応援コメント

第四十七条 激白」への応援コメント

  •  カッコよかったです!

     でも、ジェレミーさんでもなく、アナさんでもなく、ニッキーさんでもないんです。
     合間妹子様がカッコよかったです!

     ピアノ! ピアノです! ピアノですよ!

     ピアノの決定打が光ってます!

     何か、心に訴えるモノがバレる原因になっていると、カッコいいんです!
     思いついて書いた人がカッコいいんです!

     長くこの作品を読んでおりまして、この作品のピアノは、私が読み手として、何か忘れていると思っていたモノ、ちょっと思い出したのですが、他に気を取られてしまったモノでした。

     匂いによるヒントについては、猫さんの回で頭をよぎったのですが、ピアノはニッキーさんのために離れに用意したところで、ふと思ったのですが、別の話題に気を取られて忘れておりました。

     忘れていたところへ、アナさんがピアノを弾くシーンが現れて、『これだ!』と思って、ズンズンと読み進めました。

     ニッキーさんのアレンジ曲が出てきて、決定的になりました。

     そこへ、ジェレミーさんの来訪です。(すぐに本人とは書いておりませんでしたが、流れからすれば、読んでいる全員が分かります)

     もうここで、こじれる要素はありませんよね。
     どんな再会の絵になるのか、それを期待して読みました。

     期待以上です!

     きちんとアナさんが自分から告白しました。
     迫られてではなく、自ら言ったところがよかったです。
     しかも、ジェレミーさんよりも先です。

     本来は男が先ですよね。ジェレミーさんが遅れをとった感じでした。
     でも、そこに、アナさんの本心が露(あらわ)になったようで、大変よかったです!

     さらに期待以上だったのが、担がれていくシーンです。

     おーい! ここはよその家ですよ! アナさんの実家でもないですよ!

     そんなことを心で叫んでいたら、ちゃんと、欄外にも同じものがありましたね。
     そこも、流石でした。

     このジェレミーさんの強引さは、予想できませんでした。
     女性漫画雑誌張りと思いました。

     うーん、対象読者が違うと、ここまで持っていかないといけないのか……。勉強になりました。

     『ただじゃおかない』は、そっちの『ただじゃおかない』でした。
     前回で笑みまでは思ったのですが、この家で、ここまでとは、予想できませんでした。
     獣のように激しくなりそうです。



     ちょっと戻って、呼び方です。
     『アンタ』、『お前』など、呼び方による親密度を感じました。
     この辺りは重要と思っておりますので、拍手でした。

     気付かない読み手もいらっしゃいますので、書き手の方から積極的に書くのは賛成です。
     映画とかですと、役者さんがその役目をこなしてくれますが、書き物ですと気を付けて欲しいところは教えてあげるのが親切と思います。


     とにかく、この回はカッコよかったです!
     ああ、このために、ここまでのストーリーがあったんだなぁ、としみじみしました。



     大変よかった回なので、書こうか悩んだのですが、決定打を場外ホームランにできるかもと思ったので、気になった箇所を1つ書きます。

     背後からの拍手で振り返るシーンです。
     『ジェレミーさま!』と、アナさんの心の声、もしくはリアルの声が欲しかったと思いました。
     ただ、『張本人』という表現もよかったので、難しいところかな? とも思いました。
     (もし私なら、両方使っちゃうかも知れませんが……)




     私事ですが。
     私も、こういう隠し事や分からなかった事が、バレる時とか知れる時に、声、しゃべり方、匂い、特別な仕草などを考えておりました。
     公募に出した作品の中にピアノを聴いて、弾く当人を思い出すシーンを書きました。思い出すどころか、踊らせました。
     実は他界していても、そっくりに演奏を再現できるピアノが現実にあるのです。それを利用した作品でした。

     なんか、それを思い出してしまいました。……懐かしいなぁ……。



    作者からの返信

     熱い応援コメント、ありがとうございます。このピアノの場面は長いことネタとして温めていたのですね。是非この物語に使おうと思っていたわけでもないのです。この話のキーアイテムの一つはピアノですから、すんなりとこの場面でアナにピアノを弾かせるという筋書きができました。

     亜逢さまの感動ぶりに私の方が感動してしまいました。この回は何度も何度も読み返して、書き直したということもあって作者冥利に尽きるの一言です!

