5月8日 あなたがつらいとき
ハローエブリワン。
雪車町地蔵だ。
この雑記も、もはや豆知識なのか疲れた人間のつぶやきなのか判然としないカテゴライズと化してきたが、とりあえず更新していく。
今回言いたいことは、どんな状況でも話を聞いてくれる人間はいるということだ。
人間というのは理性を至上としながら、しかし感情で動く生き物だ。モンスター超人ハルクと変わらない。
しかも、その感情とかいうやつは、些細な事(例えば天気や昼食の味、睡眠時間や鼻をほじった数程度)で容易く変動してしまう。
だから人間ドラマが生まれるとも言えるし、だから人間は人間なのだともいえる。
さて、読者諸氏の中には悩みを抱えている方もいるだろう。あるいは抱えていない方もいるだろう。が、今回は悩んでいる方について記す。その他の方はブラバしてもいいし、興味本位で読み進めてもいい、自由とはそういうことだ。
悩んでいるあなたは、その悩みをいま、打ち明けられないでいるのかもしれない。
「これは些細なことだから」
「こんなことで相談したら迷惑になる……」
「相談できる相手なんていない、だって事情を知らないはずだし」
まあ、ほかにもあるだろうが、こんな感じでつらい思いを抱え込んでいるとする。
シンプルに結論から言おう。
その話は、聴いてもらえる。
相手を選ぶ必要はない、友達でも家族でも、近しい人が心地悪ければタクシーの運ちゃんでもいい。
それでも気後れするなら、しっかりとお給金をもらって悩みを聞いてくれるプロフェッショナルがこの世には存在する。
もう一度言う。
あなたの悩みは、絶対に聞いてもらえる。
断言できる。
人間は感情で動くが、それ以上に頼られることを是とするからだ。
頼られる、悩みを打ち明けられるというのは、一方で面倒という感情を生みながらも、さらけ出されたことに対する優越感がまさる。
プロであれば事務的に、しかし親身になってくれるだろうし、一般人ならいろいろ考えながらも付き合ってくれるだろう。
もちろん、悩みを打ち明けたからといって、問題が解決するとは限らない。
だが、共通の問題に、複数で当たることはできる。
三人寄れば文殊の知恵とは言うが、一人より二人のほうがましなのは明白だ。
話せる範囲でかまわない。
話したくないことは話さなくていいし、意見が欲しくなければ黙って聞いてほしいと言えばいい。相手はそれを、不快には思わない。
人間、割と自分以外はどうでもいいからだ。どうでもいいから不快ですらない。
どうでもいいくせに、なんとなく手伝おうとするのが人間なのだ。
抱え込んだものは、いずれ石のように重く硬く、壊せないしこりとなる。
そうなる前に、是非吐き出してほしいと、私は愚考する限りである。
(さすがにオチとか茶化す空気じゃないな)
(いつからお悩み相談きくほど偉くなったのか? とは、自分でも思いますよ)
(それでも言いたかったことなわけだ)
(そう、取り返しがつかなくなる前にです。アデュー!)
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