9月7日 それは、カクヨムコンへ至る物語

 書いて読む! これ物書きの理なり……!

 雪車町地蔵だ。


 いよいよカクヨムコン4の詳細が、発表になった。


https://kakuyomu.jp/special/entry/kakuyomu_web_novel_004


 おそらく目玉というか、台風の目になるのは、カクヨムWeb小説短編賞だろう。

 一万字という文字数、そして賞金にコミカライズ。

 まったくもって破格と言える。

 これから書き始める人は、こちら向けの作品を準備するのも、一手かもしれない。


 読者選考システムやら、ランキングの形式やらがどう変化を遂げるか、正直今の段階では、明言できない。

 けれど、それでも我々は、このコンテストで全力を出す。


 激戦区、もっとも潮流激しく、そして新風が求められる異世界ファンタジー部門で、裸のまま全力で殴り合ってもいい。


 SF・現代ファンタジーで、オマージュという名の新解釈を持って、革新を遂げるのもありだろう。


 あるいはもはや、とにかく良質でキャラが立った登場人物と、プロが驚愕するようなトリックを持ってこい! とまで言い放ったホラー・ミステリー部門で、血反吐を吐きながら邁進するのも、決して悪くはない。


 そう、カクヨムコンの編集部には、明確にとりたい物語のビジョンがある。

 それに伸るか反るか。

 我々の自由は、ここにあるのだ。


 開始まで、3か月を切った。

 さあ、諸君は、どんな物語を紡ぐ?

 私は──



(おまえは何を書くんだ?)

(平成が終わる瞬間、ゼロ年代を超えるミステリーを、私は書きます)

(おっと、その先は地獄だぞ?)

(最強の呪文を教えてあげましょう。「だからどうした!」 それでは、アデュー!)

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