4月30日 玄米茶は緑茶?
エビィバディ・クラップユアハンズ!
いや、特にお祝い事などない、雪車町地蔵だ。
早起きして某型月の某FGOで某先生が「殺したかっただけで死んでほしくはなかった」されていたが、元ネタの6倍以上のスピードと圧で倒されたらしい。さもありなん。人類悪、ここに極まりである。
……わけのわからない前置きは、このあたりにしておこう。
今日は私が言っておきたいのは、玄米茶も緑茶だということだ。
読者諸氏は玄米茶を知っているだろうか。
炒った玄米や、ポップコーンみたいな玄米が入った番茶である。
もう番茶という時点で緑茶なのは間違いないのだが、しかし煎茶なんかを期待している人間からすると、玄米茶を買ってくるというのは許しがたい愚行らしい。
少し理由を話そう。
あれはいまから1万と2千年前……いや、今朝がたの出来事だ。
読者諸氏にとっては明日起きることかもしれないので、よく聞いてもらいたい。
早朝の家事一般を終え、ぽちぽちFGOを遊びながら買出しに出かけた私に、緑茶を買ってきてほしいというオーダーが入った。
出来るだけ安い緑茶という、具体的なオーダーだ。
見的必殺ぐらい具体的だ。
私はためらわず、最安値のお徳用玄米茶を買って帰った。
ところが、これは依頼人のお気に召さなかったのである。
なぜか。
曰く──玄米茶は緑茶に入らないから、だそうだ。
言いたいことはわかる。
塩やら抹茶やら混じっていることがある玄米茶は人を選ぶ。
なかにはこれは緑茶じゃないと主張する人間だっているだろう。これはおかしなことではない。
日本人は、そのぐらいお茶にうるさい。
いろいろとご機嫌を取ることで、口論に発展することなど当然なかったが、思うところはあった。
今回のことで得るべき教訓は、具体的なオーダーだからといって、確認を怠ってはいけないということだ。
話し合って妥協点を探すのが、有史以来続く人間の、真に偉大で文化的な社会活動というものらしいのだから。
日本の心は和の心、和をもって貴しとす。読者諸氏も気を付けられたし。
ところで、FGOはフェイト・グランドオーダーの略である。
偉大だな、菌糸類。
(今回のオチは、こんなんでいいですかね?)
(人類悪に言及したくせに人類の社会活動を肯定するのは片手落ちじゃろ)
(まあ、いいじゃん(いいじゃん))
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