応援コメント

追記 御者(一)」への応援コメント

  •  そう言えばそうですね。
     送り狼(ストーカー)はヒューさんが操る馬車でした。

     つまり、知っていた以上に共犯者だったのです。

     主人の言いつけとはいえ、ややもすれば、警察沙汰です。
     困ったことでしょう。

     合間妹子様は、キャラへの目配りが行き届いていらっしゃいます。
     なので、こういう困り事・悩み事にも目が届くのでしょう。

     そして、ヒューさんの立場は第三者です。
     物語を外から眺めれば、ジェレミーさんは『美少年がお好きー』となるわけです。

     噂を禁じていなかったら、家中の者が知っていたことでしょう。
     厳しいセバスチャンさんの効果が、発揮されていた例でした。セバスチャンさん本人にも相談にいっていないようなので、本人が知るよしもありませんが……。


     今回の教訓は、「隠そうとしても、隠し切るのは難しい」であると思いました。
     普段の生活にも通ずるかも知れませんね。



     前回コメントにいただいた返信についてです。
     私の方は読んでいただけるだけで、嬉しいのです。
     途中まで読んでいただき、ありがとうございます。
     続きはどうぞ、ごゆっくり、お読みください。


    作者からの返信

     ヒューさんはルクレール家の使用人なのでジェレミーの命には逆らえませんから従属性のある共犯ということになりますね。

     罪に問われたとしたら王都警護団のリュックの出番ですが、被害者のニッキーは被害届を出していないのでしょうねー。

     送り狼のくだりを書いている時に、このジェレミーの行状は全て御者に見られているよなーなんて思ったのがこの番外編を書くきっかけでした。ヒューさんはあまりに刺激的な!現場を目撃させられて非常に悩むことになります。気の毒でたまりません。

     御者のヒューさんは外出先でのジェレミーを見ているので、セバスチャン氏よりもジェレミーの生態に詳しいといっても差し支えないでしょう。セバスチャンに何度も相談しようと考えたヒューさん、結局はしっかりと口を噤んでいたようです。

     言わなくて良かったのかもしれません。セバスチャンはセバスチャンで『素敵な奥様を迎える会』や『壁ぶち抜き隊』の活動で必死でしたから。ここで「美少年がお好きー」などと聞いたら作戦を大幅に変更してうんぬん。大混乱を招きそうです。

     ジェレミー自身は隠してもいなかったのでしょうが、周りがヤキモキヤキモキでした。気の毒なヒューさんはもうしばらく悩む日々が続きます

  • ヒューさんって、意外とお年を召されてたんですね……。

    というか、一人で胃を痛くしていて気の毒すぎます……(T_T)

    作者からの返信

    ヒューさんはある程度のお年の信心深い方という設定です。若い人ならまあ『びーえる』にも理解と耐性があるかもしれませんが、彼が初めてジェレミーとニッキーのキスを見た時の驚きといったら……気の毒で涙がこぼれます。

    これも全てジェレミーがいつまでたっても気付かなかったせいですね!

  • 仕える主が実は『びーえる』思考。これは一人で抱え込むには大きすぎる秘密。ヒューはよく胃を壊さなかったものだと感心します。

    読みながら『王様の耳はロバの耳』みたいに誰もいない所で秘密をぶちまけたらいいのにと思っていましたけど、その考えには至った時はビックリしました。結局未遂に終わりましたけど、ジェレミーの男色の秘密を守るよりもヒューの胃を守る方を優先させたほうが良いかなーって思っちゃいました。

    アナとジェレミーは本当に沢山の人に気苦労をかけていたのですね。これでもし破局していたら目も当てられなかった。

    作者からの返信

    御者のヒューさん、ある程度のお年の信心深い方なので、いくら貴族の退廃的な生活を見慣れていると言ってもショックだったことでしょう。お気の毒なことです、はい。

    丁度この番外編の構想を練っていた時ですね、無月さまのシンデレラを読んでいて裸の王様が登場してきたのです。あれ、ロバの耳と裸ってどっちがどっちだったっけ?と少々混乱しました。童話なんて本当にうろ覚えでしたね。

    ヒューさんの気苦労も全てジェレミーが気付くのが遅かったせいですね。彼も「ジェレバ会」に入会してもらいましょう。

    編集済