応援コメント

第三十条 消滅」への応援コメント

  •  ジェレミーさんも結婚を前にして、心が揺れているのでしょうか?
     一段ギアを上げたようです。

     王宮楽士とその紹介状という餌を釣り針に付け、だめなら、ピアノと住居の餌に付け替える。
     でも、魚のニッキーさんは、食いついてくれない。

     うーん、王宮楽士がダメなら、自ら囲う、いいえ、囲った上で王宮に働きに出そうと企てていたのでしょうか?

     とにかく、ニッキーさんを自分の生簀(いけす)に飼いた……、手元に置きたかったようです。

     ニッキーさんは当然断るのですが、ジェレミーさんは悲しそうな表情になってしまいます。
     ニッキーさんのすぐ前にいて、2人きりでなんです。
     目の前で、そんな悲しい顔を見せつけられて、アナさんとしては心が痛いことでしょう。

     その表情を見せている相手が、自分ではなくて、他の人(男性?)であり、でも、自分なんです。
     このややこしさが、さらに、アナさんを苦しめそうです。


     一方、ジェレミーさんは、ニッキーさんが断るのは、アナさんとの結婚が理由と思っているようです。
     彼にしてみれば、アンさんとの契約結婚のために、ニッキーさんを失う瀬戸際なのです。

     自分で決めた契約結婚ですが、苦々しく思い、その満たされない矛先がアナさんに向かうかも知れません。

     この幻の三角関係(言葉を使わせていただきます)が、さらに深まった印象です。

     読み手といたしましては、このハラハラドキドキ感がたまらないです!


     実に、面白い関係をストーリーに持ち込んだものだと思いました。
     楽しみが膨らみます!


    作者からの返信

     この時点ではジェレミーが何を考えているのかは明らかにしていません。物語の最後の方で分かるようになっています。

     ちょっとズルい気がしますね。侯爵令嬢のアナと結婚して平民ニッキーは愛人として離れに住ませようだなんて。

     ジェレミーはニッキーがどうしてこんな美味しい!申し出を断るのかが分かりません。きっと自分がもうすぐ結婚することが原因だと思っているのですね。まあそうなのですが、少々ニッキーにはややこしい事情がありますねぇ。

     ニッキー(アナ)にしてみれば辛い所です。ジェレミーを傷つけたり悲しませたりしたくはないけれど、断腸の思いですね。ニッキーもアナもジェレミーがそこまでニッキーのことを好きだったとは思ってもいなかったようです。

     そしてニッキーは消えてしまいました。ジェレミーとアナの関係はどうなっていくのでしょうか?

     亜逢さまにこの物語も楽しんでいただけているようでとても嬉しいです。

  • ジェレミー君め、瞬間移動程度に追いつけないなんて愛が足りてない証拠だ!

    作者からの返信

    日々の鍛錬にもかかわらず、ニッキーには翻弄されるばかりのジェレミー。後日「チートな能力には適わねえよ」とボヤいております。

  • ニッキーへの優しさが痛い。激しいキスも、今は涙の味しかしませんよ。
    アナはジェレミーの事が好きで、ジェレミーはニッキーのことを気に掛けていて、ニッキーとアナは同一人物。だったらもうラブラブになっちゃいなよとは思うのですが、そう簡単にはいきませんね。
    姿を消したニッキー。アナとジェレミーの心中が気になります。

    作者からの返信

    はい、切ないですね。本日の脳内ソングは「涙のキッ〇」でした。

    ニッキーが消え、三角形の二頂点が融合し三角関係終了、晴れて両想い、めでたしめでたし!となるでしょうか!?

    編集済