第3話 DTMって最初はこんな感じだった!

 さーて今回の駄猫さんは?

 駄猫です!とりあえず作曲入門の本を出して取り組んでみましたが自身の記憶力が情けなくなるくらい覚えてなくて笑えました!


 次回は駄猫打ち込みかたを思い出す

    駄猫マウスが震える

    駄猫オーディオインターフェースの設定を忘れるの三本です!


 ・・・・・・・・はい、すいません。某日曜日のアニメの次回予告的なことをやってみましたが全然ダメですね。


 さて、第二話でご紹介した作曲入門本をとりあえず3日目までしっかりとトライしてみましたが、基本的流れやコード進行などを頭の片隅から引っ張り出すことには成功したんではないかと思います。


 今回他の教本なんかでも多いのですが、ドラム⇨ベース⇨キーボード⇨メロディという流れで16小節程度の曲を作っていくというのが基本みたいですね。


 まず、ドラムについては最初バスドラム・スネア・ハイハットの三つの音を重ねていきますが、打ち込む順序としてはバスドラムかハイハットを最初にするとわかりやすいかなと思います。

 

 少し細かく話をしていくと、バスドラムは低音のドンドンっと聞こえる音を出します。よくクラブなんかだとお腹に響くような音が一定のリズムで聞こえていると思いますが、あのイメージが近いと思います。シンプルな構成で考えるとこのバスドラムは4つ、リズムでタン・タン・タン・タンと置いてみましょう。そうするとドン・ドン・ドン・ドンという形になります。これだけでなんとなくあのテレビなんかで見るクラブのドンドンというリズムのようなものができてきます。


  次にスネアですが、これは軽い感じのタン!という音がします。この軽い感じのタン!は最初の4つのドンの2つ目と4つ目に重ねて打ち込みを行います。そうするとドン・タン!(ドン)・ドン・タン!(ドン)という小気味の良いリズムができます。これだけでも「ああ、なんかドラムの打ち込み出来てる」ような雰囲気が出てくると思います。


 そして最後にハイハットですが、このハイハットは楽器として見ると二枚のシンバルが上下に重なっている形状なので開いた状態と閉じた状態の2種類の音があります。これは音源で書かれていると思いますので設定するときは注意していただきたいと思いますが、今回は閉じた状態のものを使ってください。

 閉じたハイハットの音はチッっという感じのあっさりした音がしますが、この音が実はすごい重要で音楽関係の話題でよく上がる何々ビート(4ビート・8ビート・16ビート)の部分に関わってきます。今回はまず今入力しているドン・タン!(ドン)・ドン・タン!(ドン)のすべてに音を重ねた上にドン・タン!のこの間の・の部分にも音を入力します。そうするとドン(チッ)・チッ・タン!(ドン・チッ)・チッ・ドン(チッ)・タン!(ドン・チッ)といういわゆる8ビートという形になります。


 ものすごく簡単に例えるとこのチッという音が1小節に8個あれば8ビート、16個あれば16ビートという風になりますので覚えておいてくださいませ。


 さて今まで来たドン(チッ)・チッ・タン!(ドン・チッ)・チッ・ドン(チッ)・タン!(ドン・チッ)というリズムをDTMで連続して鳴らすだけでドラムパートは一旦出来上がりです。これだけでも音楽作ってる気になれるのがDTMの面白いところですね。


 というわけで本日はこの辺にしておきたいと思います。次回はベースと鍵盤楽器の打ち込みになりますのでコードの話も次回程々に。

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