第47話


「……それで? ボクに会いたがってたって聞いたけど」


 さらっと話題を変えて、ウィルが膝元で両手を組む。

 もうすっかりいつもの彼の顔だ。こういう部分は、やはり上に立つ王様らしい。

 それに、リヴェルとしても話が戻って助かった。元々彼には頼みごとがあったのだ。それを忘れては元も子もない。


「あの、相談があるんだが」

「うん。魔法使い絡みかな?」

「そうだ。俺、ステラと一緒に生きたいって願ってるけど、彼女といると、きっと魔法絡みの事件とかに巻き込まれるよな?」

「まあ、十中八九そうなるね」


 あっさりと肯定される。

 あまりに軽い口調に、内容の重みを忘れそうになった。


「今回も、力が無いのに……俺、出しゃばって怪我したわけなんだが」

「うん」

「でも、ステラと生きていくのに、彼女にばかり頼りっぱなしだと最後まで共に歩けない気がするんだ。彼女がいなければ、巻き込まれたらただ死ぬだけだろ? ……だから、何か方法がないかって、相談したくて」

「ふむ」


 あごに手を当てて、ウィルが目を伏せる。

 綺麗な顔立ちだけではなく、所作まで洗練されていて非常にさまになっていた。こういう時、容貌が整っていると得だ。例え、ここで「わかんなーい」とか馬鹿っぽく言い出しても許されそうな気がする。――いや、やはり許されない気がする。やって欲しくはない。


「……まあ、魔法使いと生きていくっていうのは、相当危険なことは確かだね。現に、魔法使いと恋に落ち、成就して長生きした人間っていうのは、あまりいないんだ」

「……、その場合って、魔法使いはどうなるんだ?」

「そっちを気にするのか。流石というべきかな」


 楽しそうに見てくる視線には、観察する様な色が見え隠れしている。

 いくら、彼がエルスターやステラのことを頼んできてはいても、王様だ。心の底からリヴェルを信頼出来ているわけではないだろう。当然ではあるし、仕方がないことなのだが、それでも心を覗きこまれる様な感覚は正直不快だ。

