第37話◆あとがき

あとがきまで目を通そうとしてくださっているそこのあなた。


どうもありがとうございます。


この度、初めて小説というものを書きました。


最初に書こうと思った内容を、忘れずに書ききれるのか。書き通すことが出来るのか不安でした。


ですが、なんとか最終話に辿り着きました。


長編小説の目安とされている10万字には届きそうもありませんが、また書き足したいことが出来たり、修正すべきところがあれば更新していきたいと思います。


今回私が強く思ったことは、実際の小説家さんや漫画家さんの頭の中はどんな風になっているのか。ということです。

長年の連載などをしている方は特にですが、結末に辿り着くまでどのように過ごしているのか、どんな気持ちなのか。

私はというと、気が気じゃなかったです。早く終わらせたくて仕方がなかったです。


自分の書きたいことがちゃんと形になるのか手探りを繰り返し、キリがいいところまでは進めたいと朝方まで更新していたこともありました。


私が書きたかったのは、親子がお互いを思う気持ち、介護の大変さ、介護される側の惨めさ、世の中の理不尽さ、人の汚い部分、多くの人にとっての当たり前は当たり前ではないこと、辛いのは自分だけじゃないということ、人それぞれだということ、本来の自分と他人が感じる自分は≠ということ、命、愛、感謝、恩、縁、生、死、幸、不幸など日常の中で私が感じること、大事だと思うこと、忘れないでおきたいことなどを覚書として残しておきたかったのです。


私自身、現在人に介護というか介助をしてもらわないと人間的な生活が難しい状態です。

最低限のことは一応出来ますが、人の助けや支えがないと生きていけない状態なのです。



その中で日々感じること。

この日々がなければ感じることの出来なかった感情を無駄にはしたくないと思いました。


この誰にもぶつけようのない、感覚を小説という形で投影したのです。


過去に戻ってやり直したい。

誰もが考えたことのあることをヒントに、タイムスリップ、入れ替わり(ではないが)、アンドロイド化に近づく近未来に乗せて話の流れを考えました。


そしてその非現実的なことの中であえて現実的リアルを伝えることで、もし心に響く人がいるなら。もし何かを感じ取ってくれる人がいるなら。ほんの少しでも、誰かの力になれたなら。

それはとても嬉しいことなのです。


ちなみに今後マイクロチップの埋め込みについては、どんどん進んでいくのだと確信しています。


最初は機械をうまく扱っているつもりでも、いつかきっと人が機械に管理される時代が来る。


所詮機械ですからね。

本当に善し悪しだと思います。

故障もすれば、ウイルスにも感染するし、悪い奴に乗っ取られもするでしょう。


そんな怖い所も含めて、最後に不気味感を出したかったのです。


ただの感動作品になってるかはわかりませんがというか、結構美談にしてしまってる所も多いのでそれで終わりにはしたくなくて。


私が世にも奇妙な物語が大好きなので、少しひねりの効いたエンディングに仕上げました。


後味が悪いと思った方がいらしたら、申し訳ありませんでした。


ただ、私が言いたいことを勝手にツラツラと書き綴っただけですし語彙力も乏しく、読みづらさや分かりにくさ、言いたいことがよくわからないなどあると思います。


もしアドバイスなどいただけましたら、都度見直していきたいと思いますのでご意見ご感想もぜひお待ちしています。

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