2月22日 忍者の日でござるよ!ニンニン!
誰じゃ俺じゃニンニンジャー!
ドーモ、読者=サン。雪車町地蔵です。
突然だが忍者だ。昨今空前のブームにあるようでいて、常に人気が高い職業、それが忍者だ。
スレイヤーなやつとか、戦隊のやつとか、ライダーなやつとか、メジャーなだけでもいっぱいある。
とある動画配信サービスでは世界忍者戦とかやってる。
いまは西暦何年だ……?
忍者と聞いて、読者諸氏が真っ先に思い浮かべるもの、それは。
そう、丸薬だ。
え? 手裏剣? 顔を隠す忍者装束? マキビシ? 忍法?
知らん、知らん。
忍者と言えば、兵糧丸です。いいね?
長期潜伏や、持久戦を強いられた忍者たちは、その過酷なミッションを遂行するために特殊な携帯食を常備していたという。
兵糧丸。
サプリメントや強壮薬の類であるこれは、現代のレーションのご先祖さまと言ってもいい。
手軽に持ち運べ、場所をとらず、栄養は十分で、なによりまずい。
そう、まずいのだ。
このまずいということが、非常に重要になる。
長期戦ともなれば、食料は大量に必要になる。
いかに栄養がある丸薬でも、それでお腹が膨れるわけではない。
お腹が減れば、当然いっぱい食べたくなる。どうしても空腹には抗えない。このままでは食料を全部食べつくしてしまう!
そんなとき、丸薬がまずかったらどうだろう?
食欲、なくなるじゃろ?
食べ過ぎないことで、食料を長持ちさせる。
いっぺんに過剰な量を摂取させない。
そんな優れものが、兵糧丸なのだ。
この辺、現代の戦闘糧食でも徹底されていることではある。
まあ、もっとも。
実際に忍者が食べていたのは炊いたコメを乾かしたやつとか、干物をすりつぶしたやつとかで。
それを口の中で唾液で戻しながら、音をたてないようにゆっくり味わっていたとのこと。
隠密性では満点だが、そこまで不味くはなかったんじゃないかなぁと、個人的には思う。
思うだけで、きっとおいしくはなかったと信じているけれど!
というところで、本日は以上!
読者諸氏も、めくるめく忍者ワールドに一歩踏み入れたし!
(なんじゃなんじゃニンジャー!)
(上からして混ざってるんですよね……シュシュっと参上! みたいなのでもいいです)
(ブラックホールに吸い込まれてろ、おまえは)
(なんでですか!? ケイン・コスギは普通にかっこいいでしょう!? それでは、アデュー!)
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