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2019年5月3日 08:28
冒頭の『ニッキーの消滅』に少々ショックを受けました。 その通りなんですが、改まって示されると寂しいものを感じます。 アントワーヌさんからの報告の表現は過不足なく、スッと目になじむように入ってまいりました。 合間妹子様の文章が洗練されていると感じました。 内容としてもアントワーヌさんは必要最小限を伝えて、無用な心配を与えないようにしています。紳士を感じました。 そして、首謀者のマチルダさんは、引きこもり? になったようです。誰かに行動を知られた、今でも監視されているのでは? との恐怖が付きまとっているのでしょう。 気の毒ではありますが、おっしゃるとおり自業自得ですね。 ジェレミーさんって、思った以上に交友関係が広く深いようです。 友人の家族も招くなど、なかなか無いのではないでしょうか? ただ、貴族となると事情が違うのかも知れませんが……。 友人が奥方を連れてくるなら、アナさんも出席するのでは? とも思いますが、ジェレミーさんはそこまで考えていないようです。 その招かれた友人の奥方が、なぜ、ここの奥方が出てこないのだろう? と心配に思うところから、噂に発展するかも知れません。まあ、交友関係が広ければ、遅かれ早かれ、不仲説は知れ渡ってしまうでしょう。 そうなると、ジェレミーさんが必要とする女避けの役に立ちません。ある程度体面は保っておかないといけない、と2人は気付くのでしょうか? 実のところ、私はこの対人関係としての体面と、普段の希薄な関係のギャップを楽しめると期待しておりました。今のところ表現されていないようです。 手紙のやり取りは、なにも無いよりはいいですね。それに、手紙は残ります。ジェレミーさんの方も、アナさんからの手紙を、きちんと残していたりして……。 学院で友人ができにくいのは、当然と思います。 編入したのが既婚女性、年下の子たちが気軽に声をかけられません。 特に異性にとっては人妻同級生と、色っぽい形容が、はびこりかねません。人妻に声をかけるなんて、漫画ならともかく、10代にとってはハードル高過ぎですよ。 同性としても異質感はあるでしょう。 結婚に興味がある同性は聞きたいこともあるとは思いますが、それは知識であって友人としてどうなのか? という疑問が残ります。 そういうことを想像するに、声をかけずらいと思いました。 もし、学院で友人を持とうと考えるのなら、アナさんが積極的にならないといけないのでしょう。 使用人たちとは良好のようなので、アナさんの救いになっている気がします。 でも、それだけでは足りないのかも知れません。 ウツなど、目に見えにくい病気になったら、ジェレミーさんにも迷惑が及びます。 アナさんにストレス発散の場が、いくつかあると嬉しいのですが……。 ニッキーさんの復活! ないでしょうねぇ……。
作者からの返信
はい、ニッキーは消滅してしまっています。「第三十条 消滅」の最後に私は書きました。「それ以来、ジェレミーが飲み屋でニッキーを見かけることは二度となかった」と。残念ながらジェレミーが飲み屋でニッキーを見かけることはもう二度とないのです。けれど、飲み屋以外の場所では……今の時点ではノーコメントなのです! アントワーヌとドウジュは全てを知っています。でもアナには最小限の報告だけをしていますね。もう心配はいらないということだけをアナには知っていて欲しかったのでしょう。 マチルダは、まあしょうがないですね。そのうち外出もできるようになって、ドウジュの言った通りにその辺のボンクラ貴族に嫁いでのうのうと暮らせることになるのではないでしょうか。 ジェレミーは友人たちと遊び歩いています。結婚したということでとりあえず熱烈なファンからの攻撃?は止み、彼は契約結婚も悪くないと思っているのではないでしょうか。しかし、アナと別行動ばかりしているとそのうち不仲説が流れますよ! 私も実はこの作品を書き終わってみて、もっと仮面夫婦としての外面と屋敷での冷え切った関係のギャップを書けば良かったかなーなんて少々後悔していました。結婚したこれからも色々とイベントが盛りだくさんでなかなかそこまで手が回らなかったと申しますか…… 貴族のお屋敷は何せ広いです。家庭内別居なんて簡単です。事務連絡はセバスチャン経由もしくはメモのやり取りです。猫の額のような我が家ではそうはいきません。 アナの同級生は皆十代半ばですからね。年の差五、六歳は大きいです。アナが馴染めないのも無理ありません。下手をすれば教師の方がよほど年が近いでしょう。 屋敷でも学院でも孤独なアナですが、唯一の救いはルクレール家の使用人達が親切だということです。彼らはセバスチャンの教育がなっていますからね。 次回はアナのストレス発散の場になるかどうか、グレッグ料理長による「きょうの料理」開催です。いかん、テーマ曲が頭の中をグルグルし始めました。タッタタタタタタタッタッター♪タッタタタタタタタッタッター♪
2018年6月5日 19:30
屋敷の使用人との関係は良好ですけど、学院での様子はちょっと寂しいですね。仲の良いお友達でもできたらいいんですけど。マチルダに付きまとわれなくて、ジェレミーは一安心ですね。もちろんアナも。もし結婚前のように彼女がちょっかいをかけ続けていたら、アナはストレスで胃に穴が空いていたかも。
