プレイ・ワールド・カンパニー

プロフィールZ

「不死身の死体、ゾン子」


・真名

 屍神アイダ=ウェド=エジリ=フリーダ。

 虹蛇のアイダ=ウェドと愛のエジリ=フリーダの二重神格。これだけ見るとすごそうだけど、実際は統合不良を起こしてとんでもないポンコツと化している。

 虹蛇の神格アイダ=ウェド。虹、雨、清水を司る。世界創造に携わった大蛇と語られることも。雨を降らせ、災害を引き起こす二面性。蛇は竜と親和性が高く、ゾン子も竜を象徴する攻撃を好む。

 愛の神格エジリ=フリーダ。嘆きの聖母。愛の精霊。屍神は激しい復讐心に囚われているが、彼女がここまでチャランポランなのは、この神格の性質によるものなのかもしれない。


・外見

 身長150程で痩せ型、青いワンピースを纏っている。瑞々しいもちもち肌。それでも、その顔に浮き出る死相は隠せない。腐った目をしている。


・性格

 ゾンビなので性根が腐っている。他の屍神はそんなことないのに。

 飽きっぽくて一人称がころころ変わる。派手好きで自信過剰。「いのちをだいじに」よりは断然「がんがんいこうぜ」。迂闊な行動でよく足元を掬われる。虚言癖が目立つ。

 その一方で家族思い。とってもお兄ちゃん子。口を開けば憎まれ口だが、屍神の仲間たちは皆家族、と大切に思っている。ツンデレというより素直になれないだけ。


・能力

 不死身。

 虐げられた歴史は死者の魂を孕む。死体に幾千もの魂を詰め込まれ、『神懸かり』によって一個の生物兵器として統合された彼女は、数多の魂の数だけ完全復活する。数えきれない命のストックは、実質不死身。もちろんストックが尽きれば死は避けられない。

 虹蛇の権能。

 虹蛇の神格としての権能を行使する。原理不明の命を蝕む呪術を放ち、死体を召喚・使役する。全力展開すればガチですんごいらしい。

 怪力。

 肉体のリミッターを強制解除出来る。その代償に肉体が自壊するが、不死身のゾンビには関係ない。


・装備

 水のタリスマン。

 自らの頭蓋、効果は水の精霊への干渉。腐っても神である。周囲の水分を自在に操り、攻撃を行う。超高水圧から放つウォーターカッター、水牢による封殺、水竜等々。死ぬ気になれば自分の血液でも攻撃できるが、あっという間に干からびて死ぬ。装備なので自由に取り外し可能。

 うるおいボディ。

 製造に若い女性の死体と魂を多く使われたため、もちもちのうるおいボディを手に入れた。腐っても女の子である。乾燥に強い。装備なのでもちろん取り外し可能。


・経歴

 暗黒大陸某国にて製造される。一応長女。

 『王』ダンバラーに付き従い、七の屍神の第三として活動する。とある理由から欧米日露への破壊工作を敢行。欧州に打撃を与えた後に、日本皇国の軍事の要たる『頂機関』に攻撃。あっさりとバラバラにされる。

 紆余曲折あって何とか帰還するが、カンパニーの卑劣な罠(笑)により戦闘実験に投入される。連勝を重ねるゾン子だが、最後のオケラ戦に敗北。実験動物にされたが、辛くも脱出。カンパニーとの絶交を誓う。

 後日、発信器を仕込まれていたゾン子はオケラちゃんに居場所を突き止められる。彼女に唆されたゾン子は、カンパニーとライバル会社の抗争に巻き込まれる。やはり酷い目に遇って、カンパニーとの絶交を誓う。

 後日、カンパニー製のクリーチャーに酷い目に遇わされる。多分カンパニーとの絶交を誓う。

 後日、再三騙されたゾン子はカンパニーの次期社長を決める戦争に巻き込まれる。今回は割りと楽しかったような気がするが、やっぱり最後に酷い目に遭う。色々あってカンパニーとの絶交は誓っていない。代わりにミミズへの復讐を誓う。

 そして今回。屍神の命でカンパニーに潜り込むことになったゾン子。相方に弟分のオグン、裏方に兄貴分のレグパを連れ、ついに死体少女がカンパニーに挑む。

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