12月14日 胸の奥、それでも消えない熱

 足踏みしてるだけじゃ意味がない。

 雪車町地蔵だ。


 なんだかんだとあった、この数日。

 それでも私の作品は、頑張っている。

 たくさんの人が応援してくれて、たくさんのお声がけをもらって。

 ここで私が立ち止まるなんて、そんな選択肢はありえない。


 走れ、走れ、走れ。

 進め、前に、一歩だけでも先に。


 評価もランキングも、そんなのは良ければうれしいのは当然だ。

 けれど、一番重要なことじゃない。

 私がこれ以上ないと思った作品を完成させること。

 それで、誰かの道を照らすこと。

 私がものを書く動機は、たったのそれだけだ。


 愛と希望の物語に憧れて、ここまで来た。

 待て、しかして希望せよと、耐え忍び歩き続けた。

 だからこそ。

 なおのこと。

 やっぱり立ち止まる選択肢はない。


 私は、最後まで頑張ろうと思う。

 悔いが残らないようにとか、そういうのじゃない。

 ただただ単純に。

 私は生き汚く、往生際が悪いのだ。


 だから──頑張ります!

 見ていてください、私の──執筆!



(前へ!)

(ええ、前へ!)

(躓いて転んでも)

(また立ち上がればいいだけですからね。それでは、アデュー!)

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