第06話 環境を準備するのだゴブ!

 心の準備が出来たら、次は執筆環境を整えるのだゴブ。

 執筆環境には二つあると思うゴブ。


 1ゴブ アイデア、プロット、台詞、シーンなどのための環境。

 2ゴブ 実際に作品を綴るための環境。


 アイデア、プロット、台詞、シーンなどは時や場所を選ばない。

 トイレの中であろうと、お風呂中であろうと、散歩もよいな。

 ちなみに、私が一番ひらめきが訪れるのは就寝直前が多い。

 次点でスマホで色々閲覧している時であろうか。


 どちらも油断するとあっという間にひらめきは消えてしまう。

 それを逃さないために、枕元にはいつもメモと筆記具を置いている。

 外出時はスマホのメモ機能を使用している。

 ゴブリンたるもの、スマホぐらい使いこなして当然なんだゴブ。


 なんだそんなことか、と思うなかれ。これが日々蓄積されていくのだ。

 その総量や馬鹿にはならず、今も長編のアイデアを六本抱えておる。


 そして実際に作品を執筆する時の環境だが、私はパソコン派だゴブ。

 理由は簡単。

 一太郎+ATOK+アイデアプロセッサー+各種検索画面

 これらを同時に表示させるために広大な作業スペースが欲しい。

 本当はモニターを二枚にしたいぐらいだ。


 同意語、著作権、凡例、固有名詞の使用状況、色々調べることがある。

 たとえば、前述の長編アイデアで、『モブ令嬢』というのを思いついた。

 しかし、検索して同様のタイトルのライトノベルが複数出てきたのである。

 そこで『モブ令嬢』はあきらめ、良い名前が浮かぶまで封印することにした。

 そのまま気がつかずに書き上げて投稿していたら、個性が立たないゴブ。


 通学・通勤時間しか執筆時間がとれない場合はしかたがない。

 だが、そうでなければパソコン環境も準備することをおすすめするゴブ。




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