第20話 歌詞の問題

 7月10日。

 暑さに体が慣れてきたかなと思ってはいますが、油断はいけないですね。水分はこまめに取りましょう。


 今日は少し作曲の手法について触れてみようかと思います。


 曲作り特に歌物においては必ず「歌詞」が必要になるわけですが、曲を先に書く「曲先」と詩を先に書く「詩先」という概念があります。


基本的には曲先のほうが作曲しやすいとされているのですが、要はこれはメロディーが存在するのでそのメロディーに乗せて言葉を乗せていけば良いわけです。逆に詩先の場合はメロディーの縛りがない分言葉を自由にかけますが、その分メロディーに乗せた場合うまく乗せられないことも出てくるのでこの辺りが難しいところなのかもしれません。


まあ実際は曲先・詩先どちらが先でもその人がやりやすいように曲を作ればいいだけの話で、強制されることはないんですけどね。


曲先のミュージシャンが多いとされている中詩先の有名な方ですと槇原敬之さんがほぼ全ての楽曲が詩先になっているというインタビューがありましたが、やっぱりミュージシャンの中でも珍しいタイプの方のようです。


曲のイメージがわかない場合時などはあえて詩から書いて曲のイメージを作り出すのもありなのかもしれません。


 一度どちらも試して見て自分が作りやすいほうを選択してみてください。



というわけで今回はちょっと短めですが、「曲先」「詩先」というのは意外と重要な要素だなと思ったので書いてみました。


この連載も20回を超えましたのでそろそろ前に進めないといけないですね・・・頑張ります!


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