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……あ、無駄に感想欄を埋めていました。
今回のエピソード。もう、何を言ったらいいのか分からないのです。
今までにも、和泉さん作品でそういうことがあった気がするのですが、「君の気持ちは分かるよ」と思ってしまって、ただもう、受け止めるしかない感じなのです。
エルスターの思いが凄く伝わってきて。どうしようもないことが分かっていて。
たぶん、リヴェルも同じように呆然と聞いていて。それも、感じ取れて。
そしたらもう、和泉さんに「今回、ちょっと短くない? この先を、早く教えてくださいよ」と言うことしかできないのです。
強いて言うのなら、一番初めにエルスターがステラの話を出した件の、「?」が明らかになった、ということでしょうか。
エルスターがステラに近づくなんてことはありえなくて、あの件、謎だったんですよね。
エルスター、変な遊び心(?)が、こんな結果に……。
あ。エルスターにちょっとツッコむ点がありました。
「リヴェル。僕は、命を手に入れるためなら、彼女のためなら、何だってするのだよ」
『命を手に入れる』よりも、マリアを優先しようよ! 同列なのは分かるけど、先にマリアを!
じゃなければ、「僕は、命を手に入れるためなら……いや、彼女のためなら」で、どうだ!
微妙なテンションのコメントですみません。
今回は、ただただ見入ってしまいました。
作者からの返信
色々と、感想ありがとうございます……!
エルスターもリヴェルも正念場を迎えております。
この辺り、何かもう私、素直に恋愛とか友情とかで終わらせれば良いのにね!と思いながらも、これが私の小説なんだよな、と実感しながら書いていました。
もう、エルスターには申し訳がない気持ちでいっぱいです……(汗)。
ぐっは、すみません……(笑)。
実を言うと、この話と次の話は元々一話だったのですが。
前半も後半も長くなってしまったので、二話に分けました……(苦笑)。
エルスターの最初の謎、覚えていて下さって嬉しいです!
最初にエルスターからステラの話を切りだしたこととか、諸々忘れ去られているだろうなと思いながら、ここでようやく真相を明らかに出来ました(まだです)。
次の話で、あの謎の裏話ががっつり書かれます。
変な遊び心だったかどうかは、もう読んで頂くしかありません……。
そして、ツッコミ入りました(笑)。
確かにそうですよね(笑)。うん、そう思います。エルスター酷いです(?)。
ここら辺はもう、クライマックスの決戦を見て頂くしかないなと思います。
どうか、最後まで見守って下さい。
しんどいとは思いますが、よろしくお願いします。
もう……。月ノ瀬様がおっしゃる通り、こうなるだろうな、とわかっていたからこそ、それを受け止めるしかできません……(><)
でも、少し前のリヴェルなら、エルスターとマリアの幸せのためなら、って、足掻くことなく自分を差し出していた気がするのです。
ですけど、今のリヴェルなら、ステラとの未来のために、そして今まで自分に寄り添ってくれた親友エルスターのために、どこまでもあらがって足掻くと思うのです。
というわけで、頑張れ、リヴェル!
そしてエルスターも、絶対ぜったい自分のことを責めるでしょうけれど、リヴェルはきっとステラがついてるから、あんまり自分を責めないで――っ!(><)
……すみません。こんなシリアスなシーンでふと浮かんでしまった疑問なんですけれど。
もし、マリアがことの真相を知って、エルスターに愛想を尽かしてしまった場合、運命の相手はどうなるんでしょう……?(; ・`д・´)
作者からの返信
色々と、しんどい場面が続いております。
付いてきて下さって、本当に感謝しております……!
確かに、少し前までだったら、リヴェルは友人二人のために、自分を犠牲にしていたと思います。
けれど、今のリヴェルは諦めないことを覚えました。
だからこそ、クライマックスも頑張って、魔法には弱いけれど彼なりの戦い方をしてくれるはず。です(自信とは)。
応援ありがとうございます!
リヴェルも、背中を押されて奮起すると思います!
エルスターは、もう間違いなく自分責めますね……(苦笑)。
最後がどうなるのか。
見守って下さい。よろしくお願いします!
そして、良い質問来て下さいました(笑)。
作中、詳しく説明出来なかったので、いつか来るかもしれないと思っておりました……。ありがとうございます!
でも、ちょっと「おい!」と思われるかも……(汗)。
「運命の相手」云々は、エルスターをはじめ、魔法使いの便宜上の言葉なので、「心から惚れた相手」という意味になります。普通の恋愛と同じです。
魔法使いの寿命が得られる「想いの魔法」とは、互いが好きなだけでは駄目で、互いに互いの気持ちを認識し、受け入れ、初めて成り立つ魔法です。
つまり、この時点ではまだ、エルスターとマリアは「魔法」が成立していないので、エルスターの寿命は不老に近いままです。
「魔法」が成立した後。
既に魔法が成立している場合、魔法使いは「相手の命」で生きていることになります(相手の命を共有――というよりは、借りている状態)。
なので、途中でどちらかが相手に愛想を尽かし、そのまま修復されることなく、最後まで添い遂げることが出来なくなった場合は、その時点でふつっと糸が切れる様に、相手の命をもらえなくなります。
その時点で、魔法使いは生きることは出来なくなります。
つまり、ウィルが前に説明していた通り、相手を追うように死ぬのと近い状態で亡くなります。
人間の方は、元々己の命を共有――貸している状態だったので、特に問題はありません。
魔法使いにとっては、かなり酷な魔法です。でも、本望の魔法でもあります。
想いの魔法というのは、本当に命懸けの魔法なのです。