ヒューさんもとうとう気付きましたか。残念……いえ、心につっかえていた物がとれてよかったです。
「旦那さまのイジワルッ!」で気付いたわけですけど、これは前回の「リュックのバカァ!」と並ぶ名セリフです(^_-)-☆
作者からの返信
何となくですけれどここ数日はお兄さまの方がコメントを書いて下さっていたのかな、と思っていました。お二人で読んで下さっているのでしたら、嬉しさも二倍です!
ヒューさん、良かったですね。心穏やかに隠居生活が送れています。屋敷裏の穴も塞いでしまったことでしょう。
おっしゃる通り、「旦那さまのイジワルッ!」は前作の「リュックのバカァ!」に当たる台詞です!でも「旦那さまのイジワルッ!」の方が使われる頻度が高いですよ。
ほんとですね!
ジェレミー様ったら、恋は盲目とは、よく言ったものです(笑)
作者からの返信
ヒューさんだって、声が誰かと似ている、アナとニッキーは髪と眼の色が違うだけだ、っておっしゃっています。
ジェレミーさま、本当にニッキーしか目に入ってなかったのですねぇ。
合間妹子様に拍手です!
理由は後ほどです。
ヒューさんは観察眼と洞察力に優れていると思いました。
よくぞ、ニッキーさんの正体を見破りました。
直(じか)にニッキーさんを見ただけでは、その解答に到達しないことでしょう。
○姉弟説からの推測して、本当の弟を観察し、そして、王妃様! にたどり着きました。(○姉弟、本文に表記されおりますが、私は書けませんでした……)
以前にもセバスチャンさんが、結婚する前の王妃様が見せた変幻術について、言っていたように記憶しています。
出演がないにもかかわらず、王妃様の存在感を感じました。
その王妃様と、アナさんの魔法学院が結びついたのです!
よくぞ、たどり着きました。素晴らしい洞察力でした。
この中の王妃様の存在感が拍手の1つ目です。
アナさんもヒューさんが気付いていると分かったようです。
受け答えや仕草で分かってしまうのでしょう。
アナさんは恥ずかしがることもなく、余裕のある大人の女性でした。
ヒューさんの回(かい)でありながら、アナさんの成長振りを感じました。
この間接的な魅せ方が拍手の2つ目です。(あえて「魅」です)
そして、ラストのミニニッキーさんです!
知る人が少ないこの子の容姿で締めくくるところが、拍手の3つ目です。
多くが知らない特別感が読み手には、たまらなく心地いいのです。
王妃様の存在感、間接的に魅せるアナさんの成長、ミニニッキーさんの特別感で、合間妹子様に3拍手でした。
きっと、合間妹子様も楽しく書けたことでしょう。
ヒューさんが洞察に至るラインを見つけた時や、ミニニッキーさんで締めくくろうと考えた時など、ワクワクしたのではないでしょうか?
楽しく書けるから、楽しく読めるのですね。
私も幸せな気分を味わいました。
作者からの返信
拍手ありがとうございます。嬉しいです。
ヒューさんが洞察力に優れているというか、ジェレミーの目が節穴というか……それでもヒューさんも良く見ていらっしゃいます。
品のない言葉を使って申し訳ありません。〇姉弟もそうですが、私にしてみると何となくですが穴兄弟という言葉の方がえげつないような……どっちもどっちですか……
セバスチャンは王妃さまが変幻魔術が得意だったことを思い出し、黒猫シャルボンの正体を見破っていましたね。そうなのです、王妃さまは変幻魔術を昔よく使っていました。最近では年配の女性に化けてビアンカとクロードの結婚式に紛れ込んでいたこともありました。王妃さまの変幻魔術にルクレール家の人々は振り回されていたと考えられます。
アナはヒューさんがニッキーの正体を気付いたことを察していて、どっしりと構えていますね。仲直り後のアナは愛されているという余裕が見えますね。微笑ましいです。
アナとジェレミーの娘のミレイユはだんだんニッキーに似てきたのでミニニッキーと呼ばれるようになります。しかし、ほとんどの人が何故そんな名前なのか知らないのです。アナもヒューさんと秘密を共有して昔のことを懐かしむことが出来るのが嬉しいのでしょう。ヒューさんもこんな秘密でしたら穴に向かって叫ばなくてもいいですよね。
この話の番外編はどれも書くのが楽しかったですけれど、執事と御者のこの二つの話は特に楽しめました。主人公二人が他の登場人物の目にどのように映っているのか、そんなことを考えるのも好きです。