第2話 ARM

 ノエルが旅立つ一週間前、ある施設に呼び出された。


「君がノエルくんかね」


 中年太りの体系にひげ面のおっさんが尋ねた。部屋には椅子も机もなく白い壁と絨毯が引かれているだけで何もない。

 絨毯は靴で軽く踏むと柔らかい部分に触れたような足に伝わってくる。


「はい」


 返事をし、立ったままそのおっさんの会話をただ聞いては頷き、返事を返すただそれだけの繰り返しの問いをこたえていく。


「年齢は」

「10代」

「出身は」

「ルネス共和国」

「得意科目は」

「とくになし」

「今回の試験に突破してみての感想は」

「正直言ってうれしいです。自分の底力が見えそうで…」


 最後に、とおっさんが告げる。

 その質問はノエルの表情を一瞬だけ曇らせたが、すぐに平常運転に切り替え、素直に答えた。

 おっさんはふむと頷くなり、「質問は終わりだ」と締め切り、ノエルはお辞儀をして、その場を後にした。


 ノエルが立ち去った後、おっさんはポケットからスマフォを取り出し、誰かに連絡をかける。その相手の先はノイズがかかっておりおっさんでしか知ることがない。


 ―――現在、大陸に派遣され、新生活が始まろうとしていた。


 デバイスを起動して、この大陸――世界の活動を開始する。

 このデバイスは小型で指ほどのサイズ。小指に入る大きさ。つまり指輪。この大陸のみ使用可能で電気はエアルと呼ばれる未知なるエネルギーによって賄えている。


 デバイスの多くの機能は、視界からの情報を得る事。壁や地図など身近なものに目を近づくだけでその情報を活字または描画として表記され、その人がほしい情報を検索またはキーワードのみから調べることができる。


 お金の確認や相手の位置を示すマップ、遠い場所の表示の双眼鏡、文字のサイズの変更と様々な機能が搭載され、それらをすべて五感を通して伝えられる。

 この技術が誕生したのはまだ間もないが、この機能のおかげでこの大陸では裕福な生活を送ることができる。


 デバイスはその本人のIDのようなもの。なくしたり壊したりすると復旧するまで数週間は掛かってしまう。その間の情報ややり取り、お金の管理など対応ができなくなり、この大陸では住みづらくなるという欠点がある。


 近年、このデバイスをめぐっての小さな奮闘事件が起きているとおっさんが言っていた。果たして大丈夫なのだろうか。

 ふと不安を覚えるノエルは、デバイスを二度見したのち、デバイスをはめた手をポケットの中につっこみ隠した。


 住所を確認しつつ、マップで位置情報を得ながら、目的地へ向かう。

 港から街の中へ入るころには通行人や車とすれ違うが、だれとも目が合うこともなくただ無表情に通り過ぎていく。


 なかには駆け出しながらなにかから逃げ出すかのようにして物陰に隠れては攻撃する仕草をとったりしている。

 数人ほどそのような言動をとる人が見かけるが、なにかアプリのようなゲームをしているのだろうとただ単純な考えで閉ざした。


「ちょっとどいて!」


 一人の赤髪のツインテールの少女とぶつかりそうになった。

 不意に角から突然現れ、頭部がぶつかりそうになったが、その少女の身軽な対応と判断力でぶつかるという行為を寸前で止めた。


「すみません」


 少女が謝った。

 ノエルも謝ろうとするが「ごめん、すぐにいく!」と耳に指を当てながら誰かと話しながらどこかへと走って行ってしまった。

 なにがあったのだろうかと気になるが、少女の跡を追うにもどこへ行ったのかわからないし、赤の他人に話しかけようとする勇気もない。


 ノエルは戸惑いつつ、またどこかで会えるだろうと軽く考え、その場を後にした。

 スマフォをいじりながら、デバイスから情報を得ながら、先ほどのやり取りをキーワード検索で調べていた。


 この大陸にしかないなにかが起きている。もしくは専用ゲームが配信されている。この島に来る前におっさんが話していた内容だ。

 この大陸でのみ稼働しているゲームやお祭りなどがあると。


 なかでもゲームの方は大変人気なようで、島外では検索ワードにもヒットしない特別製で手に入ることができないのだという。


 おっさんの会話が気になり、検索した結果、ヒットした。


〈ARMORPG(エアル・アイランド)〉


 タップしながらそのゲームの内容を調べる。

 簡単に説明すれば、相手の領域を奪うことで、その領域を自分のものにできる。相手を倒せばポイントがもらえ、アクティブスキルというプレイヤー専用の必殺技・魔法を習得することができる。ポイントを配布し、ポイントの数値が高いほど優秀な能力を秘めている。


