【ゲスト】謎の美少女情報屋D

「情報天才少女、ディスク」


・外見

 身長155cm、体重は秘密。20歳。

 青いゆったりした服が子供っぽい。細身で華奢に見えるが、脱ぐとそれなりに筋肉質な身体をしている。整った顔に、雰囲気が美少女。チャームポイントのポニーテールは、ヅラ。本当は短めのおかっぱ頭である。背中に背負うメカメカしいリュックには、あれやこれやの情報媒体が組み合わさっている。

 情報屋の証として赤いベレー帽を被っている。ハゲではないが、ヅラではある。


・性格

 超がつくほどの天才児だが、奇行が目立って分かりづらい。素直で人懐っこいが、ツッコミは容赦ない。甘え上手だが、甘えさせたいお年頃。自分が使っている物に過剰な愛着を持つ。

 カンパニーに関わってからは、緋色を前に自分は後ろにと役割分担を明確にしている。やや冷徹な部分も見え隠れして、理想主義寄りな相棒バディとバランスを取っている。

 また、ビジネスとプライベートを明確に分けるタイプ。情報屋モードでは丁寧な物腰だが、オフの時には少しぶっきらぼうになり、仕事の話をされると露骨に不機嫌になる。ちなみに赤いベレー帽を被っている時が情報屋モード。


・能力

 超分析能力。

 情報を収集し、必要なものを組み立てる能力。問題解決能力とも。揃った情報から答えを瞬時に判断するが、前提となる情報の正確さに不安があればその限りではない。

 マルチタスク。

 同時平行に処理を行う能力。情報の分析を行いながら授業したり、格闘戦を行いながら複雑な危機の操作を行える。そのどれもがおざなりにならずに、完全スペックを発揮できる。彼女の圧倒的分析能力では、一つのものだけに集中するのは逆に効率が悪い。


・装備

「ディスクセレクション」

 背中のリュック。各種情報媒体だけではなく、ロボアームによる白兵戦も可能である。刀剣、ナイフ、銃撃、格闘等々と万能の働きをこなす。カンパニーの最新技術をディスク流に改良した技術の結晶。壊されたらすごく凹む。

「ネブラ・セカンド」

 ネブラと呼んでいるが、ただの片手持ちのチャクラム×2である。双子の孫のように猫可愛がりしているお気に入り。武器としても高性能。 

「ポニテのヅラ」

 ウォーパーツを失った彼女の最後の切り札。それはネブラ繊維で編まれたポニーテールのヅラ。対象の組成情報を入力することで、情報分解の果てに粒子ごと消去する。たった一発きりの本当の必殺技。だからこそ彼女は髪の毛に触れられることを過剰に嫌う。

 発動コードは、『ネブラ・エンド』。決まれば問答無用の一撃必殺。屍神すら消滅させる。


・経歴

 日本皇国の特務機関に所属していたヒーロー、のオーロラ体。ディスクと呼ばれている。

 カンパニーの社長戦争にてJ陣営のオペレーターとして戦っていた。戦争終盤でヒーロー共々その身は虹と消えたが、社長候補の一人リンドに助けられた。そして、社長戦争の結末と、スポンサー一派の思惑を知ることとなる。その後、彼女の世話になりながら情報屋として生計を立てている。同時平行でカンパニー暗部に探りを入れていて、緋色とともに何かを探っている。ウォーパーツを失った今、戦力的にはそれなりに戦える人にとどまる。ちなみに、徒手空拳でも結構強い。

 婚約者のHくんとは相棒バディと呼ばれるパートナーであり、プライベートではほのぼの仲良しさん。お互いに「ひーくん」「しーちゃん」と呼ぶ仲。けど、他に人がいると絶対に呼ばない。

 自分は拠点に引きこもり、リンドの側を離れないようにしている。足で情報を集めてくるのは緋色の役目、リンド回りの情報収集はディスクの役目。また副業として、非常勤教師として色んな学校を渡り歩いている。


・居場所

 「8、スクールデイズ」を拠点にしている。

 滅多に離れないと言われているが、実は副業名目で他のコロニーに出入りしていたり。情報屋関連でリンドの目を盗みたい時は他のコロニーに出向している。




「裏話」


 本編終了後のディスク。カンパニー企画的には前作ヒロイン。ちょくちょく出番を稼いだ抜け目ない子。ウォーパーツがないので、やっぱりバトルは難しい。緋色と組んで影で『リブート』対策に動いていたけど、あんまり目立っていない。

 ちなみに、彼女はリンドさん経由でこの世界の真実を知っている。

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