 そして、やはりこちらの心情が手に取る様に分かるのか、苦笑しながら指摘してきた。


「すまないね。癖なんだよ。王だから」

「……、いや。仕方ないとは思ってるさ。それに」


 彼は、――彼らは、実の父親に暗殺されそうになっていた。

 周囲を簡単に信用出来ないのは必然だ。エルスターやステラという仲の良い人物がいることが、むしろ喜ばしい。


「……分かりやすい上に、お人好し。仕方がないね」

「は?」

「まあ、いい。対抗する手段か」


 かたん、と椅子から立ち上がり、ウィルが歩み寄ってくる。

 そのまま、寝たままの自分の傍の椅子に腰を下ろし、じっと頭から足先まで視線を流した。何かを探る様な目つきに、全身がまさぐられる様なざわつきに見舞われる。


「お、おい?」

「ふむ。ステラの言う通りだ。外部からの魔法はともかく、操作系の精神的な魔法は効かない体質みたいだね」

「え?」


 驚いた、と声でも仕草でも表現し、ウィルは興味深げに口の端を吊り上げる。

 そういえば、ステラにも前に似た様なことを言われた。操られたりはしないだろうと。


「ど、どうしてだ? 稀にいるとは言われたが」

「うーん。確かに稀にはいるけど。……君、祖先か親戚筋に王族か魔法使いはいなかったかい?」

「え、ええ?」


 いきなり質問されても、答えられるわけがない。

 何せ、自分は愛人の子として生まれた。ライフェルス家の歴史は簡単に教えられたが、誰もが代々続く同じ家系で、配偶者も貴族だったはずだ。

 ただ。


「父親の方は多分いないけど、母親の方は知らないな」

「知らない?」

「ああ。だって、母は自分の生まれとか、話してくれたことがなかったし」


 どこかの喫茶店で働いていたのを父が見初めた。知っているのはその程度だ。

 母がどこの出だとか、家族はいるのかとか、そういった話は一切話題に上ったことはない。

 別に、避けていたわけではないとは思う。父なら耳にしていただろう。

 家族の話が出来なかったのは、単純に両親がリヴェルに父の家族の話をあまりしなかったからだ。

 故に、自然と母の家族の話も機会が無かった。そんな風に思えた。


「ふーん。母親か。ちなみに、名前は?」

「ルリアだ」

「……、ルリア」

「そういえば、ファミリーネームも知らないな。俺は最初から、ライフェルス家の方を名乗っていたから」

「ふーん、……」


 ウィルがまたも考え込んでしまった。そんなに血筋が気になるということは、よほどリヴェルの体質が珍しいということになる。

 今まで魔法に縁の無い生活をしてきたリヴェルにとって、意外な事実のオンパレードだ。付いて行けるか不安になる。


「まあ、そちらは調べておくとして」

「調べるのか」

「君も、お母様が生きているかくらいは知りたくないかい?」


 痛いところを突かれて、咄嗟とっさに返事が出来なかった。まさかの提案に、頭に一瞬空白が生まれる。

 むかしむかしに諦めていた背中を、もしかしたら追いかけられるかもしれない。

 本当に捨てられたのか。

 それとも――。


「……、知りたい、な」


 気付けば勝手に口が動いていた。

 向き合うにはかなりの覚悟を要する。もし本当に最悪の結果になっていたのならば、自分の希望が打ち砕かれたのならば、心に負うダメージは計り知れない。

 だけど。



〝だから、忘れないであげて〟



 金魚が死んだ時、母が自分にかけてくれた言葉。

 あれは、何故か願いの様に切実に響いていた。今の今まで頭から、心から貼り付いて離れてはくれなかった。

 だから。


「調べてもらえるのなら、……お願いします」

「敬語」

「……頼みごとしてるんだから、敬語になってもおかしくないだろ!」

「はは、まあいいよ。しかし、対抗策か。……そうだね、精神に働きかける魔法は放置しても良さそうだけど、外的なものか。……ルーツが分かった方が対抗手段が容易になるんだけど、無い物ねだりは良くないね」