 相手の領域を奪うのは単純なものではなく、つい二日前にアップデートしたものでは、相手の領域を奪うには、相手のチームの総合ポイントの半分以上奪うことができるというもの。

 つまり、相手のチームが〈100〉保留し、自分チームが〈60〉しかなかったとき、相手と勝負して、相手を倒せばポイントを倍に獲得することができる。逆に倒されたらポイントが減る。そのとき、得られるポイント量が相手のチームよりも劣っていると獲得量は少ない。

 逆に、相手よりも自分のチームが多い時、得られるポイントは多くなる。

 その繰り返しを行い、相手チーム〈60〉、自分チーム〈100〉になったら、半分以上の獲得として奪うことができるという。


 例、相手〈100〉に対して、自分〈60〉→対人戦→割り切った分で、相手〈10〉に対して自分〈6〉となる。つまり勝利すれば、〈6〉獲得する。逆に相手に倒されたとき、〈10〉取られることとなる。

 相手〈60〉と自分〈100〉も同じである。〈6〉と〈10〉で、相手を倒せば〈+10〉、負ければ〈-6〉。


 上の部分は一対一に対して行った場合。チーム〈P〉から対戦者に対してのため、得られるポイントが十分の一となっていたが、チームを組んで、相手もチームで組んでいた場合、獲得するポイント量がチーム〈P〉の半分。つまり、壊滅的に近いほど持っていかれるということだ。


 例、自分〈100〉に対して相手〈60〉→チーム戦→半分。自分〈50〉に対して相手〈30〉となり、勝利すれば〈50〉奪うことができる。

 敗北すると〈30〉減る。

 つまり、戦いにおいて、総合ポイントが高いほどデメリットが多くなってしまうということだ。取られるポイントの上限は500まで。


 例外として、相手〈200〉に対して自分〈60〉だった場合、ポイントが半分になっても〈0〉まで減らされる量だった場合、最低ライン〈1〉となり、戦闘を行うことができなくなる。


 改善するには月日の結果発表でポイントを稼ぐか、個人の試合や公式上の試合で勝利するしか得られなくなる。また、拠点・陣地も剥奪され、〈ARM〉起動中は自分たちのチームが活躍できる機会が失われるということになる。


 ポイントはアクティブスキルに分配すると減るが、チームポイント自体に影響はなく、減ることはない。

 相手との戦いに敗れた場合のみ、ポイントが減る。


 上が対人戦・チーム戦。領域以外で戦った場合。また、相手の了承を得ている場合に発生する。ゲームモードで「チャレンジ」オプション。


 ここでは説明がないが、「バトルロイヤル」オプションもある。こちらは〈1〉固定だが、時間以内であれば何度もリトライとなり、再度復活しては戦うことができる。場所は指定し、対戦相手はフレンドリストにある人物に限る。



