リヴェルがステラに甘えるシーン、素晴らしいですねぇ。
WEB小説で、読んでて目頭に来たのはこの作品が初めてです。
強くあることが美徳とされる男子がこうして弱みをさらけ出して、それを好きな女の子に受け止めてもらう。私、こういうの大好きなんですよねー。
昔のリヴェルは自分の悩みを打ち明ける相手もいなかったでしょうし、自然と溜め込むクセがついてしまったことでしょう。
何十年と積み重ね続けた悩みをようやく吐き出せて本当に良かったですねリヴェル君。
自分の悩みを打ち明けられる女性。
惚れないわけないですね。
ううむ、クラリスには分が悪いですねこれは。
作者からの返信
このシーン、気に入って下さって嬉しいです!
何だか、物凄い嬉しすぎるお言葉を頂いて、ごろごろします。
私も、男性が女性に――好きな女性に弱みを打ち明けて、受け止めてもらうというのが好きなので、存分に願望を詰め込みました(笑)。
このシーンを書いている時、ようやくリヴェルは弱みを吐き出せる人が出来たんだな、と感慨深くなりました。
カーマインさんの仰る通り、ずっと悩みも打ち明けられず、溜めこむのが当たり前になっていたので。
リヴェルが変わってきているというのを、きちんと表せたかなと思っております。
クラリス、分が悪くてすみません(苦笑)。
カーマインさんに(他の人にも)気に入ってもらっているので、小躍りしております。
私も、クラリスは大好きです。大好きなんですが!
エルスターからはぐいぐい聞かれても、自分からは気になってもぐいぐい聞きに行かないリヴェルくん。基本的に受け身が染み付いているのか。
そんなリヴェルくんが恋をしていくような過程を、プロローグからずっとドキュメンタリーのように、ここまで見てきた心持ちがします。
――なあ、母さん。
この言葉がとても好き。
初めて受け身ではないね、と遠慮もなく自然に出た彼の声を聞いた気がしました。
作者からの返信
リヴェルはもう、自分の言葉が全く相手に届かない状況ばかりだったので、自分から踏み込むのを恐れている感じですね。
ぐいぐいいける時が来るのでしょうか……。
恋の過程をじっくり書くのは、この物語は初めてなので、そう言われるとすっごくこそばゆいです、ね……!
リヴェルの心からぽろっと出た問いかけに、反応して下さってありがとうございます!
早く、これが普通に出る様になれば良いと願っています。
そして、レビューをありがとうございました!
もう、素敵な言葉ばかりですよ!恋愛ファンタジーの単語が秀逸です。
アイテムにも目を留めて下さったり、感謝の言葉もありません……っ。
彼らの行く先を、もし良ければ見守って下さればと思います。
編集済
過去の出来事を口にだすのは、リヴェルにとって辛いことだけれど、それを誰かに聞いてもらうことは、救いに繋がると思います。まして、それがステラなら、なおのこと。
辛くて切ないけれど、温かい。21話は、じんときます。
お母さんのことは、読者もリヴェルも、たぶん同じように考えていて、だから衝撃のエピソードではありません。リヴェルとステラの関係も、読者の期待通り(だと思う)で、驚きはありません。
けれど、良いです! たぶん、ずっと、このシーンを読みたかったんだろうなぁ……。
ネット小説を読んでいて、この作品が書籍化したら、こんなイラストが付くだろう、なんてことは、それほど想像することはないのですが、なんか、ぱぁーっとイメージが浮かびました。
表紙は、プロローグの「黒き翼の魔女」です。
が、表紙をめくったあとにあるカラーイラストは、リヴェルとステラと猫たちの、このシーン。つまり21話だ、と思いました。(猫たちとのシーンは何度もありますが、21話の、です!)
すみません。勝手な妄想です。
でも、ここはそれだけ、重要なシーンだと思いました!
作者からの返信
前から考えていたシーンなので、ようやっとここまで来た、という感じです。
色々感じ取って下さって、ありがとうございます……!
そこまで仰っていただけると、書いて良かったと思えます。ずっと書きたかったシーンの一つなので。
ステラだからこそ、リヴェルは吐露出来たんだろうな、という。
最初の頃に月ノ瀬さんも母親について仰っていましたが、そうです。多分、薄々こうだろうな、というのをリヴェルにはっきり言ってもらいました。
とはいえ、リヴェルの心の中は複雑なのですけどね……(笑)。
その後の苦労が酷かったので、恨みたくもなると思います。
って、イラストー!
素敵な想像ですね!表紙がプロローグで、この話があのカラーの挿絵……!
そこまでイメージして頂けるとは……ごろごろします。
とても重要なシーンに間違いないのですが、すっごく恥ずかしくなりました……!
ちょっと、ごろごろしてきます。ありがとうございます……!
まだ波乱が待ち構えていますが、見守って頂ければと思います。
リヴェルがステラに自分の境遇を話しているっ‼Σ( ゚Д゚)
二人の心の距離が近くなっているということでもあるのでしょうが、この行動に、リヴェルの誠実さを感じました。
……絶対、女の子を振る時も、自分の心を傷つけてしまって、聞かれたら断る理由とかちゃんと話すタイプだろうな、と想像できてしまいます(><)
リヴェルが早く幸せになれますように! と思わず祈ってしまいました。
作者からの返信
そうです、遂に話しました!
最初は話したくないと言っていましたが、リヴェルの心境の変化がようやっと表れた感じです。
確かに、リヴェルなら断る理由を真っ正直に答えそうです(笑)。己の心も傷付くのは、その通りだと思います。
変態行動ばっかりしていますが(?)、相手には嘘は吐きたくないし、誠実でありたいというのが彼の信条なので、こうなりました。
なので、感じ取って下さって嬉しいです!
リヴェルはもう悩みながら書いている部分も多いので、色々感じ取って下さって本当にありがたいです……!
そして、祈って下さってありがとうございます!
リヴェルには、私も幸せになって欲しいです。
が、もう少し波乱が待ち構えています。ちょっと心苦しくなってきました……(苦笑)。
リヴェル君の過去…大変だろうなとは思ってたんですが…そうか…お母さんとの別れもなかなかですね…(でも、母の愛ゆえに息子に辛く当たったんだと信じたい…
ステラがリヴェルのことを撫でてくれたのが、彼女と彼の間に積み上げてきたものの一端を感じさせて、じんわりきました…。
二人が出会った頃のステラだと、まずリヴェルの悲しみに気づかなかったかもしれないし。
リヴェル君は自分のことを愛も知らない人間だと言ってますが、そんなことないんだよ…!と言ってあげたいですね…。孤独だったからこそ、愛の大切さも脆さも知ってて、誰かのために優しくなれるんじゃないかなと…思います…。
作者からの返信
時々出てきた母の言葉は、こういう顛末だったのでした。
その予想が当たっているかどうかは……この先に書かれているかもしれないし、書かれていないかもしれません(どっち)。
確かに、最初の頃のステラだったら、リヴェルの悲しみとかそういう感情は気付くことは出来なかったし、思いやるという考えも浮かばなかったと思います。
そういう意味では、二人共少しずつ歩み寄って、成長しているんだなあと実感した流れでもありました。
そこに気付いて下さってとても嬉しいです!ありがとうございます!
リヴェルは、祖母から言われ続けてきたことによって、人を愛することとか、母との別れで愛されることとか、本当に分からなくなっているという状態なのだと思います。
でも、湊波さんの仰る通り、孤独だったからこそ、愛の重みも弱さも何もかも知っているし、優しいのだと思います。
曲がっているけど、曲がっていない。そんな風に育ったことを誇りに思います(作者です)。