ルクレール家の使用人は皆さん親切な人達ばかりです。次回はグレッグ料理長によるクッキング教室開催ですよ。マチルダにつきまとわれて胃に穴が開くのはきっとアナよりもジェレミーの方でしょう。
冒頭の『ニッキーの消滅』に少々ショックを受けました。
その通りなんですが、改まって示されると寂しいものを感じます。
アントワーヌさんからの報告の表現は過不足なく、スッと目になじむように入ってまいりました。
合間妹子様の文章が洗練されていると感じました。
内容としてもアントワーヌさんは必要最小限を伝えて、無用な心配を与えないようにしています。紳士を感じました。
そして、首謀者のマチルダさんは、引きこもり? になったようです。誰かに行動を知られた、今でも監視されているのでは? との恐怖が付きまとっているのでしょう。
気の毒ではありますが、おっしゃるとおり自業自得ですね。
ジェレミーさんって、思った以上に交友関係が広く深いようです。
友人の家族も招くなど、なかなか無いのではないでしょうか? ただ、貴族となると事情が違うのかも知れませんが……。
友人が奥方を連れてくるなら、アナさんも出席するのでは? とも思いますが、ジェレミーさんはそこまで考えていないようです。
その招かれた友人の奥方が、なぜ、ここの奥方が出てこないのだろう? と心配に思うところから、噂に発展するかも知れません。まあ、交友関係が広ければ、遅かれ早かれ、不仲説は知れ渡ってしまうでしょう。
そうなると、ジェレミーさんが必要とする女避けの役に立ちません。ある程度体面は保っておかないといけない、と2人は気付くのでしょうか?
実のところ、私はこの対人関係としての体面と、普段の希薄な関係のギャップを楽しめると期待しておりました。今のところ表現されていないようです。
手紙のやり取りは、なにも無いよりはいいですね。それに、手紙は残ります。ジェレミーさんの方も、アナさんからの手紙を、きちんと残していたりして……。
学院で友人ができにくいのは、当然と思います。
編入したのが既婚女性、年下の子たちが気軽に声をかけられません。
特に異性にとっては人妻同級生と、色っぽい形容が、はびこりかねません。人妻に声をかけるなんて、漫画ならともかく、10代にとってはハードル高過ぎですよ。
同性としても異質感はあるでしょう。
結婚に興味がある同性は聞きたいこともあるとは思いますが、それは知識であって友人としてどうなのか? という疑問が残ります。
そういうことを想像するに、声をかけずらいと思いました。
もし、学院で友人を持とうと考えるのなら、アナさんが積極的にならないといけないのでしょう。
使用人たちとは良好のようなので、アナさんの救いになっている気がします。
でも、それだけでは足りないのかも知れません。
ウツなど、目に見えにくい病気になったら、ジェレミーさんにも迷惑が及びます。
アナさんにストレス発散の場が、いくつかあると嬉しいのですが……。
ニッキーさんの復活! ないでしょうねぇ……。
作者からの返信
はい、ニッキーは消滅してしまっています。「第三十条 消滅」の最後に私は書きました。「それ以来、ジェレミーが飲み屋でニッキーを見かけることは二度となかった」と。残念ながらジェレミーが飲み屋でニッキーを見かけることはもう二度とないのです。けれど、飲み屋以外の場所では……今の時点ではノーコメントなのです!
アントワーヌとドウジュは全てを知っています。でもアナには最小限の報告だけをしていますね。もう心配はいらないということだけをアナには知っていて欲しかったのでしょう。
マチルダは、まあしょうがないですね。そのうち外出もできるようになって、ドウジュの言った通りにその辺のボンクラ貴族に嫁いでのうのうと暮らせることになるのではないでしょうか。
ジェレミーは友人たちと遊び歩いています。結婚したということでとりあえず熱烈なファンからの攻撃?は止み、彼は契約結婚も悪くないと思っているのではないでしょうか。しかし、アナと別行動ばかりしているとそのうち不仲説が流れますよ!
私も実はこの作品を書き終わってみて、もっと仮面夫婦としての外面と屋敷での冷え切った関係のギャップを書けば良かったかなーなんて少々後悔していました。結婚したこれからも色々とイベントが盛りだくさんでなかなかそこまで手が回らなかったと申しますか……
貴族のお屋敷は何せ広いです。家庭内別居なんて簡単です。事務連絡はセバスチャン経由もしくはメモのやり取りです。猫の額のような我が家ではそうはいきません。
アナの同級生は皆十代半ばですからね。年の差五、六歳は大きいです。アナが馴染めないのも無理ありません。下手をすれば教師の方がよほど年が近いでしょう。
屋敷でも学院でも孤独なアナですが、唯一の救いはルクレール家の使用人達が親切だということです。彼らはセバスチャンの教育がなっていますからね。
次回はアナのストレス発散の場になるかどうか、グレッグ料理長による「きょうの料理」開催です。いかん、テーマ曲が頭の中をグルグルし始めました。タッタタタタタタタッタッター♪タッタタタタタタタッタッター♪