 下が領域戦・拠点戦。二人以上が〈ARM〉起動中で領域・拠点にいることが条件で発生する。相手の了承関係なく発生する。

 ゲームモードで「キング」オプション。


 領域とは、拠点・陣地としている場所。つまりチームが活動している施設、家を中心に周囲30メートルを自分チームの領域として反映される。

 領域にいる間は、チームメンバーの行動力・居場所・念話(テレパシーのようなもので遠くに離れていても会話ができる。耳に指をあてる行為)を使用できる。


 行動力は、プレイヤーの攻撃速度の上昇、防御力の上昇、視界の距離拡大など様々。味方チームプレイヤー全員にパフを加えるというもの。


 居場所はプレイヤーがどこにいるのかを教えてくれる。これは、味方チームのみで、参加していないプレイヤーや敵の場所を示してくれるわけではない。


 念話は味方とやり取りすることができる機能。


 ここまでが自分チーム領域内の話。

 相手の領域について。


 相手の領域も自分チームの領域と同じで範囲は固定。その範囲(エリア)に一歩、入ると警告アラームが鳴り、相手が侵入したという合図がなる。


 敵の居場所はプレイヤーと直接会わない限りは数も場所も把握は不可能。

 侵入した敵は相手プレイヤーをすべて倒すか特定のアイテムを使用しない限りはアラームが解除されない。

 つまり、敵がいるという警告がなりっぱなしということ。


 領域に侵入した敵は自分チーム領域とは異なり、行動力の上昇やマップ機能は表示されなくなる。侵入を目的とした敵のみ限定で使えなくなるという。

 その代り、守る側は使うことができる。


 領域内に侵入して初めて戦闘が開始され、相手を倒せば、ポイントが入る。一人倒すことで3ポイント獲得し、チーム(総合)に1ポイント獲得する。


 領域内で倒し切ればボーナスとしてチーム全員に3ポイント配布されるが、領域を出てしまうともらえなくなる。

 領域外では、行動力の効果は発揮されなくなるがマップは表示されるようになる。領域外での戦いは他プレイヤーとの戦いに巻き込まれる可能性も高くなる。


 つまりPK(プレイヤーキラー)戦に持ち込まれる可能性もあるという。


 大まかな説明はここまで。

 あとはプレイ次第で情報を獲得する。明確な攻略情報はないが、アクティブスキルによるある程度の能力などの説明は表記されている。


「つまり、自分で調べていけっと」


 調べながら歩いていた結果、住まいとなる家に到着した。

 二階建てのアパートで左右に一つずつの扉が付いている。黄色と緑色の模様が描かれた大胆なアートな壁。


 扉に触れると、デバイスが反応、扉に鍵マークが表示され、デバイスから発する鍵のマークが表示されると、扉にかかっていた施錠のマークが取り外された。


 ガチャという音ともに扉が開かれる。

 その先には、キッチンとダイニングがくっついた三畳の部屋とベット付きの6畳の部屋、風呂・トイレは別々、屋上が1つ。5畳ほどの板の間。

 ノエルが初めて暮らす部屋の内部情報だった。


「これがぼくの部屋?」


 思わず圧巻な光景が広がっている。

 思っている以上の広さ、冷蔵庫にはすでに備え付けの飲み物、米。タンスに納戸、壁に穴をあけたかのような本棚。

 電気はLED製の丸型。

 窓は三重式の鍵つけ。


 デバイスと音声でスイッチのON、OFFができる。

 最高の部屋だ。


 今日はまだ太陽が沈んでいない。

 昼後の時間だ。晴天日和で風も気持ちいほど暖かく眠くなるほどに。


 外出をするためデバイスをはめたまま、財布とスマフォを持って外へ外出した。マップ情報はデバイスから獲得することができる。

 スマフォはそのほかの情報を得るために装備した。

 財布は念のため。ありえないがエアルが不足した際に、電源切れでお金の出し入れができないのだと買い物もできなくなる。一応、持っておこうという話だ。


 ある程度の地図と外観を見ながら、どこにお店があるのが学校があるのか人が集まる場所なのかを探っていく。

 直接、手に触れ、鼻で臭いをかぎ、目で資格情報を得ながら探索する。耳から音や風が囁く音色を聞き分けながらまだ見知らぬ道を歩いていく。


 郊外に出た。

 自宅から十数分ほど歩いたところだろうか。


 自宅付近はマンションやアパート、民家がいくつか点在していたが、丘を越えると一見するほど景色が変わる。

 家々で人が隠れ住むような棲み家から木々に覆われ、人気がない静かな雰囲気が風を通して伝わってきた。


 緑の木陰をより目に小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、葉が揺れる音色、緑豊かである雰囲気を心の隅々まで広がりつける。

 住んでいた所と似ている。


 匂いも場所も風景も。

 田舎育ちだったノエルにとって第二の故郷へと変わるようだった。


 人はおらず、道なり道を進んでいく。

 竹で二本に横向きにたてられた柵、和を意識したような造形物が幾度と見つかる。本島から離れ、人は限られたこの島で、手を付けた後があるが、自然を壊さない優しい手で触れられているのがなんだかほっこりとしてしまう。


 この緑を崩さない精神は、きっと緑を愛している証拠なのだろうか。


 木々から竹藪へと変わるころ、なにか金属同士たたきつける音が聞こえてくるではないか。その音は竹藪の隙間を通り抜け、ノエルの方向へと風に委ねながら空へと広がっていく。


「かじや…でもあるのかな?」


 その音がする方向へ駆け出す。

 和を意識し、緑をそのままにする人がこの先にいるのかもしれない。ノエルはただ走って、金属が鳴り響く先へ走っていった。


 火花が散る。


「危ない!!」


 胸服をつかみ、引っ張る誰かの手。強引に握られ、服はしわくちゃになるが、引っ張られた方向へ引き寄せられた時、二本の矢がノエルがいた場所に刺さった。


「!? 矢?」


 ドシャと尻もちする形で地面にたたきつけられる。

 地面に散った笹が宙を舞う。

 引っ張った手を放す一人の男。その男は剣を片手に握りながら、ノエルに向かって注意を促す。


「見ていないのか? いや、ここは危ない! 君はいま来た道を戻るんだ!」


 男は剣を構え、どこから飛んでくる矢を容赦なく弾く。軌道を失った矢は地面へと転がり、力弱く倒れこむ。鉄で作られた矢は鋭く、弾いたなかでも力を失わず、岩や木に突き刺さるのもいくつかあった。


