吐露(文章限定公開)

あの頃の私に届け

救いの手に成れば

きっと届く

信じてるから

死にそうな私に届け

あがけ

もっともっとあがけ



幼い頃の子頃の傷がうずいて仕方がない。

私の中の、小さな私が泣いて喚いて大変なことになっている。

私は私を愛せない。

誰も私を愛せない。

私は私の人生を生きたいのに。

私にはそれすらも許されない。

私が許されるのは、死んだときだと思う。

私が死んだときやっと、許される。


大人たちが私にかけた呪いは、まだ私を縛っている。


早く大人になれ早く大人になれ。

そうやって急かされて期待されて、大人になって

今になってようやく、私は傷だらけだったと気がついた。


私は私を愛せない。



もう誰も私を愛せない。


そのまま私は生きるしかない。

愛も甘えも許しも、私には無い。


ずっと許されないまま、私は生きるしかない。


早く早く死んでしまえ。


私など早くくたばってしまえばいいのに。


そうすればやっと、許される気がするのに。

生きていては、私は許されないのに。

早く死んでしまえ。


自殺は許されない。

罪は拭えない。

それだけは避けたいんだけど、

生きてるのももう難しくて、辛い。

生きてるだけで痛いのに。


仕事をしている場合ではない。

わかってるけど、私の存在価値はこれしかない。

それくらいわかってる。

だから、これしかない。

死なない程度に、生きるしか。誰かのために、生きるしか。



もういい歳なのに。

もう放してください。

もうほどいてください。

私は私を生きたいのに。


呪いがいつまでも解けない。


いつまでも痛い。


生きるのが辛い


頼ったり甘えてはダメ


だから、私がしっかりしなきゃ


おまえがしっかりして、助けたってくれよ。


どれも全部、私を呪う。


私を蝕む


だから生きにくい。


生きてるだけで辛い。


吐き気が辛い。知ってた。




近づかないで、さわらないで、

縛らないで

ほっといて。


期待しないで、

もう許して


あの頃の私に届け

救いの手に成れば

きっと届く

信じてるから

死にそうな私に届け

あがけ

もっともっとあがけ


死なないために。

生きていくために。

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