応援コメント

追記 執事(三)」への応援コメント

  •  やはり、あの焼き菓子にかけられた想いは、ひとしおでした。

     セバスチャンさんが大きく働きかけてできた焼き菓子でした。
     グレッグさんも大事(おおごと)になっていると気付いたことでしょう。

     使用人たちのこれまでの想いが、詰まった焼き菓子でした。
     私の想像と近く、何かホッとしました。

     まあ、焼き菓子がジェレミーさんとアナさんが仲直りするきっかけではなかったのですが、アナさんも使用人たちの想いを感じたことと思います。



     猫ちゃん変化を見抜けたのは、日頃の観察と学院で学べるほどの魔力から推測する以外に、先例があった(いた)からなのですね。

     王妃様です。

     気付きませんでした。
     王妃様に手を焼いた経験も、猫ちゃん変化を見抜ける礎(いしずえ)になったようです。

     こんな物語が絡(から)まった感じって、好きです。



     最後に、『猿ぐつわかまして手足縛ってでも連れ帰るからな』と『そういうプレイだってことで』は、実にジェレミーさんらしかったです。
     本編中に無かったのが、悔やまれるくらいです(笑)。


    作者からの返信

     そうなのです、あの焼き菓子ですよ! お気付き下さってありがとうございます。料理長のグレッグさんも気を引き締めて焼いたことでしょう。

     この焼き菓子の出来は夫婦の仲直りには関係ありませんが、まあ使用人達の気持ちというか彼らの応援も伝わってきますよね。

     王妃さまが変幻魔術だけ得意だということは少しだけ第一作と第二作で述べていました。彼女はビアンカとクロードの結婚式に年配の夫人に化けて大聖堂に潜り込んでいました。それ以前にも王家に嫁ぐ前に色々と変幻魔法を使って悪さをしていたようです。だからセバスチャン氏は変幻魔法というものの知識が少しあったのですね。

     私は今のところこの王国物語シリーズしか書いていません。それぞれの物語、登場人物が絡み合っています。最初からお読み下さっている読者の方々にはそれがお分かりのことと思います。

     この話でのジェレミーやセバスチャンの台詞、猿ぐつわ、そういうプレイ、異種間〇〇等ですね。そう言われてみると番外編の方が本編よりもよっぽど濃いかもしれません!

     次回からは「御者は見た」になります。引き続きお付き合い下さると嬉しいです。

     先週から私生活の方で色々とありまして、頂いたコメントの返事をするだけで精いっぱいです。いつも読んでくださっている亜逢さまの作品もまた落ち着きましたら読みに参ります。

  • あ、これ、セバスチャン隠居できないパターンですね……。
    絶対、親子三代にわたって仕えそうです……(≧▽≦)

    作者からの返信

    セバスチャンは何だかんだ言ってもルクレール家に仕えるのが天職だと思っていますから、体が動いて元気なうちはずっと勤め続けることでしょうね。

  • セバスチャンは陰でいろいろ苦労しているんだろうなとは思っていましたが、まさかこれほどとは。こうして視点で振り返ってみると、一番の苦労人は彼だったのかも。
    二人の関係が変わるのがもう少し遅ければ、今頃寝室の壁はなくなっていたかもしれませんね。

    作者からの返信

    無月さまのおっしゃるとおり、セバスチャンは気苦労の多い人ですよ。ミラ王妃とジェレミーが十代の頃からは特に。

    確かに、いつまでたってもジェレミーが動かなかったら『壁ぶち抜き隊』(隊長セバスチャン、隊員御者のヒュー、名誉隊員アナパパ)が黙っていなかったかもしれません。

    さて、ここだけの話、次回からはもう一人の気の毒な人視点のお話になります。お楽しみに!