 男に促されるまま、ノエルは立って走りだそうとするが、容赦ない矢の攻撃主によって妨害される。


「うわ!」


 行く手を阻み、逃げ場を失う。

 攻撃主の居場所から二人を射抜くの簡単。見えることは目では決して負えない。音を拾ったとしても、放った瞬間を見たとしても、攻撃主は絶対かわす自信があった。


「クソ! 妨害か!!」


 胸糞悪く吠える男。

 ノエルは申し訳なさそうに謝る。


「ごめん、ぼくが見知らずこの場所に来なければ…」


 男は首を左右に振り、それは違うと否定した。


「俺の方こそ悪い。視界が遮ると思って、敵をこの場所へ招いたのが悪かった。バトル中に民間人が入ってくるという想定を考えてもいなかった」


 男は剣を握りながら、自身の不甲斐ない対応と自己判断によって民間人を巻き込んでしまったことを悔やんだ。攻撃主は民間人とは思っていないだろう。仲間と思って攻撃を仕掛けている。


 電脳体ではない体は生身だ。データ上の矢としても放っているのは実態物。エアルの増幅によって生み出されたものは実態物を貫き、破壊する威力を持つ。

 バトル中は、本来なら電脳体として、外へ出向いているのだが、この少年(ノエル)は、そのことも知らなかった。


 つまり、今日来ると言われていた7人のなかのひとりだということ。


「あの、ぼくになにかできることはありませんか」


 男は思い悩まされている最中、ノエルに声を掛けられた。ノエルも自身の責任だと認識しているし、巻き込まれたとはいえ、情報をもっと調べていなかったのも災いして、ノエルは少しだけでも協力したいと申し入れていた。


「じゃ……」


 言葉が詰まる。籠る。

 その先の言葉は、このバトルに一緒に参加して共同するということを口から言うのが恐ろしかった。

 電脳体とはいえ、デバイスに負荷をかけ、精神的にもダメージがいくときがある。例外として水の溺れたり焼きだるま、蒸し焼きなど上げられる。

 軽く電気ショックとして痛みがはしるだけだが長時間に及ぶ拷問並みの痛みが続けば電脳体を傷つけ、脳に負荷をかけてしまう。


 来たばかりの一般人を巻き込んで、参加させるべきではない。

 男は協力してほしいという言葉を押し込んだ。


「どうしたの」


 ノエルの問いかけに、男は焦る。

 二人でくりぬけることはできる。けど、この世界のことをまだ何も知らず、順に説明もしていない民間人を巻き込むことはできない。

 けど、いつまでたっても相手の妨害を止めれず、この場所から逃げれない。


 焦りが表面へと泡立てる。

 剣を握っていた手は冷や汗で滲み、うまくつかめない。

 一本一本とミスが応じる。

 弾くも威力はそのまま流す。はじけずそのまま体へ招き入れる。矢の軌道が読めず、その攻撃を許してしまう。焦りが隙を生み、より一生焦りが増す。


 こんな状況初めてだ。

 男はどうしたらいいのかわからず、冷静さが徐々に欠けていく。


「ど……」


 デバイスが白く輝く。

 ノエルは自身のデバイスへ目を移り、そこに映し出されたロゴを見つめる。目の前に〈ARM〉と書かれた青い文字が光っている。

 これに触れよといわんばかりに点滅している。


 目を瞑っても光は消えることも遮ることもなく、光り続け、最新のウィルスかと疑いながらもその光を払いのけるかのように手を振るった。

 すると、タッチしてしまったのか、〈ようこそ〉と案内板の提示とともに、〈ARM〉の世界に関する情報が頭へと貫いた。



「ここは、俺がひき付ける。その間、にげ…――」


 男は驚愕する。

 さんざん悩んでいる最中、ノエルはこのゲームの世界に触れてしまっていた。〈ARM〉はこの大陸でしかプレイできないゲーム。


 自ら電脳体となって敵を倒し、勝利する。

 領域を奪うことから奪い取られる。日常生活を一変するあらゆる面でサポートされる機能もある。


 エアルは〈ARM〉の世界でしか得ることができない。


「まさ…か」


 男が声を掛けようとした矢先、剣が止まり矢が男の左肩を貫通する。


「っぐ」


 鈍い痛みがじわじわと広がり、背後を見ることができる穴がぽっかりと開いていた。生身では何ともないが、こうやって電脳体は見せてくるのが特徴。

 痛みと恐怖心を仰ぐ。けど、死ぬことはない。


 そんな世界を〈ARM〉が知っている。


「まだ名前名乗っていなかったね。ぼくはノエル。このゲームの攻略の仕方を教えて!」


 ノエルは今まで以上に活気に満ち溢れ、心が弾み、体が躍るかのような熱いなにかがうごめいているような感覚がしている。触れることはできないけど、それが〈ARM〉がもたらした恩恵だと思えると、払いのける選択肢はなかった。


 ノエルは男に協力を申し入れた。このゲームのクリア方法とどのようなシステムが自身たちを支えてくるのかを。

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