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「忘れられた長編小説の置き場」企画に参加いただきありがとうございました。
とてもほっこりする家族小説ですね。暖かいのにくすりと笑える描写もあって、こんな賑やかな家族の元で育てられたらさぞ幸せだっただろうと思います。
そしてフミお母さんの行動力がすごいですね。中華料理屋やパン屋を開いては、女手1つで切り盛りする。息子を想う母の逞しさが伝わってくるようです。
文章のテンポがよいのでさくさく読めました。
楽しい小説なので、続きもぜひ読んでいきたいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ここまで読んで下さったあなたはもはや森緒家の一員です。
王子の成長をこの先も見守りつつこの家族に付き合ってあげて下さいね。
よろしくお願いします。
昭和懐かしい空気を感じます。
あの当時、飲食店とかやたら長く営業してたり休みが無かったりと、労働基準法って言葉なんか知ってたらインテリっぽい雰囲気がありました。
幼稚園の入園時に、自分の好きな時に遊びに出られない施設だと判って教室に入るのを拒んでギャン泣きした記憶を思い出しました。
送迎バス?なにそれ。そんなものがあるの?という時代。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この時代はまだ、大人たちは酒もタバコもお店や電車内でもバカバカのんで、マナー意識も少なく、ギャンブル場は賑わい、所かまわず立ち小便して街中で酔態を晒していたので、子供の私は、「大人(オヤジ)は怖い存在」
と感じていましたね。
作中にあるように、保育園にもなかなか馴染めませんでしたよ。
お母さんには凄い商才があったのですね。それと繁盛する運を呼び寄せる不思議な力が備わっていたようで。素晴らしい。運も実力のうちといいますものね。
それと王子も周りに優しいお姉さんを引きつける力を持っていたんですね。
母子揃って強運の持ち主。ラッキーでしたね。
作者からの返信
ラッキーかどうかは評価の別れるところですが、とりあえずは贅沢な暮らしでは無かったけれどお金には困らない生活は出来ました。
フミが厳しかった分、お姉ちゃんたちは私に優しくしてくれてた気がしますね。