 ごそごそと懐から、ウィルは何かを取り出し、目の前に差し出してきた。

 何だろう、とリヴェルも自然と目を細める。



 懐から出された品。それは、銀に煌めく懐中時計だった。



 表面には鳳凰ほうおうの様な荘厳な鳥が刻まれており、底知れぬ風格を放っている。何となく、圧倒されて背筋が伸びる思いがした。


「これは?」

「懐中時計だよ」


 見れば分かる。


 そうじゃなくてと言いかけると、ウィルが少しだけ笑みに苦味を乗せた。

 直感的に、誰のものか理解してしまう。こういう、変な時だけ勘が働くのが憎たらしい。


「弟の形見でね。王族が必ず持つものなんだ」

「……、弟さんの」

「率直に言えば、これが秘術の元さ。弟は、あの日、これを持っていなかったから死んだんだ。魔法でね」


 凄惨な真実を打ち明けられた。一瞬、リヴェルの視界が大きく揺れる。


 この懐中時計が、魔法を防ぐ秘術の元。


 そして、彼の弟はこれを手にしていなかったから凶刃に倒れた。

 それを口にすることが、どれだけ辛苦にさいなまれることだったか。彼の心情をおもんぱかって、唇を軽く噛んだ。


「まあ、仕方がない。父が意図的に隠したみたいだから。弟も隙があった。それだけだよ」

「……っ、それって……っ」

「そう。あの日の首謀者は父だよ」


 淡泊に断言される。

 感情がこもっていない分、彼の怒りの深さが痺れる様に伝わってきた。

 村ごと焼き払った時もそうだったが、実の息子を成れの果てを使って殺す。そんな親がいるのかと、リヴェルは心だけではなく頭の中も真っ暗に染まっていく様な衝撃を浴びた。


「まあ、とは言え、弟を襲った成れの果ては狂暴化していたみたいだからね。直接頼みごとなんて出来ないだろうし、他にも共謀者がいたのは間違いないんだけど」

「……だけど?」

「捕まえられなかったんだよね。相手が分からなくて」

「――」


 一瞬。

 その一言を放ったウィルの瞳が、噴き上がる様に鋭く燃え上がった。見つめられた瞬間に喉元をさばかれそうな憎悪を感じ、リヴェルの喉が怯える様に鳴る。

 そんな自分の恐怖に気付いたのだろう。ウィルは穏やかに瞳から炎を消し、向き直ってきた。


「ごめん。話が逸れたね」

「……、いや。構わない」

「……。君は、良い子だね」


 よしよしと頭を撫でられる。

 その撫で方が両親のそれに近かったので、思わず頬が熱くなった。振り払いたくても体が思う様に動かないので、されるがままになってしまう。


「う、ウィル、流石に恥ずかしいんだが」

「ごめんごめん。というわけで、良い子の君にこれを預けよう」

「……、えっ」


 しゃらっと、目の前で懐中時計の鎖が綺麗に鳴り響く。揺れる時計を目の当たりにして、リヴェルは目を見開いた。

 そんな大切な形見を、一般人に、しかもそこまで顔を合わせたこともない人間に渡すのか。いくら何でも不用心に過ぎる。

 慌てて首を振ろうとすると、そっと頭を押さえられた。拒絶を見るのは嫌だと、強く主張する様だった。


「君は、ステラと生きるんだろう? ボクと、弟を救ってくれた彼女と」

「……、ああ」

「ならば、何が何でも生きてもらう。これは、ボクだけじゃない。弟の願いでもあるはずだ」

「――」


 彼の顔から、笑みが消える。

 残ったのは、必死にすがりながら泣くのを堪える子供の様な、けれどひどく大人びた慟哭どうこくだった。

 彼はあの日から、どれほどの後悔と絶望を抱えて生きてきたのだろう。彼の切々とした気概と祈りに触れ、拒む選択肢などれるはずがない。


「……ウィル」

「君が、怯えながら、恐がりながら、それでも好きだと一歩を踏み出してくれたこと。どれだけ嬉しかったか、分からないだろうね」

「……」

「ボクは対抗手段がある。でも、君は無い。その、無防備なまま立ち向かわなければならない君が、立ち向かう覚悟を決めてくれた時、ボクは何が何でも君を生かそうと決めたんだよ」


 手段は選ばない。例え、王族の秘術を民に流すことになったとしても。

 彼は最初から決めていたのか。彼女を生かすため、二十年前に彼女の死の願いをね付けた時から、この日を迎えた時には禁忌を破ることを。

 秘術は王族にとって、魔法使いが裏切った時の対抗手段になっただろう。その仕組みがもし、彼らに知れ渡れば、対策を練られてしまうかもしれない。

 なのに、彼は一般人である自分にその秘術を明かそうとしている。

 それが、どれだけ重い決意か。リヴェルは想像出来ても、その奥の奥にある苦悩までは読み取れない。

 だが。



「……分かった」

「……」

「秘術、教えてくれるか?」



 こちらも、深い覚悟で受け取ろう。



 一生秘密を抱え、禁忌を知った罪を背負い、生きていく。彼女と、道を共にするために。

 瞳に出来る限り力をこめて宣言すれば、ウィルはふっと嬉しそうに目元を和らげた。少しだけ泣きそうだな、と感じたのは気付かないフリをする。


「……、ありがとう」

「それは、こっちの台詞だ。秘術は、流出したら大変なんだろ?」

「まあね。ただ、君なら大丈夫そうだし、いいかな」


 安心した様に笑ったので、リヴェルも体から力が抜けた。知らず知らずの内に緊張していたらしい。強張っていた筋肉をほぐし、動かせる左手で懐中時計を受け取った。

 ずっしりと、重みが伝わってくる。冷たくて、深淵から湧き起こる様な刺激がぴりぴりと肌を刺す様に感じられた。

 実際はそこまで重量は無いはずなのに、彼『ら』から託された願いだからだろうか。決して手放せないと改めて誓う。


「教える前に、……さっき言っていた、先にパートナーが死んだら魔法使いがどうなるかってことだけどね」

「……、ああ」


 そういえば、質問をした。いつの間にか流れていたが、彼はしっかり覚えていたらしい。

 ウィルは、少しだけ視線を斜め下に落としてから、もう一度こちらに視線を固定し。



「後を追う様に、死ぬよ」

「……、え?」



 さらりと、世間話の様に軽く告げられる。

 あまりに軽く言われたので、冗談かとも思えた。

 だが、彼の眼差しは真摯に語る。嘘ではなく、真実なのだと。


「恋を成就させるということは、文字通り相手との人生を成就させるということ。その相手との命をつなぐ糸が出来、『相手の命』を二人で共有する。不老の呪詛が解けるというわけだね」

「……、相手との命を繋ぐ、糸?」

「そう。まあ、不老を解く……解呪の魔法なんだけどね。想いの魔法、っていうとちょっとくさいかもしれないけど。だから、相手が死んじゃうと、繋いでいた糸の先の命が無くなるから、自分の命も尽きるってわけさ」

