アッシュワールド

ゲスト・ターゲット

【ゲスト】謎の覆面ヒーローH

「最前線を踏み越えた男、緋色」


・外見

 身長170に少し足りない。本人は170だと言い張っている。23歳。

 燃えるような赤髪に、精悍な顔つきの青年。その肉体は極限まで鍛え上げられていて、その身一つで一個の兵器となる。左手首に装着しているゴツい腕時計は、社長戦争で役目を終えたウォーパーツの代わり。通信装置を兼ねた耐ショック防水性のすごいやつ。

 仕事中は縁が赤い黒覆面を被っている。正体を隠すヒーローの正装。本人は格好良いと思っている。戦闘時には視野が狭まるので結局脱ぐ。


・性格

 熱い魂をその胸に宿す。今まで関わってきた者たちの生き様はその胸に受け継がれ、思慮深くなっている。やるべきことを黙々とこなす、結構マメなタイプ。年上好き。

 カンパニーに関わってからは一層疑り深くなっていて、綿密な情報収集と予防線をしっかりと張っていたりと隙がない。妥協なく完璧に救えてこそのヒーローだ。


・能力

 龍拳。

 ある男から仕込まれた拳法。古今東西様々な映画・漫画・アニメの浪漫が詰め込まれた主人公のための拳法。その特徴は特殊な呼吸法による瞬間火力、弛まぬ鍛錬の末に身につける無意識無限の連撃等。龍拳の使い手はその身を無限の拳として鍛え上げているので、普通に殴り合っても十分強い。

 瞬歩→呼吸の切れ目に合わせた瞬間加速。一足で間合いを詰める。

 掌波→掌底による一撃。振動を全身に伝えて相手を無力化する。

 竜王掌波、龍神掌波→掌波の上位版。

 地龍→震脚。

 龍打点→中指の第二間接を突き出す打撃。部位破壊を狙う。

 龍鉄甲→鉄山靠。

 逆龍暴示→後の先、カウンター。

 無拍子→決め技。相手の体勢を崩して、抜けられない連撃を叩き込む。


・装備

「防刃グローブ」

 長く愛用しているグローブ。拳で戦う彼にとって、攻防一体の必須武器である。斬撃に対して拳で対抗できる。

「D.M.W.」

 カンパニーの最新技術を駆使して彼の相棒バディが改造したゴツい腕時計。億分の一秒のズレすらない正確さ、録音機能、防水、通信機能、バイタル表示、さらには鋼鉄並の強度で簡易の盾となっている。

 ちなみに、ディスク・メイド・ウォッチの略。特に妖怪とかは呼べない。


・経歴

 日本皇国の特務機関に所属していたヒーロー、のオーロラ体。緋色と呼ばれている。

 カンパニーの社長戦争にてJ陣営の一員として戦っていた。戦争終盤でオペレーター共々その身は虹と消えたが、社長候補の一人リンドに助けられた。そして、社長戦争の結末と、スポンサー一派の思惑を知ることとなる。その後、彼女の世話になりながら各コロニーを回って人助けに奮迅。同時平行でカンパニー暗部に探りを入れている。ウォーパーツを失った今、戦力的にはめっちゃ格闘が強い人にとどまる。

 婚約者のDさんとは相棒バディと呼ばれるパートナーであり、プライベートではほのぼの仲良しさん。お互いに「ひーくん」「しーちゃん」と呼ぶ仲。けど、他に人がいると絶対に呼ばない。

 また、近所のアベ・レージくんとも仲良しさん。彼らのじゃれあいが、リンドさんにいけない欲望を抱かせてしまったことは一部の界隈で有名である。



・居場所

 「8、スクールデイズ」を拠点にしているが、割りとどのコロニーでも見かける。





「裏話」


 本編終了後の緋色。カンパニー企画的には前作主人公みたいな扱い。そして、全く出番のないまま終わってしまった悲しい男。ウォーパーツがないから、しょうがないね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る