12月4日 大量のスパゲッティー

 君の心にミートボールPASTA!

 雪車町地蔵だ。


 フライパン2杯分のパスタを、どうにかこうにか処分しきった。

 読者諸氏は、芥川龍之介の芋粥という小説をご存じだろうか?

 めちゃくちゃ芋粥LOVEな男が、いつかお腹いっぱい芋粥を食べてみたいという夢を抱いていたら、ひょんなことで叶ってしまうという話だ。


 おおよそ似たようなことが、現実であったのである。

 私は言われるがままに大量のパスタを作り、そのひとは飽きるまでパスタを食べまくった。

 結果はどうなったかは……芋粥を読んでほしい。案の定という感じである。


 問題は、ずいぶんパスタが残ってしまったということ。

 必然、その駆逐に私も動員される。


 ……入らない。

 いや、こじゃれたカフェの創作パスタとかじゃないんだから、普通にお徳用のがっつりパスタなのだから、胃に収まるはずがない。

 結局、地獄を見ながら複数人でフィニッシュした。


 誕生日だからといって願いをかなえてやるべきじゃなかったかもしれないし、加減しろバカという感じでもあるが。

 まあ、やってる間、全員が楽しそうだったので、良しとすることにする。


 今回のことで私が学ぶべき教訓は、バカ騒ぎはやっぱり楽しいということだ。

 うんざりと食器を眺めつつ、また何かの時にやりたいと思う私なのであった。




(お残しは許しません)

(お腹を壊さない程度にですけどねー)

(パスタは実質ゼロカロリー)

(意味の分からない構文はやめなさい。それでは、アデュー!)

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