「―――――」


 導かれる様に、己の胸元を見下ろす。

 命の糸。それは、どんな色だろうか。想いの魔法というと、確かに照れくさい感じがするが、その実かなり酷な魔法だ。

 相手の命が尽きると、自分の命も枯渇する。

 それは、魔法使いにとってはまさに命懸けの魔法だ。不老である彼らにとって、何と皮肉な結末だろう。

 だが、それでも。



〝私も、過去を乗り越えたいから。……私の分も、一緒に背負って欲しい〟



「……託して、くれたのか」



 共に生きるということに、頷いてくれた。

 こんなに弱い自分を支え、守ってくれると力強く誓ってくれた。

 自分の命には、彼女の命がかかっている。今はまだ恋人ではなくても、そういう関係になれば、互いが文字通りつながるのだ。



 何て悲しくて、儚くて、――愛しい。



 命懸けで、託してくれるのだ。

 ならば、全力で応えるだけだ。


「教えてくれ。……身を守る、術」

「……、ああ、もちろん」


 空気が変わったのを、お互いに察知する。

 けれどそれには触れず、内緒話をする様に自分達は笑い合って、絆を交わした。



 彼女のためならば。

 喜んで、禁忌を犯そう。

 死ぬためではなく、今度こそ。



〝死ぬのは、恐い?〟



 ――今度こそ、生きるために。あの問いに、答えよう。











 ああ、計画が狂ってしまった。


 歩きながら、どこで歯車が狂ってしまったのだろうと振り返る。

 彼が、あいつに興味を持ち始めた時、咄嗟とっさに危機感を覚えた。見つめ合う二人に、どうしようもない焦燥を覚えた。

 故に、最初は引き離すことにした。

 金魚を餌にしろとあいつに勧めれば、その通りにするだろうという思惑があった。何しろ、あいつは特に深く物事を考えない。そして、その通りになった。

 命を大切にしないあいつ。彼は、命を大切にしないことに極度に敏感だ。

 これで、あいつは彼に嫌われる。

 そう、思ったのに。



 彼は、あいつと交流を持つ様になってしまった。



 だから、今度は人を操って脅すことにした。邪魔なあいつを排除すると同時に、あいつは危険だと知らしめるための警告だった。

 そうすれば、恐れおののいて離れるはずだった。

 彼は、ただの人間だ。人間は、魔法使いの強い魔法を嫌う。彼だって力の持たない人間なのだから、当然力を恐れて逃げるはずだった。



 それなのに、彼は益々距離を詰めてしまった。



 そして何故か、今度は彼を操ろうとしたのに、魔法が効かないことに驚いた。稀にいるが、精神作用の魔法が一切効かないらしい。

 切り札だった魔法が、役立たずと化した。

 これはまずい。更に焦った。



 だから今度は、また二人が一緒にいる時を狙って恐ろしい目に遭わせた。



 彼には結構な深手を負わせてしまったが、人形が殺しそうなら制止するつもりだった。

 手駒は、所詮は操り人形。生き死にを操ることなど造作もない。ついでに、彼を傷付けようとした『奴ら』の処分も出来るし、一石二鳥だった。

 なのに。



 どうして、あいつを選ぶの。



 どうしてあいつなの。分からない。

 深く、暗く、強く、呪う。

 無愛想で、何を考えているか分からなくて、周りから変人扱いされて、恐れられていて。

 金魚を餌に勧めて、人の心なんて何にも理解していない。そんな、ただの生きた抜け殻の様なクズを、どうして彼は選ぶ。

 あいつの一挙手一投足に、翻弄されて一喜一憂する姿なんて、見たくもなかった。

 しかも、あいつの人を真似た様な心の揺れに、彼が笑って手を差し延べるなんて。



 ――ありえない。



 だって、最初に見つけたのは自分だ。先に出会ったのも自分だ。

 話して、笑って、友人関係になったのも全部、全部自分が先だ。

 あいつなんて、たかだか二ヶ月くらいしか一緒にいないのに。

 それなのに。



 どうして、あいつは邪魔をする。いつも、いつも。



 ――二十年前も、そう。



 遠くから秘かに目を付けていたのは、自分。恋心を抱いたのも自分が先。

 なのに。

 あの人も、結局は、あいつに。

 ああ。



 ――許さない。



 そんなのは許さない。もう二度と、狙った相手を取られたりはしない。

 だって自分のものだ。最初に見つけ、心を寄せ、彼の笑顔を引き寄せたのは自分だ。触れ合ったのも自分だ。



 あいつじゃない。自分だ。



 だから。



「……マリアちゃん」



 取り戻すのだ。

 どんな手段を使っても、例え彼の四肢をもいで、生涯自力で動けなくなったとしても。自分が面倒を見て、甲斐甲斐しくお世話をするのだ。

 そうすれば、きっと彼も戻ってきてくれる。



 ――わたしの元に、戻ってきてくれる。



「んー。どうしたの、クラリス」

「あのね。わたし、マリアちゃんに協力して欲しいことがあって」

「あらー、嬉しいこと言ってくれるわね。いっつもリヴェルの二の次なのに」


 楽しそうに、けれど心から笑ってくれる彼女を利用することにも、特に何の感慨も湧きはしない。

 だって、彼女も結局、彼とあいつがくっつくのを見届けてしまったから。

 だから、報いを受けてもらおう。



「うん。あのね――」



 彼女と、彼女に想いを寄せる彼ともども、餌になってもらおう。

 そうすれば、きっと。



「――リヴェル君」



 ――貴方は、わたしの元へ戻ってきてくれる。



 そうでしょう?

 優しい優しい、わたしだけの大切なパートナーなのだから。


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