10月22日 いんげんまめを戴いて

 雪車町地蔵の、ゼリービーンズが好きな方!

 雪車町地蔵だ。


 いんげんまめを戴いた。牛肉と炒めて、焼き肉のたれを絡めて夕食にしようと思う。


 さて、いんげんまめは隠元豆と書く。

 これは福州の禅僧、隠元隆琦が日本に持ち込んだためだと言われている。

 地域によっては、年に三回収穫できるので三度豆とかと呼んだりもする。


 なんと乾燥重量の20%程度がタンパク質であり、ようするに天然の低脂肪プロテインと言える。畑のお肉こと大豆と比較しても、これは充分な量だ。

 このことから、世界中で食べられており、特にフランスでは愛されているらしい。


 豆類特有の毒性ももちろん完備しており、加熱が十分でない状態で食べると、嘔吐などの症状を引き起こす。

 そう、おなじみレクチン先生の仕業だ。レクチンは熱に弱く、茹でたり焼いたりすれば全く無害なので、その点は安全である。

 大規模食中毒? 懐かしいね……


 莢のままでも、成熟した豆の状態でも美味しくいただけるいんげんまめ。

 読者諸氏も、今晩の食事に、一品添えてみてはどうだろうか?

 以上!



(バター炒めもいいよな)

(胡麻和えなんかもいいですね! とってもおいしいです)

(餡子にもなるのか?)

(なにを隠そう白あんの正体はこいつです。それでは、アデュー!)

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