第09話 マンダラチャートだゴブ!
マンダラチャートという物を知っているかゴブ?
知らなければすぐ画像検索するゴブ。
マンダラ状の正方形のチャート図が出てきたはずだ。もう一目瞭然だろう。
○ど真ん中に大目標を書き込む
○その周囲8マスに目標を達成するために絶対必要な要素を書き込む
○その8要素をさらに周囲に展開して小目標を決める。
大目標を達成するために必要な小目標を明確にし、それを潰していく。
そう本来は目標達成のためのタスク管理手法だ。
これを小説用プロット管理に流用する。
まず真ん中に『ストーリーを通してのキーワード』を持ってくる。
真上に『起』、右に『承』、下に『転』、左に『結』
それを外周に展開する。
そしてそれぞれを作り上げる話の要素を、随時周囲に書き込んでいく。
斜め方向四つが空白に残ったゴブ? そこには次の中から四つを書き込むゴブ。
タイトル、冒頭、テンプレ、あらすじ、ヒロイン、エンディング。
この中から、自分が構築するのが苦手な物を四つ選ぶ。
もちろんこれ以外でいつも悩む要素があればそれを選んでもいい。
そしてそれを外周に展開して、ポイントをその周囲に書き込んでおく。
たとえばタイトルなら、
①英語はダメ
②カタカナはできるだけ避ける
③人名は主人公のみ
④長文型なら韻を踏んでリズミカルに
こんな感じで鉄板な制約で八方向を埋める。
ヒロインは私の場合、次の八要素だ。
①甘えん坊、少しわがまま
②良妻感
③喜怒哀楽をはっきりと
④細く柔らかい
⑤照れ屋または寂しがり屋
⑥保護本能をくすぐる
⑦大きすぎない、重すぎない、強すぎない
⑧美人すぎない、モテすぎない
テンプレなら、
①転生・転移
②チート能力
③無双
④楽勝
⑤ハーレム
⑥かわいいこだわり
⑦かわいい弱点
つまり、チャートの東西南北には起承転結とその要素を書き込んでいく。
斜め方向には押さえておくべき(自分なりの)鉄板要素を書き込んでおく。
まず東西南北を埋めながら、常に斜めの鉄板をはずしていないか確認し続ける。
斜め部分は作品が変わっても流用できるので初回以外悩まないはずだ。
起承転結のマスを繋げながらきれいに埋められれば完成だゴブ。
ここからなら15万字ぐらいの作品ならエタらずに完結できるのではなかろうか。
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