オレンジパイ、オレンジパイ、オレンジパイ、オレンジパイ、オレンジパイ…………。
オレンジパイは反則ですよぉ……。
クラリス、決して好きではなかったんですが(あ、言っちゃった)、でも、オレンジパイは「うーむ、がんばれ(結果は見えているけど)」と思ったんですよ。
オレンジパイ……。
「彼女は、辛うじて生き残った。」んですね。
これ、重いなぁ……。
リヴェルを見守ってきた読者としては、どんな形でもいいから、リヴェルのために生き続けてほしいと思うわけなのですが――。
一方で、それは、やはり許されないとも思うのです。
とくに、クラリスはタリスの仇であり、ウィルにとっては絶対に許せない相手。それに、リヴェルに手を出した生徒を殺しています。特別扱いは、やはりできないかな……と。
リヴェルを危険にさらさないため、かも知れないですが、知らせないこと自体が、ウィルの愛情、なのかな……。
リヴェルは自分の心を正直にステラに見せ、ステラはそれを包み込むように受け止めてくれました。そんなふたりに安心しました。
そして、次回。
最終回「お嬢さんをください」 ですね。(え?)
そのあと、第二部が始まって、お母さんを探す旅をするうちに、「完全に足を踏み入れる」ことに……。(と、ならずに、ここで幕、なのだと思いますが)
でも、「つなげる命(みらい)」なので、「数年後のリヴェル&ステラ、エルスター&マリア、そしてエルスターの弟妹の幼い王太子(でいいのかな)」は、見てみたいかなぁ。
ともかく。あと1話ですね。
振り返ると色々な思い出が蘇ります。……やっぱり、辛いですね。
でも、頑張ってきた(応援してきた)道だから、全部、大切です。
作者からの返信
月ノ瀬さん、どうしました!(笑)
オレンジパイが、まるで念仏の様に……。
オレンジパイは、最初から食べないまま終わる、という流れで決めていたので……。
クラリス好きではなかったのに(笑)、そこは応援していてくれたんですね。ありがとうございます!
そう、リヴェルの目の前では死にませんでした。
処分は、彼の目の届かない場所で。
どんな結果になったのかは、それこそご想像にお任せする形になります。
最初は結果を書こうかとも思ったのですが、やはりこの辺りは最終的にぼかす形に決めました。
ウィルにとっては、長年追い続けた仇です。ステラの仇でもあります。そして、被害者の遺族からは殺人犯です。
リヴェルにとっては友人でも、他者の目からは別の存在に映る。
複雑な関係になってしまったと思います。
ウィルも、人として欠けているものはあっても、やはり心はあるのです。
リヴェルに知らせないという意味は、彼のみが知っているでしょう。
リヴェルとステラは、様々な壁を乗り越えて、お互いを曝け出す関係になれました。
この二人はこれからも、支え支えられ、生きていくと思います。
そして、次回。
お嬢さんを下さい(笑)。
いやあ、どうなるでしょうね!(視線逸らし)
母親については、何らかの形でお届け出来れば良いのですが……。
まずは、下書きを書くことから始めないといけませんね!(笑顔)
私も、数年後の彼らは書いてみたいです。どんな場所にいても、彼らの関係は変わらない気がします。
でも、エルスターとマリアは、くっつけるところから始めないといかんかもしれません……(遠い目)。
あと一話です。
本当にここまで来たのだと、感慨深いものがあります……。
全て大切とは!そんなありがたすぎるお言葉を頂きまして、ありがとうございます!嬉しいです!
私にとっても、この物語はとても大切で、宝です。
クラリスとのことを背負って、それでも前を向けるようになったリヴェルに、感無量、です……っ!(感涙)
傷ついたことも、傷つけたことも、両方ちゃんと見つめられるようになって。
ようやくここまで辿り着いたんだねっ。おめでとう、リヴェル、と……(涙だばだば)
これからはステラと一緒に、傷がかさぶたになるのを待ちつつ幸せに過ごしてほしいです……(*´▽`*)
……でも、この流れだと、エピローグ3も二人ですよね?(; ・`д・´)
なんだかこう、「もっといちゃいちゃを見たかったです! 番外編、ゆっくりとでいいので、待ってます!(エルスターが決めるところも読みたいです!)」って叫んでいる自分を幻視してしまいました……(苦笑)
……あと、ラスト一話なんですね……(ものすごく寂しい(><))
作者からの返信
リヴェルも、本当に強くなりました……!
傷付いたこと、傷付けたこと、前のリヴェルなら多分諦めていたと思うのですが、ちゃんとここまで来れました。
ありがとうございます、その言葉で報われます……!
傷が消えることは無いけれど、かさぶたになるまで、きっとリヴェルはステラと大事に日々を歩いていくと思います。
本当、これだけ大変な目に遭ってきたのだから、幸せになって欲しいです。
そして、次のエピローグもこの二人です。
いや、ぜんっぜん甘くなくて申し訳ないです(苦笑)。クライマックスがあれだったので、どうしても苦く……。
綾束様みたいに、もっと甘々なエンディングを書ける……なんて日々を夢見たこともありました(遠い目)。
泣いても笑ってもあと一話。
頑張りたいと思います!
いやぁ……オレンジパイは涙腺にきてしまいましたね……。
もしリヴェルが違う選択をしていたら。
クラリスが正々堂々としていたら。
と、いろいろな「もし」を想像してしまいます。
こういうお話大好きです。
作者からの返信
オレンジパイは、気合を入れました。
リヴェルの好物が、結果的にクラリスを少しだけ正気に戻したのかもしれません。
リヴェルが違う選択をしていたら。
クラリスが正々堂々と勝負していたら。
この物語は、「もし」が尽きない物語だと思います。物語だけではなく、人生いつもそうだとは思うのですが。
好きと言って下さって本当に嬉しいです!
この物語は、かなり試行錯誤しながら駆け抜けたので、ありがたいです。ありがとうございます!