     実は私の方は匂いを失念しておりました。ジェレミーはシャルボンの匂いでは気付かなかったのですけれども、何となくシャルボンの行動などからニッキーを連想しただけに留まっていますね。人間と猫ですからなかなかそこは関連付けるのは難しいかったのでしょう。それはそうと、この時点でのジェレミーはまだシャルボンもアナだということを知りませんね。

     アナはジェレミーが訪ねてきた時には正体はバレたからと言って自分が妻の座に返り咲けるとは思ってもいません。ですから、これが最後だということで思い切って告白するのです。私はアナのこんな行動力があるところや潔い所が好きですね。

     さて、ジェレミーは遂にアナと気持ちが通じ合って、もう遠慮はしません。よそ様のお宅だろうが何だろうが……キャー! ちょっと弟のテオドール君の反応が気になるところです。帰宅してみると姉と義兄が部屋に籠って……

     さてこれからはこの二人、今までの反動でラブラブバカップルに成り下がります。次回からは覚悟の上でお読み下さい。

     人の呼び方や一人称には登場人物ごとに気を遣っています。ジェレミーはアナをアンタ、ニッキーをお前と呼んでいました。今回からはアナもお前になります。前作「貴方の隣」でもジェレミーはアメリのことを最初はアンタと呼んでいました。親しくなるにつれてアメリと名前で呼ぶようになっています。彼自身は自分のことを普段俺と言っていますが、両親の前では私となり言葉遣いも丁寧になります。姉である王妃さまの前でも同じです。

     アナが拍手を聞いて振り返るシーン、亜逢さまのような考え方もありましたか。なるほど、ためになります。私はここは失意のアナの抑えた感情をそのまま表したようなものです。まだこの時にはジェレミーは離縁状を持ってきたのだろうとばかりアナは考えていることですしね。

     亜逢さまもピアノが出てくる作品を書いておられたのですね。それにしても、公募に精力的に色々応募されているようで、頭が下がります。私はコンテストの類とは無縁で、細々と執筆活動をしておりますから。

  • きゃーっ、ついに! つーいーにーっ!!Σ( ノωノ)

    ゴダン家の方々、今夜は大混乱でしょうねえ(;´∀`)

    作者からの返信

    綾束さま、ええ遂にです!

    四十七話、12万字費やしてやっと!

    作者の私もやっと肩の荷が下りました。ハァー

    さ、ゴダン家の人々の気になる反応は? ジェレミーが訪れた時点では伯父夫婦も弟テオ君も不在ということになっています。夜勤中の従兄フランシス君ももちろんいません。

  • ジェレミー、夜な夜なそんな夢を見ていたのですか。
    それなのにガラにもなく我慢しちゃうから結果拗れて、セバスチャンにも怒られて。
    だけど真実を知った今、我慢する必要はありません。他人様のお宅だろうと大丈夫、きっと家の人も空気読んでくれますよ。くれるかな?

    作者からの返信

    ジェレミーさま、ガラにもなく誠実で一途なのですね。だからアナのことが気になっていたのにも拘わらず……ニッキー一筋なのだと自分に言い聞かせていたのでしょう。ハァ……

    ジェレミーがアナを拉致して部屋に閉じこもりました。さあ、ゴダン家の面子はどう出るでしょうか?

    アナの伯父夫婦の反応は?
    ジェレミーのことをDV夫と疑っていた弟テオ君は?
    ニッキーの正体を知っている従兄ののフランシス君は夜勤でいない筈?