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目次
私は大人になったので
わたしは大人になったので
嬉しいときには涙をながし
悲しいときにはかぷかぷ笑う
ひとりじゃないよ みんながいるよ
いつもどこかに 味方がいるよ
洗剤と日光のにおいがする
誰かがくれた毛布の苗床
苗床へ落ちた朽ち葉のように
きれいなままで溶けていく
枯れても朽ちても葉っぱだよ
大きな葉っぱに育ちました
だから、大丈夫なのです
おまえは大丈夫なのです
きらきらしたところから
声が降ってきます
きらきらした雨に打たれて
クチクラの輝きではなくて
燃える恒星の凍った瞬きを見たかった
あしたもあさってもその先もずっと
おとなです
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