ダンジョン

ーーエティアルダンジョンーー

着いた。すげえのか?

「あっ。そうだ。無限ボックスにさっきのドラゴン入れといたんだ。」

次はお前だ出てこいレッ〇ーザと叫びたくなる。

「あのさ。今からダンジョン行くんだけど歩くの大変だから載せてくれない?あと少しちっちゃくなれる?」

「ピュアーッ!ピッ!(分かりました。血王帝!)」

コクコクしながら返事をしてくれた。どうやら龍語も分かるようだ。この血のおかげだ。それと言語強化と便利機能だな。自動翻訳と言語強化の合体だな。


[召喚]ドラゴン専用サドル 寝袋付き

検索しました。こんなのはどうでしょう。

4次元ドラゴンサドル 家サイズ


「おお!便利機能さんナイスー!4次元ってもしかして異空間ってことかな。いいね。それに決めた。」


召喚致します。

ドカッ

結構でかいんだな。でもドラゴンサイズでサイズ変更も可能。

「ドラ小さくなってくれ。あと俺のスキルで強くするから。」

[自由強化][自由進化][究極成長] [神]

流石にドラゴンが死んだらまずんで強くします。

車に乗ってる人は車が潰れたら終わりということです。

ドラゴンの魔力を高める。この世界の魔王くらいに。

そして自由進化はドラゴンをワイバーンに進化させることが出来る。そして神と究極成長を合わせて属性をつける。全属性ワイバーンだ。

雷・毒・炎・氷・水・土・光・闇・風・木

の全てを操る。


「どうだドラ。強くなっただろ?それに究極成長で人間の言葉も話せるぞ。」

「はい。血王帝様。この体はもう貴方のものです。絶対に死にません。」

そうか。がんばれよ。

「早速だがこれを付けてもらう。そしてこれにはお前の血が必要だ。そうすることでお前が伝えたいことがこの部屋に伝わってくる。」

これはアナウンスのようなものだ。ドラが知らせてくれなければ情報を得られにくいからな。

それじゃあ行くか。ドラが。

「血王帝様ー。最初のボスです。ゴブリンキングです!」

「あー。倒しちゃってー。」

あーこのソファー最高だなぁ。

「それが、ゴブリンキングが仲間になりたいと申すので。」

「あー。仲間にしちゃっていいよー。」

「分かりました。じゃあ部屋に入れますね。」

えっ?ちょっと待て。部屋に入れるのか?いや。もう一部屋作ろう。

「貴方がワイバーン殿の主であったか。これからは貴方に忠誠を示すでごす。」

「うん。じゃあこっちの部屋に行ってね。そっちはモンスターに最適な部屋だから。」

まぁそんなわけねぇけど。

「素晴らしいでごす。このソファー最高でごす。」

なんかソファーに座るの飽きてきたなー…

「次のボスに来ました。フェアリードラゴンです。」

「あー。OK。倒していいよー。」

「それが…お供させてほしいって。」

またかよ。まぁいいかな。

「じゃあお前ら2人で進んでー。あともう仲間はいらないからー。」

そのあと、止まることは無かった。

「血王帝様人間の反応ありです。」

「あのさー。前から思ったけど血王帝って呼ぶの長いから好きに呼んで。」

「じゃあ主でお願いします。」

人間の反応か。

「そのまま進んで。人間には攻撃するなよー。」


「ひっ!ど、ドラゴンに。ワイバーンっ!」

「狼狽えないで!」

お。姉さんの声だ。

「やぁ。姉さん!」

「り、リク!なんでここに。」

なんて言おうか。いや正直に

「このワイバーン僕のだから乗ってきたんだ。帰るところだったんでしょ?なら乗ってよ。」

「隊長!あいつは?」

あいつって…

「私の弟よ。可愛いでしょ?なんとね第1王女の婿になるのよ!」

「弟さんでしたか。ってフィルナ様の婿!!」

仲間は5人のようだが全員驚いている。そしてとりあえず乗ってくれた。

「姉さん。僕のうちに住まない?首席だから言えもらえたの。」

「そうなの?じゃあ住むわ。今日からよろしくねリク!」

「た、隊長。俺たちは。」

「あんた達は寮生活続行! 」

…姉さんじゃないみたいだ。

「ドラ。壁をぶち抜いて最速で帰れ。その後ろをフェアが。」

フェアとはさっきのフェアリードラゴンの事だ。簡単だろ?


ーー到着ーー

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