R1.7.7『あ、安部礼司』の感想

【A面】

オモヤマツラミが神保町の定食屋で飯を食う出向王子のすがたに燃える。オモヤマちゃんまでチャーハンでガッツく。


一年のまんなかであるこの時期、オモヤマちゃんは年に一度のラーメンとチャーハンのダブルオーダー(さらに杏仁豆腐とゴマ団子のダブルオーダー)をして食欲全開。そのすがたに姫ちゃんは、別の何か――たとえば恋――をごまかしていないかと勘ぐる。



今日は七夕。織姫と彦星の話。

原作は中国の『牛郎織女』。

毎日勤勉に機を織る織姫。毎日仕事漬けでろくに化粧もせず出会いもない。気にかけた神様は、おなじく働き者の、牛の世話をする彦星を夫としてくっつける。すると二人はパリピ化。働きもせず四六時中あそんでしまう。それに怒った神様は、二人を天の川で隔てて、一年に一度(七月七日)しか逢えないようにしてしまった。


それを聞いた姫ちゃんとオモヤマちゃんの感想は、ワークライフバランスがなっていない。仕事とプライベートどちらかに偏って極端すぎる。仕事一辺倒でも恋一辺倒になってもいけない。

→きわめて平均的な生活をしろってことかな。極端でなければ!と若くて元気なころは思ってたけどねえ。。。極端的冒険的な行動は若者の特権とも言えるか。そう考えると織姫と彦星の行動はいたって普通なのかも。



オモヤマちゃんは出向王子を週末食事に誘うことに成功。しかし出向王子のデスクトップには、色とりどりの付箋が張られてライオン状態。

→最近じゃセキュリティ問題で貼るな、って指示が出てるところが多いらしいけど、結局手書きには勝てないよ。タスクソフトと違ってロード時間ゼロだもん。


最近ポストイットは色が増えて21色に。これだけあれば付箋にメッセージを書いてお菓子と一緒に渡すという女子力高い系女子になれる。しかしオモヤマちゃんはそんな女子は気にくわない。

どちらかと言えばオモヤマちゃんは、付箋でピクミン作っちゃう女子。

数百・数千作ったピクミンを嫌いな同僚の机に貼りつけちゃう女子。

→ピクミンとは懐かしい。



そして当日。出向王子はお得意先との仕事で飲み会に遅れてしまう。

その後大雨のなか、お得意先から会社に戻ってきた出向王子。残っていたオモヤマちゃんと一緒に窓いっぱいに願い事を書いたポストイットを貼りつけるという狂気を見せる。


【B面】


エイタが、姫ちゃんっぽい声をした高校生ぐらいの優しいお姉ちゃんに出会う。女子高生型姫ちゃんという全リスナーのご褒美を作りだす。


その後ネコの話があって姫ちゃんが北海道に帰って行った。

→北海道イベントへの布石か。しっかり伏線張りやがったねえ。


以上

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