セバスチャンの語りに、失礼ですけど、笑いが止まりません……!(≧▽≦)
「彼には羞恥心と言う感覚は皆無」とか、ちょっと、セバスチャンさーん!
と思わずいろいろツッコんでしまいました(笑)
これ、ジェレミーはほんと、一生頭が上がりませんね……。
作者からの返信
セバスチャンはジェレミーが生まれる前からルクレール家に仕えていますから、彼のことならほとんど何でも知っています。そのセバスチャンも流石に契約結婚のこととニッキーのことは知らないみたいですね。
とにかくジェレミーのことを語らせるなら彼以上の適任は見つかりません。今回この話を書いていて、セバスチャンも色々言いたいことはたくさんあるだろうなあ、とふと思ったのがこの番外編を書くきっかけとなりました。
編集済
なるほど、なるほど、お客さんだからアナさんを丁重に扱ったのではなく、『仕草と言葉遣い』、『気立ても良く、よその屋敷の使用人にも気を遣う』など、執事の目からも丁重に扱うに足る人物と見抜いていたようです。
着ている服の内側をも見定める眼力に頼もしさを感じました。
『若い女性を屋敷に招くとは前代未聞のことでございます』とあり、アナさんへの期待の程が伺えます。
加えてやっぱりアナさんが初めて招いた女性だったと分かります。
ジェレミーさんは堅物ではないですが、貴族にしては異質と感じられます。
そんなところも、第三者の目を通すと面白いですね。
今回は、アナさんへの期待と進展していないもどかしさを感じました。
次回は、結婚式と結婚後の語りでしょうか?
式の裏に隠れたエピソードや、シャルボンさんの件(くだり)が楽しみです。
手法についてです。
始めの部分、ジェレミーさんの設定を、うまく語り上げているなと思いました。
サブキャラにメインキャラの設定を語らせる上手な例のようでした。
ちゃんと、途中に会話文があって変化をつけています。セバスチャンさんの語り上げだけでも十分なんですが、こういう変化があると、語り上げが引き立ちますね。
計算されていると思いました。
最後に、『ボルシチだったかな?』には、笑いました。
作者からの返信
この話を書き始めた時からこのセバスチャン視点の番外編は外せませんでした。初めてルクレール家を訪れたアナは家の格の違いに肩身の狭い思いをしていたようですが、全然そんなことはなかったのですねー。むしろセバスチャンには将来の侯爵夫人として既に認められていました。
アナはジェレミーが個人的に屋敷に招いた初めての女性と言うことでセバスチャンの期待も否応なしに高まりますね。彼はジェレミーが女嫌いだと知っていても、外でニッキー少年を追いかけまわしているとは知りませんしね。
婚約しても何となくよそよそしい二人のことをセバスチャンは心配し始めます。それはジェレミーの両親も同じことです。次回はその辺りのことを述べていきます。
この話は私も主人公二人を始め他の登場人物にもかなりの思い入れがあるのです。本編では語りきれなかったことが沢山あり、それを番外編で小出しにしていけたらと思いました。他の登場人物視点で書くとまた違った見方ができますしね。
ジェレミーは基本、人の名前をきちんと覚えない人なのですね(特に女性)。これからもボルシチだけでなく、彼の名前呼び間違いは頻発してきます。