりと人間で色々忙しいことになって、いろいろと『世界の終わり/TMGE』みたいなことになるらしい。


⇒生体決済はあと五年ぐらいで出来ると思うけど。そうなるとよその国でやってる個人の信頼度とおなじような扱いになりそう。

 兌換紙幣じゃなくなって久しいお金だけど、これからどんどん、なんなんだろうねお金の価値って、ってなってくなあ。


【A面】


敬語の話。

最近の若者は敬語が良く使えないというが、上の人でも結構使えていない。以下例文。


 ×「〇〇部長は、おられますでしょうか」(さかさま敬語)

 〇「〇〇部長は、いらっしゃいますか」



飯野っす君は、全然敬語を使わない新人デガラシにイライラしていた。返事は「うん」だし、了解は「分かった」。まるで友達のように話しかけられてしまう。

しかし敬語を使う/使わないで癪に障る/障らないのは、人によると姫ちゃん。

それは名探偵コナンに似ている子供っぽい容姿の新人社員・タメグチユウタのこと。いつの間にかタメ口で話しかけれるが気にならない。


⇒敬語使わない人いるよね。しかも新人じゃなくて中堅でも。気になって周りに訊いてみても「その人は昔からそうだった」なんてエピソードが出てきたりして、そうなるとやっぱり、その人のキャラクターだよなあ。タメ口でも、仕事が出来たり職場の雰囲気を良くしてくれたりするなら結果オーライになると思うし。

⇒そうなると逆に敬語を気にしすぎてる方が逆に変で、逆に失礼なのかな、とまで思ってしまうわけで。



どうしてタメグチユウタのタメ口はむかつかないのに、デガラシのタメ口はむかつくのだろう、と考える飯野っす君は、それは無意識にデガラシを下に見ているからだ、という結論に至る。

それをオモヤマちゃんに話した飯野っすクン。しかし先輩や上司にうまく取り入れる甘え上手な人間が大嫌いなオモヤマちゃんは、タメグチユウタのタメ口がビジネスタメ口だと見抜く。

相手を周到に選んで、敬語を使う/使わないを切り替えていたため。見た目は子供だが頭脳は大人のような奴だった。


⇒断然オモヤマちゃんと同意見です。千万歩ゆずって、尊敬語と謙譲語は使わないでいいにしても、せめて丁寧語は使って欲しい。

 あと和気あいあいの職場でも、朝礼とかの改まった場所では敬語を使うことで切り替えることが出来るのも敬語の良さだとおもう。



敬語とタメ口は難しいな、と思っている安部礼司を部長は、タメ口バー『フィフティーフィフティー』つれていく。そこでは若いガールズがタメ口で話しかけてくるバーで、タメ口禁止と怒られる部長はとっても嬉しそうだった。


……と思ったらそれは仕事中に見ていた安部礼司の夢だった。そんな夢を覗き見していたサイコメトラーINOは、年下の女の子にタメ口で話しかけられ喜んでいる安部礼司にガッカリする。そんな敬語原理主義者のINOに対してサイコメトラーKAMONは、敬語からの徐々にタメ口がサイコーだと力説した。


⇒本当に、なんなんだよこの下りは。なんの説明もなくサイコメトラーを出して20代以下は分かるのかな。



【B面】


誰もいない夜のオフィスで、給湯室の電灯がついていることに気づいた安部礼司。数を数えながら女の後ろ姿があった。それは姫ちゃんが残業していた。それは魔法の粉の仕事をしていた。この粉を使うと頭がぼーっとしてくるらしい。

それは怪しい粉ではなく、今話題の粉末調味料——粉末状の醤油だった。


京都の老舗が使っている粉末醤油を売り出し、今じゃ京都の新土産になっているとのこと。粉末だから揚げ物に掛けてもサクサクのままで、持ち運びも便利と密かなブームが起きていた。


⇒粉末状の醤油なんて意外にありそうでなかった。確かにから揚げに掛けてサクサクなのは便利かも。



そんな粉末醤油のメーカからプロモーションを任された姫ちゃん。この仕事に燃えており、いろいろと企画をだしていたが、相手の担当者がコロコロ変わり、企画案全没や定時後の打ち合わせなど、雲行きが怪しくなる。


そんな忙しい状況が続き、姫ちゃんが職場で倒れてしまう。


倒れてしまった姫ちゃんを見て、部長や安部礼司が、粉末醤油メーカに話しをして、このプロジェクトを中止することにした。燃えていた気持ちが粉々に崩れた。

そのことに憤る姫ちゃん。結局、大きなプロジェクトを任せてくれたせっかくこの会社に貢献できることになったのにと思っていたのだが、部長は、取引先よりも我が社の社員のほうが大切だ、と説く。


粉々に崩れ落ちても粉は残る。残った粉をかき集めればまた新しい何かが出来る、と息を吹き返した姫ちゃんだった。


⇒置きにきたな。B面はなんだか前回と同じで、北海道イベントに向けての弾込めバナシだなあ。。


<令和の泉>

Q.夏の過ごし方。あなたはアウトドア派? インドア派?

Yes:55%。

「夏は課外と部活でずうっとインドア派」(女子高校生)

「断然インドア派。上京して夏のイベントには一通り行き終えた」(アラサー女子)


来週から外に出たくなるスペシャルウィークを展開予定とのこと。

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