ををっ! 初めての男性主人公なのですね!
私は最近は、女性主人公、男性主人公交互の視点で書いていることが多いですが、男性主人公の視点で書くのも、楽しくて面白いです~(*´▽`*)
次回作も番外編も、楽しみにしております!(*´▽`*)
作者からの返信
ええ、そうなのです。今度はアントワーヌ君が主役の座を射止めています!私初の男性主人公なのです、今からドキドキです。
綾束さまの作品の男性陣は健気で、物語序盤から中盤にかけて報われない人が私が知っているだけでも二名、そんな方々視点だと物語も面白くなりますよね。
私も頑張る男主人公を上手く書けたらいいな、と思います。
ジェレミーさんが『当て馬として人生を終える』と言うのは、私の感覚にもありました。
なので、今作でジェレミーさんでした! の場面にはビックリしました。
癖が強すぎて主人公、いえ、準主人公には向かないと思っておりました。
しかし、合間妹子様はそんな考えなんてひっくり返して、上手に彼に活躍の場を与えたのです。
なかなかの力量と思いました。
しかも、ジェレミーさんの相手としてアナさんが生まれたんですね。アナさんは以前から暖めていたキャラに、主役を与えてあげた訳ではないんです。
だから、かみ合った夫婦であり、かみ合ってない夫婦になり得たのでしょう。
正面から作品に取り組む姿勢を感じました。
『頭を抱えたくなるくらい、じれじれカップル』と言うのは、作る側からすると作り易い状態でしょう。ただ、読み手もその『じれじれ』にうまく乗せてあげないと、読んでもらえなくなります。
合間妹子様は、その辺りも『じれじれ』一辺倒ではなく、うまく調整していたように思います。(シャルボンさんを使って、アナさんの本性を見せたりしています)
この後、番外編に行かせてもらってから、4作目に手を伸ばすつもりです。
その4作目は『頭脳明晰、冷静沈着、品行方正なアントワーヌ君』なので、期待と不安がありますね。
期待は、これまでと違った男性キャラの活躍が見れそうという期待です。
不安は、私事です。私は不安から頭のいいキャラを主人公に据(す)えるのを控えているんです。
頭がいい設定なのに、この程度? なんて、いう評価を公募で受けたことがあるのです。
だから、ちょっと、怖いんです。
なので、たくさん調べて、頭がいいと思わせる演出も、考えなくてはなりません。苦労が多いと感じています。
さらに、頭の悪いキャラ(男子)がいいこと言ったり、やったりすると、別のキャラ(女の子)に褒(ほ)めさせたり、キャラ本人を接近させたりできます。
読み手が主人公に感情移入していると、いい気分に浸れるのです。そこの利用がやりにくくなるのです。
なので、困難に挑戦された合間妹子様に敬意を抱きます。
もう、完結されているかも知れませんが、がんばっていただきたいと、心より思っております。
作者からの返信
そうなのです。ジェレミーはアメリとリュックの物語でただの当て馬役をするために生まれたキャラなのですねー。それが何と次の作品の主役を射止めて、しかもアナという可愛らしい奥さまと最後には幸せになるという運のイイ奴です。
その上、この「奥様」は今のところ王国シリーズ作七作中(六作完結一作連載中)一、二を争う人気の作品なのです! 何と言うことでしょうか!
私は気の短い方なので、意味のないジレジレとかは読んでいられないのですね。さっさとくっつけよ!と思ってそこでもう最終回に飛んで終わりということも多々あります。この作品のジレジレは意味も必要性のあるジレジレと私としては思っていますが……
黒猫のシャルボンちゃんは以前他サイトに掲載していた時には登場していませんでした。カクヨムに移ってきて改めて掲載するにあたって考え付いた新キャラなのですね。マチルダ二号もですね。彼女がジェレミーに色目を使っているのにアナはどう対抗するか、を考えていて、シャルボンが誕生したのです。それに伴い、題名も「契約結婚のススメ」から「奥様は変幻自在」に変更しました。あ、この作成秘話の部分、後書きに付け加えておこうかな……
この作品、番外編が結構あります。どれも面白いと私は自負しておりますのでゆっくりとお楽しみください。
さて、第四作は初の試みで男主人公です! しかも頭脳明晰なアントワーヌ君。アントワーヌ君は若いながらもそのやり手ぶりは十分に「貴方の隣」でも「奥様」でも発揮しているので、亜逢さまのおっしゃるような苦労は特にありませんでした。公募に出すことはないから自由に書けているということもありますね。
第四作は女性主人公でも良かったのですが、私は頑張る主人公が好きなのですね。第四作では女性主人公も努力しますが、アントワーヌ君の方がよりガンバるということと、この作品同様に相手役が誰かを途中まで伏せておきたかったので彼をメインに据えたわけです。
第四作も番外編を含めてもう完結しています。亜逢さまのおっしゃるような意味ではないですが、シリーズ主作品四作の中で書き上げるのに一番苦労したのですね。