I

インパルス


・ハード


300cm 300kg

がっちりした肩やそこに埋まるような首、頭と太い腕は藍色の重合金装甲、他の部分は黄色い軽合金装甲となっている。猫背で、がっちりした筋肉質なゴリラという感じのフォルムをしている。

黄色のカメラアイに、口が前にでた類人猿を思わせる頭部で、その口には鋭い牙が生えている。

腕は太く大きく長く、猫背もあって立ったままで拳が地面に届くほど。

小指のないマニピュレーターも太くて重合金でできた爪が生えている。手の平にはピンク色の肉球のような盛り上がりがある。

足は短いが二足歩行は可能、ただし走るのは苦手で、むしろ腕を使った方が高速で移動できる。

肩から先の防御力は高いが、それ以外は普通。

巨体ながら全身の駆動域が広く、かなり素早い。


・ウェポン


アイアンスクラッチャー、重合金製の爪、鉄板にもひっかき傷を作れる手の爪、そのままひっかくこともできるが、一番は捕まえて握力で握りつぶすこと、あるいは捕らえて離さないこと。

ちなみに口の牙も同様のものだが、顎の力が人並みなのであまり威力はない。


・スペシャル


イグニッションインパクト、小指のスイッチにより手の平部分が瞬間的に飛び出し、衝撃波を与える。

モーターにより引き絞られる強力なばねと、衝撃を反射し収束する反射ポリマーの合わせ技で、反作用さえも衝撃として放っているため自身への反動が少ない。

その威力は都市ガス用のガスタンクを内側から穴をあけられるほど。更に両手で地面を打つことで大ジャンプも可能。

ただし反射の計算が難しく、この腕に内蔵するサイズが上限であり下限でもある。また、作用反作用を抜きにしても内外の摩擦までもは無効化できず、空打ちだけでもどんどんと磨耗して行く。

一度発動したらオートでリロードされるが、それまで十秒必要となる。

インナーインフェルノ、上記のスペシャル乱用による摩擦熱を手の指から放熱する事で攻撃力に転化する、と言うことになってはいるが、実際は熱発生の不具合を仕様だと言い張るために名前を付けているに過ぎない。だがそれでも、真っ赤に加熱された状態まで行けば触れるだけで紙は発火し、その状態で上記スペシャルを放てば腕そのものが爆弾とかし、周囲へ高熱の破片をばら撒く。

問題は内容が内容だけに、素体に上手く説明しきれていないこと。


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