3月20日 六花の咲くころに≒四月に降る雪もある
この雑記は自動的なんだよ。
書かれては消え、忘れ去られる不気味な泡のようなものさ。
ゆえに私の名は、雪車町地蔵という。
アニメ版ブギーポップは絶賛放映中!
そしてここカクヨムでは、順次原作版ブギーポップが公開されておりますので、皆様ぜひお読みください!
本編公式URL
↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888069632
VSイマジネーター以降ほとんど文句のつけようがない内容で視聴者を楽しませているアニメポップですが、現在は歪曲王のくだりをやっています。
やっぱりアクションとか異能バトルを映像にしたかったんだなぁというのがよくわかる構図で作られていて、こまごまとした点にも結構な力が入っております。
原作と併せて読むと、削られている描写がよくわかるので、読者諸氏は楽しむために、物書きの同胞は勉強のためにごらんになられるとよいかと存じ上げます。
さて、作中で登場し、ファンがよく口にする「四月に降る雪」というフレーズ。
もちろん元ネタは海外のミュージックなわけですが(それはもう今更言うことでもない)、日本にも似た言い回しがあるわけです。
それが「六花の咲くころ」。
この六花というのは、雪のことですね。
つまり、雪が降るころにという意味なわけですが、少しうがった読み方をすると「雪が花開き、融けるころに」と読むこともできます。
ようするに、春を意味する言葉になるわけですね。
雪解けは春、春は出会いの季節。
また縁があったら春にあいましょうねみたいなニュアンスです。
あり得ないことのたとえ、有り得ても儚く消えることを意味する「四月の雪」。
そうして、その雪が解けた後を想起させる「六花の咲くころ」。
そんな私的な表現で彩られる物語も、ラノベの魅力なのだと、私は思ったりするわけです。
ところでブギーポップの話に戻りますが、新刊がもうすぐ出るそうなので、是非チェックしてくださいね。
ブギーポップは、まだまだ現役ラノベです。
ということで、今日はここまで。
(特に付け足すことはないな)
(唐突に話の筋を戻したことぐらいですかね)
(それは謝っておけ)
(まあ、いいじゃん。それでは、アデュー!)
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