TOKIOの山口君よ、あなたが普通なんだ

ネコ エレクトゥス

第1話

夜一人酒を飲んでる独身男の部屋に

若い女がやって来た。

キスくらいしたくなるだろ?

(俺ならそうだ。)

何でそれだけで全人格を否定されなきゃならないんだ。

あんたら狂ってるぞ。

「すいません、今後気を付けます」で終わりじゃないのか。

それとも酒など飲むなというのか。

(ふざけんな。)

去勢しろと言うのか。

(ごめんだね。)

死ねって言ってるのと同じことだ。

(嫌なこった。)

そんなに大事な娘なら鍵かけて金庫にしまっとけ。

(そうじゃないなら尼寺へ行け。)

フェミニストやモラリストの望む世界ができたとして

そんなところにあんたら住めんのか?

(俺はごめんだ。)

だったら軽く叱って後は許してやれ。


ただ山口君よ、あなたにならキスされたいというおばさんはたくさんいる。

次はそっちを呼ぶんだな。


も一人おまけにセクハラ疑惑の財務次官。

彼だって少しはまともな仕事もしたはずだ。

それなら退職金ぐらいくれてやれ。

その金でキャバクラにでも行ってくれ。

(何回行けるんだ?)

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TOKIOの山口君よ、あなたが普通なんだ ネコ エレクトゥス @katsumikun

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