応援コメント

第三十六条 厨房」への応援コメント

  •  うーん、アナさんの普段着って、侍女さんたちよりも粗末だったんですね。
     これまで、そこまでとは思っていませんでした。

     思った以上に不憫だったようです。

     しかし、外見より中身です。
     料理の知識や学ぶ態度に厨房の人たちも、親しみを感じてきているようでした。

     合間妹子様の外と内のギャップ表現が効いていました。

     アナさんに楽しむ場ができてよかったです。
     ストレス発散になることでしょう。


     ストーリーはその食材となるハーブを摘むという流れで進行します。
     つなげ方が絶妙です。
     何の疑いも無く、読み手を、あの場面に誘(いざな)いました。


     あの場面、いうまでもなく、ジェレミーさんが友人の奥方に言い寄られている場面です。

     この奥方、ジェレミーさんとの付き合いは短いのではないでしょうか?

     好き嫌いがハッキリしているジェレミーさんと分かっていれば、そっけない態度を感じれば、言い寄っても無駄と分かるはずです。

     あまり知らないのに、言い寄ってきている様に思えました。
     つまり、外見に引き寄せられただけです。
     そんな薄っぺらな情愛にジェレミーさんがなびくとは思えません。

     ですが、友人を傷付けまいと、耐えるジェレミーさんです。

     アナさんが飛び出すのも分かる気もしますが、こういう一筋縄にはいかない女性を相手に、下女の姿で立ち向かえるのでしょうか?

     次回の見せ場に期待が向きますね。


     なにか、今回は前半と後半で違う内容ように見えますが、『外見』というキーワードで、つながっているようにも思えました。

     合間妹子様のストーリー構成、大変勉強になります!



    作者からの返信

     はい。アナが婚約前に着ていたものはルクレール家の侍女のお仕着せよりも粗末でした。それはアナもジェレミーに自分を売り込みに屋敷に来た時にひしひしと感じていました。

     それでも、厨房で働こうと思ったら貴族の奥さまの恰好では汚れるし邪魔になるしで実用的ではありません。厨房の使用人にも最初は敬遠されていましたが、アナが本気で料理を学びたいと思っていることが伝わったのでしょうね。

     アナも少しずつ婚家での自分の居場所を作りつつあります。思い切ってセバスチャンに頼んで良かったですね。

     さて、アナはハーブを摘むために勝手口から屋敷の外に出ます。お気づき下さってありがとうございます。ジェレミーが悪女の毒牙にかかりそうなところ、どうやってアナと鉢合わせさせようか迷っていたのですね。不自然にならないようにバッタリ、という展開にしたかったので少々考えました。

     ジェレミーに言い寄ってくる女性はどうも自分に相当自信がある方ばかりのようです。ジェレミーが女嫌いということも、女を前面に武器として押し出してくるタイプが一番苦手だということも理解しようとしません。付き合いが長い短いの問題ではないのです。アナのような控えめな女性が妻の座に収まったことも彼女たちには最大の謎なのです。

     ということで友人ロイックの悪妻に迫られているジェレミーの危機?に思わずみすぼらしい格好で飛び出したアナです。どう対峙するのでしょうか?

     次回をお楽しみに。

  • 最初は溝があった厨房の方々も、アナの真摯な姿を見て変わっていきましたね。次はジェレミーとの関係を変える番、って思っていたら……

    こらー、なにを堂々とやっとるかージェレミーから離れろー(# ゚Д゚)
    修羅場、楽しみにしています。

    作者からの返信

    グレッグ料理長はサンレオナール料理の鉄人です。無月さまのシンデレラも是非旅の途中に寄って下さい。

    さて、マチルダ二号にしつこくせまられているジェレミーの所へ居ても立ってもいられず駆けつけるアナですが、修羅場はどうなるでしょう。

    1アナとマチルダ二号の取っ組み合いの喧嘩
    2サンドリヨンと仲間の動物達が排〇物攻撃
    3アントワーヌとドウジュが現れ、本家のマチルダ同様恥ずかしい制裁を加える

    気になる答えは次回のお楽しみ!

  • きゃーっ、この後、どうなるんでしょう!?
    楽しみにしています~(*´▽`*)

    作者からの返信

    綾束さま、レビューのコメントありがとうございます!
    まだまだこれからもこのじれったい二人にお付き合いくださると嬉しいです。

    次回は修羅場の予感……